関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
重要な意思決定にあたって、有効に活用すれば非常に効果が高いレッドチームに関する書。
レッドチームは以下のように活用される。
①組織の主流派による情報分析に基づく意思決定を行う際に、組織バイアスによる重大な過ちを回避する手段として、主流派とは独立した特別なチームを編成し、意思決定者に新たな気付きを与えるために、主流派と敢えて異なる視点からの情報分析(競争分析、代替分析)を行う。
②競合や敵が存在する環境下において戦略を検討する際に、敢えて敵の視点になりきって自組織の戦略に挑戦するチームを編成してシミュレーション(ウォーゲーム)することで、意思決定者の盲点がないかを確認させるもの。
③サイバー・物 -
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Posted by ブクログ
トークの目的は、意味のある何かを伝えること。
そのために、欠かせないのが「スルーライン」(話し手のアイデアのすべての要素を結びつける一貫したテーマ)。意外性のあるスルーラインは、聴衆の好奇心をかき立て、話に引き込む。
話し手が最初にすべきことは、観客が自分から喜んで話を聞いてくれるようにすること。そのためには、観客と目を合わせ微笑む。また、緊張して言葉が出てこない時は、素直にそれを認める。
そんな話し手に、観客は温かい拍手を送る。
優れたトークは、ストーリーテリングに基づいている。
難しい説明と違い、物語なら誰もが身近に感じられ、共感しやすい。このストーリーを語る時、次の4つが大切。
・観 -
購入済み
世界を見る
翻訳なのか元々の文章がそうなのか、読みにくさを感じてしまった。
だが、知識のアップデート、特に世界の途上国に対する考えが学校教育の頃から更新されていなかったと気付く本。
世界は先進国と途上国だけでなく、動き続け良い方向へと進み続けていると教えてくれる。
定期的に読み返しデータを見る時は常に参考にしたいと思う。 -
Posted by ブクログ
<どんな本?一言で紹介>
SNS全盛期の今、ファンダムの“特異点”がやってくる。ファン行動の考察の書。
<どんな人におすすめ?>
コミュニティの運営や構築をしたい人。
仕事でマーケティングをやっている人。
ブランドを立ち上げたり運営している人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
ファンの熱狂的な「行動」を表す言葉「ファンダム」。
ファンダム= 「クリティカル・マス+思い入れ+プラットフォーム」という方程式の解説。
・ファンダムの“特異点”がやってくる
・ファンダムとは行動だ
・ファンダムの商業化
・.ファンダム研究の「三つの波」
・個性とファンダム
・ファンは何の役に立つ?
・本物ら -
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Posted by ブクログ
スティーブ・ジョブズの伝記が良かったので、
彼の周りの重要人物の伝記も読んでみました。
(正確に言うと、この本は伝記ではないかも。)
アップルのデザインを統括していたジョナサン・アイブのストーリー。
オフィシャルに情報を集めれたスティーブ・ジョブズの伝記と異なり、
この本は著者がアイブでもなく、多くの元ネタがスティーブ・ジョブズの伝記からなため、
ストーリーの重複感があったり、
デザイン初心者や過去のアップル製品に疎いと
何のことを言ってるのかが分からない時もありますが、
随所で天才デザイナーの哲学を垣間見ることができます。
きっと、デザインに興味のある人にとっては、マユツバものの本でしょう