関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間がどれだけ「思い込み」や「印象」で世界を見ているかを、統計データを使って解説していく本だった。
ニュースやSNSを見ていると世界はどんどん悪化しているように感じるが、実際には改善している部分も多い、という視点はかなり印象に残った。「感情ではなくデータを見る」という姿勢の大切さを改めて感じる。
一方で、内容はかなり反復的でもある。序盤で本書の主張はほぼ提示されており、その後は様々な例を使った確認作業のようにも感じた。ただ、それも“認知のクセを矯正する訓練”として意図的なのだと思う。
世界を楽観視する本というより、「極端に捉えず、冷静に世界を見るための本」だった。 -
Posted by ブクログ
私たちは、世界を驚くほど正確に見ることができていない。本書を読んで痛感したのは、人間は「正しさ」よりも、インパクトが強く、感情を揺さぶる「物語」に支配される生き物だということだ。
特に印象的だったのは、アフリカに対する認識の遅れだ。多くの日本人が未だに「アフリカ=貧困」というイメージを抱いている。それはメディアが、視聴者の期待する「田舎の風景」や「貧しい子供たち」という物語を切り取り続けているからに他ならない。都市部の急速な発展という「事実」は、物語としての強烈さに欠けるために見過ごされ、私たちの記憶はアップデートされないまま放置されている。
では、こうした情報の罠にどう立ち向かうべ -
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Posted by ブクログ
もう6~7年ほど前になるのか。本著が出版され話題になっていた時に冒頭に掲載されているテストをやってみたことがあった。自分の答えと突き合わせてみると全く違っていて驚愕したことを覚えている。もっと正しく理解をしないと、もっと最新の情報を、知識を身につけないと・・・と反省したにもかかわらず、今回初めて読み進めるにあたって再びチャレンジしたものの結果は惨敗。恥ずかしくて隠れたいとはこのことで、全く自分のモノの見方や蓄えられている知識は更新されていないと痛感させられた。とはいえ、テストを受けただけの数年前とは違い、自省の念も込めて読み進めることに。この数か月、データサイエンティストを目指しての読書、勉強
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Posted by ブクログ
冒頭の数十ページは、ダレンシャンを読んでる気分だった。つまり、これから何か大変なことと素敵なことが起こりそうな、物語の予感がした。そこからもずっと、わくわくして読み進められた。雰囲気作りが上手い本って、あるよなぁ。
自己啓発的な本なのに、物語としてすごく惹きこまれた。
主人公は、ひょんなことからマジックを教えてくれるルースとニールに出会う。そのマジックとは…心の手なづけ方。生理学の面から。それから、マインドセットの仕方も。
『これが大事なことなのだけど、頭の中の声を信じちゃだめ。・・・・間違ってることの方が多いから。今回練習するのは、その音量を下げて、最後にスイッチを切るトリックよ。・・・・』 -
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