関美和のレビュー一覧
-
購入済み
優れたものが勝つわけではない
MP3の規格化の話が特に興味深かった。その昔のビデオの規格 ベータかVHSかに始まり、携帯の通信規格 iMODEの話など「優れたものが勝つわけではない」というエピソードには事欠かないがMPEGの規格もそうだったのだ と改めて実感させられた。
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
私たちは、未来が今より進歩していることを期待する。進歩には水平的進歩(グロバリーゼーション)と垂直的進歩(イノベーション)がある。垂直的進歩とは、本書のテーマである、ゼロから一を生み出すことだ。
著者のPeter Thielさんは、私と同い年。1998年にPaypalを創業し、2002年にeBayに売却後は、投資家として数々のIT企業を支えてきた。Paypal出身者はPaypalマフィアと呼ばれ、テスラやYoutubeなど、数々の会社を立ち上げてきた。第一次トランプ政権を支え、まさにアメリカの歴史を生きている。
日本語版の序文を寄せた瀧本哲史氏は、その興奮を語っているが、調べてみると若くし -
Posted by ブクログ
「・3000年 プレステ200が発売される。千二十二歳になった俺は最新のプレステで遊ぶ。」
イメージは現実化する。
千年後のイメージを実現できたので、俺は千歳まで生きれる。
お、おう・・・
先日、令和の時代に!?と驚きのNHKにようこそ!が刊行された。
続いての超人計画。
どういうことだってばよ。
筆者本人が一人称として語られる本作は、エッセーなのか?どこまで本気なのか?
脳内彼女と川崎の汚いアパートで暮らす滝本竜彦は超人になることを計画する。
精神的に超人になる。
超人になるためにアパートの外に出ては、逃げ帰る日々。
ある日、バイト先で出会った女、青山が超人 -
-
-
-
Posted by ブクログ
以下、本書より抜粋。
「そこでとりあえずゲストに、その年の幸せな思い出の写真を送ってくれないかと急いでメールを送った。ゲストがミシェルの家に足を踏み入れると、そこには24枚の写真が丸く切り取られてクリスマスツリーに飾られていた。スキューバダイビング、『売却済み』の看板を持って家の外に立つ人、パフォーマンス前にアクロバットの装具をつけている姿。ゲストたちはツリーの周りでカクテルを飲みながら、お互いの幸せな思い出の1枚に目を輝かせていた。『その瞬間に突然お互いが赤の他人でもなく、仕事仲間でもなく、1人の人間だと感じられた。おかげで、ディナーが楽しく始まった』とミシェルは言う。」
「食事のメニュー -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
私は断然ホテル派だが、旅を手作り感のあるものにしてくれるAirbnbも悪くない。Airbnbの存在を知ったのは会社の部下がきっかけだった。これまで利用したのは2回。スーパーホストは流石に準備万端で何の不満もなかった。普通のホストは記載の備品がなかったり、滞在時に連絡がとれなかったりと、サービス面で私の満足度が満たされなかった。もし今後Airbnbを利用するなら断然スーパーホスト一択である。そんなAirbnbがどのようにして生まれ、成長拡大したか経緯が知れて非常に面白く読めた。CEOのブライアン・チェスキーさんが美大卒で、ビジネス経験が一切なかったという点が特殊に思う。他のやり手ビジネスマンとは
-