関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界を渡り歩いた医師であり公衆衛生の専門家である著者ら家族3人が、世界のたくさんの人々が事実を誤解しているということで、「事実に基づく世界の見方」を教えてくれる本。
世界を誤解する原因は、分断本能やネガティブ本能等10の本能があるから。
これらの本能を抑えて、世界を正しく見よう、それがファクトフルネス。
政治についてこれまで関心が無かった私。偶然にも選挙期間中に読んだので、政治について、フェイクニュースや偏向報道等が横行するこの世の中で、何を信じていいのか等を考えさせられた。
そして、ステレオタイプをやめて、色んな視点で世界を理解してみようと思った。 -
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Posted by ブクログ
前作は娘のために書いた本だったが今回は無き父親との対話的な話。ギリシャ神話の例えとかよく出て読みにくい…
GAFAMに無償でデータを提供し続け、各 CEO達の莫大な富形成に知らずのうちに加担させられる現代の愚民達をクラウド農奴としかつての封建制に例えるのはまぁよくある話だけど、GAFAM批判し過ぎな気もする。それなりの恩恵を受けてるし…そう思う時点でテクノ封建制にやられているのかもしれないが…ちょっと思想が左よりすぎるかな。
自由を手に入れるために何を諦めるのか、本当の自由とは?とみんな思いつつこの資本主義社会の中でなんとか生きていく折り合いを見つけないといけない訳で…映画マトリックスの引 -
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Posted by ブクログ
少し実感とは異なっていたので、言い過ぎかなーというのが第1感であった。たしかにGAFAMのプラットフォームにのり、個人の様々な情報がデータ化され、アルゴリズムが全てを回していく事実はある。
でも一方で、それが分かっているからSNSに乗ってくる広告はまともに見たことないし、さらにいくらスマホが必需品とはいえ24時間のうち使ってるのは数時間だろう。本書に書いてある世界…クラウド農奴は一面から見れば存在するが、その農奴は全てをクラウド資本に捧げているわけではない。
ただ、いまのクラウド領主が本質的には何も生産していないというのはひたすら同意。ザッカーバーグもベゾスも最初は想いがあってビジネスを立ち上 -
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Posted by ブクログ
40代以上のビジネスパーソンが、自身の経験を活かして新たな働き方/役割を担っていくための指南本。言ってることは分かるし、間違ってないと思うけど、「持ってる側の理屈」だな、という印象はある。
著者は、アメリカでホテルチェーンを創業して大きく育てた後、それを売却。その後、52歳でAirbnbに誘われて参画した、という経歴の持ち主。本書は、IT知識ゼロにも関わらず、21歳年下のCEOのメンターとして、また社員の平均年齢が20歳代の企業で年長者の価値を提供するために奮闘した経験が元になっている。
内容としては、年長者の働き方として「メンターン」(メンターであり、インターンでもある)という考え方が提