関美和のレビュー一覧
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この本は、スターバックスインターナショナルの社長を務めたハワード ビーハーがスターバックスを世界一にするための大切にしてきた10個の原則について書かれている。私は、その中でも特に
・自分に正直になる かぶる帽子を一つにする。
・大きな夢を持つ
「YES」は世界で一番パワフルな言葉である
の二つが印象に残った。
「自分に正直になる」 の章では、帽子というものを自分の考え方、自分をどのように人に見せているものかという意味で使われている。この帽子を色々かぶり分けていろんな自分を見せていると、疲れるし無理が生じる。そんなかぶり分けるような何個もの帽子を持たずに一つの帽子 -
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アイディアは世に出して形にしてこそ価値がある。
優れたアイディアを思いつくことも重要だし、才能あることだが、それよりもはるかに重要なのがきちんと実現する力。というお話。
アイディアを形にするには、整理力、仲間力、統率力が必要だとのこと。
整理力は、単に整理する力というよりも、優れたアイディアの推進力を失わせないための枠組みが重要なのだと理解した。習慣や、気分を高める、かっこよく、愛着の持てる、お気に入りなツールを持つことの重要性は確かに高い。
仲間力、統率力の話は、正直読んでいてどんどんとモチベーションが上がっていくような話ばかりだった。特に琴線に触れたのは、「違いがセレンディピティを生 -
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「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」 ~ トーマス・エジソン
本書の冒頭はこの格言から始まります。
なんだか、どうせアイデアひらめいたって、その後もんのすごい苦労が待っるよっていう、説教じみた例のあの格言ねと一掃されそうですが、本書はアイデアを具体的に形にしていくための努力を体系化したおそらく初めての指南書ではないかと想います。
著者は、TEDと並んで尊敬するプロジェクトのひとつ「99%」の代表スコット・ベロスキ氏です。クリエィティブなアイデアをもつ人達をどうやって実行に導くかというシンクタンクを運営されています。
本書は、せっかく思いついたアイデアを形にするべく以下のポイン -
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タイトルからは「いかにアイデアを作り出すか」を想像させるが、内容は「いかにアイデアを形にしていくか」のハウツもの。「整理力」「仲間力」「統率力」の3点について、著者が接してきた著名人の話を織り交ぜながら、アイデアを形にするためのノウハウを示している。
自分が思いついたアイデアは「世界でウン万人も思いつき、それを実行に移すのは百人程度で、さらに成功するのは一人いないかどうか」と言われる。本書の通り実施しても、必ずや成功するわけではないが、普段の心構えやライフハックのネタとしては、気づきを得ることができた。特に『レファレンスを保存する一番のメリットは、取り散らかったものを減らすことと、心の平穏の2 -
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彼のような人間が共同経営者だったということは初めて自分も知りました。スターバックスがあそこまで巨大な企業になりおおせたのは、彼の存在が大きかったのだと思います。
この本はスターバックスに関するものがちょっと読んでみたくていろいろ調べてみて、ピンときたので手にとって読んでいました。ハワード・シュルツが書いた『スターバックス成功物語』は大学時代に読んで大きな感銘を受けたんですが、『スターバックス再生物語』という彼が書いた本をこれから読むんですけれど、そんなにあそこってかつて経営が傾いていたのかと思ってびっくりしました。この本はそのスターバックスを世界的な大企業にハワード・シュルツと一緒に押し上げ -
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スタバ好きの私にとって、スタバ関連の楽しい書籍はいくつかありますが、これはそうした読み物とは一味違う大切な原則がまとめられた「教科書」的な書籍です。ビジネス、経営、マネジメント、人間関係などあらゆる方面から学ぶことができます。
「経営者のもっとも重要な仕事は自由を与えること」「安心して意見を口にできるような組織をつくらなければならない」など、心に響く内容が盛り込まれています。
またそうした理念が単なる机上の空論ではなく、実際の現場から生まれてきたことに感動しました。特に「困難に立ち向かう」に書かれている悲劇には本当に驚きましたが、それでも真実と向き合って立ち上がっていく姿に力強さを感じました。 -
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ネタバレ格差はどこから生まれるのか。なぜイギリス人がアボリジニを支配して、逆にアボリジニがイギリスを侵略することが起きなかったのか。本書はその問いから始まる。
人口の増加を狩猟で支えうことが出来なくなった社会は強制的に農耕へ移行するしかなくなり、農耕が余剰を生み出し、農耕が文字を、官僚制度を、軍隊を、権力を生み出したという、すべては余剰に突き動かされていた。オーストラリアはこれに従えば農地を耕さなくても生活の営みが可能だった。だから余剰を記録する文字も生まれなかった。
続いて市場社会の誕生の話に移り、かつては商品ではなかった、「労働力」、「土地」が囲い込みを通じて、かつて領主との使役関係にあった農 -
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本当にこの本のように生きられたら幸せだ
私は私の事をどこかで疑って信じきれず、結局普段と変わらない世界から抜け出せずにいる。
毎日ちゃんと会社に行って仕事して、休みは自分の好きな映画を見たり、ご飯を食べに行ったり。平凡で大切な事だけど、新しい事や挑戦を怖がっている自分をいつも感じている。
どうせ失敗するとか、上手くいかない想像だけでは体感できるほど具体的で得意だ。どうしてそんな考え方になってしまうのか、分からないけど、それが自分を固く縛り付ける足枷だという事ははっきりしている。
この本のように、自分の人生の新しい扉を開きたいと思った。もっと人との関係をしっかり繋いで、じっくり自分の人生と向 -
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