関美和のレビュー一覧
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「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」 ~ トーマス・エジソン
本書の冒頭はこの格言から始まります。
なんだか、どうせアイデアひらめいたって、その後もんのすごい苦労が待っるよっていう、説教じみた例のあの格言ねと一掃されそうですが、本書はアイデアを具体的に形にしていくための努力を体系化したおそらく初めての指南書ではないかと想います。
著者は、TEDと並んで尊敬するプロジェクトのひとつ「99%」の代表スコット・ベロスキ氏です。クリエィティブなアイデアをもつ人達をどうやって実行に導くかというシンクタンクを運営されています。
本書は、せっかく思いついたアイデアを形にするべく以下のポイン -
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タイトルからは「いかにアイデアを作り出すか」を想像させるが、内容は「いかにアイデアを形にしていくか」のハウツもの。「整理力」「仲間力」「統率力」の3点について、著者が接してきた著名人の話を織り交ぜながら、アイデアを形にするためのノウハウを示している。
自分が思いついたアイデアは「世界でウン万人も思いつき、それを実行に移すのは百人程度で、さらに成功するのは一人いないかどうか」と言われる。本書の通り実施しても、必ずや成功するわけではないが、普段の心構えやライフハックのネタとしては、気づきを得ることができた。特に『レファレンスを保存する一番のメリットは、取り散らかったものを減らすことと、心の平穏の2 -
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彼のような人間が共同経営者だったということは初めて自分も知りました。スターバックスがあそこまで巨大な企業になりおおせたのは、彼の存在が大きかったのだと思います。
この本はスターバックスに関するものがちょっと読んでみたくていろいろ調べてみて、ピンときたので手にとって読んでいました。ハワード・シュルツが書いた『スターバックス成功物語』は大学時代に読んで大きな感銘を受けたんですが、『スターバックス再生物語』という彼が書いた本をこれから読むんですけれど、そんなにあそこってかつて経営が傾いていたのかと思ってびっくりしました。この本はそのスターバックスを世界的な大企業にハワード・シュルツと一緒に押し上げ -
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スタバ好きの私にとって、スタバ関連の楽しい書籍はいくつかありますが、これはそうした読み物とは一味違う大切な原則がまとめられた「教科書」的な書籍です。ビジネス、経営、マネジメント、人間関係などあらゆる方面から学ぶことができます。
「経営者のもっとも重要な仕事は自由を与えること」「安心して意見を口にできるような組織をつくらなければならない」など、心に響く内容が盛り込まれています。
またそうした理念が単なる机上の空論ではなく、実際の現場から生まれてきたことに感動しました。特に「困難に立ち向かう」に書かれている悲劇には本当に驚きましたが、それでも真実と向き合って立ち上がっていく姿に力強さを感じました。 -
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人間がどれだけ「思い込み」や「印象」で世界を見ているかを、統計データを使って解説していく本だった。
ニュースやSNSを見ていると世界はどんどん悪化しているように感じるが、実際には改善している部分も多い、という視点はかなり印象に残った。「感情ではなくデータを見る」という姿勢の大切さを改めて感じる。
一方で、内容はかなり反復的でもある。序盤で本書の主張はほぼ提示されており、その後は様々な例を使った確認作業のようにも感じた。ただ、それも“認知のクセを矯正する訓練”として意図的なのだと思う。
世界を楽観視する本というより、「極端に捉えず、冷静に世界を見るための本」だった。 -
Posted by ブクログ
私たちは、世界を驚くほど正確に見ることができていない。本書を読んで痛感したのは、人間は「正しさ」よりも、インパクトが強く、感情を揺さぶる「物語」に支配される生き物だということだ。
特に印象的だったのは、アフリカに対する認識の遅れだ。多くの日本人が未だに「アフリカ=貧困」というイメージを抱いている。それはメディアが、視聴者の期待する「田舎の風景」や「貧しい子供たち」という物語を切り取り続けているからに他ならない。都市部の急速な発展という「事実」は、物語としての強烈さに欠けるために見過ごされ、私たちの記憶はアップデートされないまま放置されている。
では、こうした情報の罠にどう立ち向かうべ -