関美和のレビュー一覧
-
購入済み
GREAT BOSS-シリコン
徹底的な本音で言い合うことができる信頼関係の構築することが信頼されるリーダーになる上での条件であると謳っているが、どんなときでも言いたいことを言うのではなく、仲間に対して徹底的に本音を言い合うことが最も重要で大切であるということがポイント。リーダーとしてのフレームワークを、徹底的な本音、嫌味な攻撃、過剰な配慮、摩擦の回避の四つのマトリクスで考える。ズボンのチャック空いてますよと言うくらいの気持ちで、本音を伝えきることから始め、次に「聞く、ハッキリさせる、議論する、決定する、説得する、実行する、学ぶ」のサイクルの習慣づけを行い、部下と信頼関係強化に繋げたい。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ営業に従事する身としてタイトルに惹かれて手にとった。
全編を通して各方面の営業マンの思考とプロセスが描かれているが、その折々で印象に残ったフレーズがいくつかある。
「お客様の動機を正しく察することは、相手のほしがる商品を知るのと同じくらい重要だ」
「僕たちは、ただ「売る」ために売るのではなく、人生で望むことを達成する手段として売る」
「さあ、楽しもう。出発だ」
営業を始めた当初は期待と恐怖が入り混じった感情でお客様と向き合っていたが、いつからかその感覚も麻痺して、何も考えず日常の「行為」として営業活動が埋もれてしまったことに気づけた。
改めて自分の仕事に誇りをもち、そしてそれを「楽しむ」 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ結局精神論、マインドセットが重要という話。
新しいものを売り込むということは客から拒絶されるというベースで考えなければならない。拒絶されてもそれをどうやって乗り越えていくのか、失敗をどうやって次に生かすのかということが良い営業につながる。
志論と結構近いものがある。
エリート営業ほど、多く挫折しているし、失敗をしている。
逆に言うと、拒絶や失敗するまで売り込みを継続できている。
人間の打たれ強さとは、人生の意義を見つけようと努力する力。自分が環境や結果を変えられると信じる力。いい経験からも悪い経験からも学べるという気持ち。
大きな法人営業であっても基本原則は同じ。むしろ原理原則が重要に -
Posted by ブクログ
1.タイトルに惹かれて買ってしまいました。
2.MBAでセールスを教えない理由は、成果が数字で出てくるから、つまり、自分の能力が正直に出るので恐怖を感じるからだと自分は結論付けてます。
営業は世界一ハードな仕事だが、世界一魅力ある職業であることを伝えたいのがこの本の目的だと思います。ロバート・マクマサーをきっかけに、心理学をビジネスに応用し始めましたが、それだけでは語ることができません。科学を用いてもなお理解が完全にならない営業は、そこに難しさが出てきます。著者はジャーナリストとして、セールスマンに取材し、どのようなセールスマンが一流なのかということを伝えています。
3.特に響いた言葉は、 -
-
Posted by ブクログ
新商品、新サービスを創出するためのツールがふんだんに収められている。書くべきことが多すぎて、省略。本書は手元に置いておきたい。
・環境マップ:価値創造におけるコンテクスト(文脈)を理解することを助けます。
・ビジネスモデルキャンバス:事業の価値創造を助けます。
・バリュー・プロポジションキャンバス:顧客の価値創造を助けます。
バリュー・プロポジションキャンバスは、ビジネスモデルキャンバスの構築ブロックのうちの2つの要素をくわしく描いたものです。
■顧客の仕事
・機能的な仕事
・社会的な仕事
・個人的/感情的な仕事
・サポート的な仕事
→仕事の重要性
■顧客のペイン
・望ましくない結果 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者はキム・スコット氏。アドセンス、ユーチューブ等でチームを率いた後、アップル大学の教員に。現在はツイッー等のアドバイザーを務める。タイトルに惹かれて購入。
感想。
この本のテーマ「徹底的なホンネ」は好き。同じ組織で、同じ組織目標に向かうんだから、価値観の違いはあれど、分かり合える部分が大半だと信じている。
422ページあるが、前半200ページで満足。後半のツールやテクニックはよくわからない。
備忘録。
・上司の権力の源は、権力ではなく、強い信頼関係であるべき。
・信頼関係を築くには、撤退的なホンネの関係を作るのが良い(本書のテーマ)。
・その為には、仕事上の鎧を脱ぎ捨て、相手を心から気 -
-
Posted by ブクログ
ダークサイドのディラーが顧客の信頼を損ねないために、品質や配達やサービスにはるかに気を使う。には驚きました。良く考えてみると、犯罪者であれ普通のビジネスであれ継続的に果実を得て成功するにはやはり顧客からの信頼を得ないと成り立たないことがわかります。こうした信頼の過程を本書では1つ目ローカルの信頼とし身近なコミニュティー内での顔見知り2つ目制度への信頼として学校、役所、メディアの報道など3つ目 は、分散された信頼として今のネット社会であると位置づけています。以前の信頼は下から上に流れていて、より高い権威に人々が信頼の礎をおいていましたが、ネット社会では横に向かって水平の信頼に移行して、昔ほどマス
-
-
Posted by ブクログ
スタートアップの成功事例のテンションが知りたく読んだ。
チェスキーがCEOとしてのスキルを身につけていく様が面白かった。「体系だった勉強をしている時間なんてない、研修なんてまさか。笑」「スタートアップとは、崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくるようなものだ」みたいな表現は印象的で、結局環境が人を作る側面は大きいなと感じる。
働く相手としてみた時も、ミッションを仕事ではなく天命と表現していたり、学びをすぐに共有すること、文化を守ることを優先することなどが好印象。
未来を語る時に、マーケット感がどうとか、競合優位性はとかを議論する人より、ミッションから語る人についていきたいし、自分もそこ