関美和のレビュー一覧
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この本は、スターバックスインターナショナルの社長を務めたハワード ビーハーがスターバックスを世界一にするための大切にしてきた10個の原則について書かれている。私は、その中でも特に
・自分に正直になる かぶる帽子を一つにする。
・大きな夢を持つ
「YES」は世界で一番パワフルな言葉である
の二つが印象に残った。
「自分に正直になる」 の章では、帽子というものを自分の考え方、自分をどのように人に見せているものかという意味で使われている。この帽子を色々かぶり分けていろんな自分を見せていると、疲れるし無理が生じる。そんなかぶり分けるような何個もの帽子を持たずに一つの帽子だけをかぶり、背伸びをせず、また卑屈にもなる必要もなく、自分というものをしっかり持ち行動することが大切だと書かれている。そうすれば、何をするにも簡単になるし、自分を大切にするようになる。人の目を気にせず自分の信念で行動できるようになる。
「かぶる帽子をひとつにする」ことは、自分を見出し、人生の意義を探求する旅路の始まりであり、終わりでもある。
「大きな夢を持つ」の章では、とにかく「YES」と言ってみようと。「NO」は力を持った言葉のように聞こえるが、「YES」にはかなわない。「YES」というには責任が必要だし、その言葉にはいろんな夢も詰まっている。 -
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アイディアは世に出して形にしてこそ価値がある。
優れたアイディアを思いつくことも重要だし、才能あることだが、それよりもはるかに重要なのがきちんと実現する力。というお話。
アイディアを形にするには、整理力、仲間力、統率力が必要だとのこと。
整理力は、単に整理する力というよりも、優れたアイディアの推進力を失わせないための枠組みが重要なのだと理解した。習慣や、気分を高める、かっこよく、愛着の持てる、お気に入りなツールを持つことの重要性は確かに高い。
仲間力、統率力の話は、正直読んでいてどんどんとモチベーションが上がっていくような話ばかりだった。特に琴線に触れたのは、「違いがセレンディピティを生む」、「健全な不一致がなければ無関心がとってかわる」という言葉。恥ずかしさや対立への懸念もあるのは当然だが、そこを乗り越えた先にこそ本当に得るものがあるのだと感じさせられた。 -
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「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」 ~ トーマス・エジソン
本書の冒頭はこの格言から始まります。
なんだか、どうせアイデアひらめいたって、その後もんのすごい苦労が待っるよっていう、説教じみた例のあの格言ねと一掃されそうですが、本書はアイデアを具体的に形にしていくための努力を体系化したおそらく初めての指南書ではないかと想います。
著者は、TEDと並んで尊敬するプロジェクトのひとつ「99%」の代表スコット・ベロスキ氏です。クリエィティブなアイデアをもつ人達をどうやって実行に導くかというシンクタンクを運営されています。
本書は、せっかく思いついたアイデアを形にするべく以下のポイントで語られていきます。
・実現したいアイデアがある:せっかく思いついたアイデアが実現しないことは日常茶飯事で、なぜかというと「そもそも創造性に実行を妨げる性質があるからです」と問いています。
・アイデア実現力=発想力+整理力+仲間力+闘争力:アイデアを実行に移す基本的なフレームワークだとした上で、それぞれの詳細について紹介していきます。
・整理力をみにつければ、アイデア管理・実行できる:驚きなのは、整理力を大項目の中にいれてきたことです。特にクリエィティブな人(自称クリエィティブで、実際はだらしない人も含まれますが・・)は、複数のことが頭に浮かんで整理整頓できない人が多いように見受けられます。
・仲間力はお金に換えられない価値があり、しかもあなたの周りにある:ソーシャルのこの時代にぴったりの内容になっています。昔では考えられないような人とのコミュニケーションが可能な現代では必須な内容と言えるでしょう。
・イノベーションを具現化するには、自分のスタイルにあった統率力が必要である:思いついたらすぐ行動ももちろんですが、ある程度の規模、それも明らかに自分の24時間だけでが達成できない事柄には、人々を統率する力やビジョンの提示が必要になるでしょう。
おそらく、アイデアを形にするための方法論を体系化したのは、本書が初めてだと思います。創造性や生産性のシンクタンクを運営する「99%」の代表スコット・ベロスキ氏ならではの、精神論+具体性を持ったアクション満載の内容になっています。
・思いつきで行動して失敗しちゃう人
・アイデアを頭で牛のように反芻している間に忘れちゃう人
・そんな両極端でないにしても、なんだか実行に移せない人
にオススメです!! -
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タイトルからは「いかにアイデアを作り出すか」を想像させるが、内容は「いかにアイデアを形にしていくか」のハウツもの。「整理力」「仲間力」「統率力」の3点について、著者が接してきた著名人の話を織り交ぜながら、アイデアを形にするためのノウハウを示している。
自分が思いついたアイデアは「世界でウン万人も思いつき、それを実行に移すのは百人程度で、さらに成功するのは一人いないかどうか」と言われる。本書の通り実施しても、必ずや成功するわけではないが、普段の心構えやライフハックのネタとしては、気づきを得ることができた。特に『レファレンスを保存する一番のメリットは、取り散らかったものを減らすことと、心の平穏の2つです。』には、共感いっぱい。やっぱり気になると、集中できないけど、いったんどこかにしまっておくという安心感により、本来すべき作業に集中できますね。 -
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彼のような人間が共同経営者だったということは初めて自分も知りました。スターバックスがあそこまで巨大な企業になりおおせたのは、彼の存在が大きかったのだと思います。
この本はスターバックスに関するものがちょっと読んでみたくていろいろ調べてみて、ピンときたので手にとって読んでいました。ハワード・シュルツが書いた『スターバックス成功物語』は大学時代に読んで大きな感銘を受けたんですが、『スターバックス再生物語』という彼が書いた本をこれから読むんですけれど、そんなにあそこってかつて経営が傾いていたのかと思ってびっくりしました。この本はそのスターバックスを世界的な大企業にハワード・シュルツと一緒に押し上げた男による、ビジネス哲学ともいえる本です。
紹介文の中にあった『自分に正直になる、自主的に考える、信頼を築く、責任をもつ、大きな夢をもつ…。』というのは組織のリーダーとして、お客様に尽くす社員として、そして一人の人間として、本当に大切な原則というものは人生のあらゆる場面で共通している、ということを再認識させられるものでした。
彼は大学でMBAなどをとっているわけでもなく、ひたすら実践の人で、人に尽くしたいから家具メーカーからスターバックスに転職した、というエピソードを読んで、シュルツとはまた別な資質を持つ人間で、彼ともう一人の人間との意思疎通があったからこそ、あそこまでの大企業になったのだなと感じました。
僕はもう一年以上もスターバックスには足を踏み入れていませんが、こういう本を読んでいると、少々高いなと思いつつも、「サードプレイス」で濃い目のコーヒーを飲んでみたくなります -
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スタバ好きの私にとって、スタバ関連の楽しい書籍はいくつかありますが、これはそうした読み物とは一味違う大切な原則がまとめられた「教科書」的な書籍です。ビジネス、経営、マネジメント、人間関係などあらゆる方面から学ぶことができます。
「経営者のもっとも重要な仕事は自由を与えること」「安心して意見を口にできるような組織をつくらなければならない」など、心に響く内容が盛り込まれています。
またそうした理念が単なる机上の空論ではなく、実際の現場から生まれてきたことに感動しました。特に「困難に立ち向かう」に書かれている悲劇には本当に驚きましたが、それでも真実と向き合って立ち上がっていく姿に力強さを感じました。教科書的な構成ではありますが、ドラマチックで感動的な内容もあり、何度も何度も読み返したい本です。 -
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普段ほとんど読まないノンフィクション。会社の同僚が感銘を受けたからとわざわざ贈ってくれたので、読むことに。
率直に面白い。訳文が上手いからか、そもそもの内容が良いからか、どちらもそうなんだろうけど、とても良い一冊だった。
最終章で筆者が訴えかけていた謙虚さと好奇心の大切さは、感動すら覚えた。まさかこの手のノンフィクションを読んで、涙ぐみそうになるとは夢に思わず。
一点だけ欲を言えば、実践するにあたってのアドバイスが行動レベルではないので、意識を変えないと実現できないってことかな。忘れそうなので、10の本能とそれに対する対策を自分なりにまとめてみようかなと思った。 -
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自分が世界を見るためのフィルターは、レベル4の生活に基づいてるんだよな。
確かにそう。
それと、20歳前後で行ってたインドで見た人々の暮らし。あれはレベル3くらいだったのかな。
この本を読んで、レベル1や2の暮らしへの解像度が上がった。
はじめの問題集は13問中2問しか正解しなかったんだけど、本文で言われている◯◯本能というよりは、ただ単に子供の時に学校で教わった知識や認識がアプデされてなかっただけのような気がして、世界の状況にもっと関心を持って生活しようと思った。
1日30分ずつとか断続的に読んでたけど、読んだあと脳がスッキリする感覚があった。
人間の世界の動向を数字で整理していくからかもしれない。
なんか脳機能(情報処理とかイメージングとか空間把握とか)にいい刺激がある気がする。
筆者の実体験を交えたエピソードが面白くて、読みやすかった。
それと、時々妄想する「どこかの集落でもてなされて昆虫食を出される」状況をぼんやり恐れて生きてきたんだけど、「私の文化では虫を食べないのです」ってキッパリ言っちゃえばいいことがわかって、生きる上での不安がひとつスッキリした(笑)