関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冗長的で前半イマイチだが後半は良い。長くて時間かかった。
環境問題をメディアのセンセーショナルな表現に騙されずファクトを捉えるのに良い。
サステナブルな社会のためにやるべきことは沢山あるが、必要以上に絶望すべきでないし、複合的に絡み合ってるものはまとめて解決できるところもある。
・一人当たりのCO2排出量は世界的に減少きてる。イギリスでは50年前の半分、GDPは成長しながら排出量は減っている。
・自然災害で亡くなる人の数は激減している
森林破壊
・原因は多い順に、農業用地(牛、油料作物(パーム、大豆)、製紙パルプ
・森林破壊は進んでいるが、減少率は減っていっている
・パーム油は悪者にされがちだが、必要な土地面積はココナッツと比べたら1/10で済む
・都市と市街地は居住可能な土地の1%しかない、農地は50%、そのため都市化は影響が小さい
食糧
・世界の食糧生産量を人工で割ると5000kcslあり、必要量の2倍、不足は全くしてない
生物多様性
・種の数は500〜1000万と言われるが、明らかになっているのは212万
・炭素換算で重量で見ると地球の82%は植物、動物は0.4%。そのうち節足動物42%、魚類29%、人類2.5%
・プラスチックは便利で使わないわけにはいかない。ゴミをしっかり減らすのには埋立も適正に管理される前提で大事、その上で海上のゴミは撤去する必要もある
乱獲
・水産資源は平均で見ると減少していない
・人気のマグロは一時期9割減ってしまったが、漁獲管理がされ、最大持続生産量である半分まで回復している。 -
Posted by ブクログ
2025/10/08
著者の意図「君には今の怒りをそのまま持ち続けて欲しい。でも、賢く戦略的に怒り続けて欲しい気が熟したら、その時に必要な行動をとって欲しい。この世界を本当に構成で理にかなったあるべき姿にするために」
交換価値と経験価値p50
交換価値は、お金と商品の交換
経験価値は、本人の意思と経験との交換(献血を無料でやることや、溺れている人を助けること)
そこにお金が発生すると、経験と交換を嫌がる人がいる
→感謝の意を伝えるときに、対価が必要でない時がある
p124
狩人のジレンマールソーの寓話?
集団で狩りが必要な鹿と、個人で狩りが可能なうさぎ
鹿を狩ることで、数日間は仲間内で全員助かるが、彼なければ手ぶらで帰ることになる。うさぎであれば、その日のご飯にはありつけるが、毎日からなくてはならない。
狩人はもし鹿を狩ることができなければ手ぶらで帰ってしまう心配と、目の前のうさぎを狩らないように意識を作ることのジレンマに駆られる
→自分とチームを信じることが大切、信じさせることが大切
労働力と賃金
賃金が2割下がることにより、経営者は給料2割安く払うことで助かる面がある。そこで浮いた2割の金額で新しい労働者を雇うことができ、生産性を上げることができる。しかし、世の中の労働者が2割給料が削減されると、購買力も低下する。そこで、自分が売っているものを労働者が買えなくなることを懸念すると、新しい従業員は雇えなくなる。
経済において、集団が全員楽観的であれば、楽観的が事実になる。全員が悲観的であれば、悲観的なものが事実となる。
→実際の事実よりも、みんなの感情や思いが事実となる
支配者だけが国を支配する権利を持っているように振る舞うと、庶民は支配者が権力を維持することができる。その物語や理想感、宗教を作り込むことが大事。
→洗脳、まずは価値観のラベリングをしてから行うと測りにくいのかな? -
Posted by ブクログ
羽田空港近くの施設で見つけて気軽に手に取った本だったが、この世のすべての酸いも甘いも経験した著者の壮絶な人生の大作であった。手術中の緊迫したシーンなどもあり映画化にしても遜色ない。
実用書などは自身の経験談が定石だが、こんなにも色々な経験をしている方はそうそういない。実話なのか怪しいくらいの出来なので最後のほうは不安に思っていたらやっぱり解説でもそれについて触れていた。安心した。実話だ。やっぱりみんな同じこと思うんだな。
この本に何度も登場するルースとの会話や彼女のマジックは彼の人生を多きく変えた。マインドフルネスに確かな力があることはわかったが、この本の通り長年やろうと思ってもなかなか難しい。ジムは努力の天才でもあったのだと思う。
私は10分で限界だし、夜にしかやれない。
ただ覚えておいて損はないマジックだったし、思いやりや共感も心の開き方も大切なことを教えてもらった。
ジムがこんなにも立派に育ってルースは安心していると思う。 -
Posted by ブクログ
前作は娘のために書いた本だったが今回は無き父親との対話的な話。ギリシャ神話の例えとかよく出て読みにくい…
GAFAMに無償でデータを提供し続け、各 CEO達の莫大な富形成に知らずのうちに加担させられる現代の愚民達をクラウド農奴としかつての封建制に例えるのはまぁよくある話だけど、GAFAM批判し過ぎな気もする。それなりの恩恵を受けてるし…そう思う時点でテクノ封建制にやられているのかもしれないが…ちょっと思想が左よりすぎるかな。
自由を手に入れるために何を諦めるのか、本当の自由とは?とみんな思いつつこの資本主義社会の中でなんとか生きていく折り合いを見つけないといけない訳で…映画マトリックスの引用も出てくるが自分なら抵抗軍になるかどうか… -
Posted by ブクログ
少し実感とは異なっていたので、言い過ぎかなーというのが第1感であった。たしかにGAFAMのプラットフォームにのり、個人の様々な情報がデータ化され、アルゴリズムが全てを回していく事実はある。
でも一方で、それが分かっているからSNSに乗ってくる広告はまともに見たことないし、さらにいくらスマホが必需品とはいえ24時間のうち使ってるのは数時間だろう。本書に書いてある世界…クラウド農奴は一面から見れば存在するが、その農奴は全てをクラウド資本に捧げているわけではない。
ただ、いまのクラウド領主が本質的には何も生産していないというのはひたすら同意。ザッカーバーグもベゾスも最初は想いがあってビジネスを立ち上げたのだろうが、それが株式会社となり利益を追求するようになっておかしな方向に行ってしまったのだと思う。自分の仕事は金融系だが、正直社会に貢献しているとは思えず個人的な悩みはさらに深まるばかり。 -
Posted by ブクログ
40代以上のビジネスパーソンが、自身の経験を活かして新たな働き方/役割を担っていくための指南本。言ってることは分かるし、間違ってないと思うけど、「持ってる側の理屈」だな、という印象はある。
著者は、アメリカでホテルチェーンを創業して大きく育てた後、それを売却。その後、52歳でAirbnbに誘われて参画した、という経歴の持ち主。本書は、IT知識ゼロにも関わらず、21歳年下のCEOのメンターとして、また社員の平均年齢が20歳代の企業で年長者の価値を提供するために奮闘した経験が元になっている。
内容としては、年長者の働き方として「メンターン」(メンターであり、インターンでもある)という考え方が提示される。これは良い。過去の経験だけに頼るのではなく、自分はインターンでもあるという気持ちを持つこと。つまり、新しいことを学ぶ姿勢は、いつ/誰にとっても必要なこと。というのを再認識できた。
ただ、新しいことを学ぶというのは、様々な制約で、誰でもできることではないと感じる。また、メンターとして価値を出せるだけの蓄積を積み上げられた人も、限られるのではないか。
「どんな人でも何かしら積み上げているし、学ぶ姿勢は心の問題なので誰でもできる」というのは正論かもしれない。ただ、本書で紹介される事例は、アメリカでも「上澄みの上澄み」みたいなもので、「そんな雲の上の例を持ち出されても、参考に出来ない」というのが正直な感想。
まあ、主張自体には同意するので、本書の精神だけ心に留めて、出来ることを出来る範囲で、という感じだろうか。