【感想・ネタバレ】モダンエルダー 40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方のレビュー

あらすじ

人生100年時代、職場の賢者としてずっと尊敬される「モダンエルダー」(新しい年長者)としての働き方

著者はホテルを創業して経営したのち、シリコンバレーで注目のスタートアップ「エアビーアンドビー」の創業者に頼まれ入社。二回りも年下の若者たちに囲まれて、尊敬されながら楽しく働き成果を出す「モダンエルダー」としての働き方を解説します!

40代、50代以降にモダンエルダーとして働く4つの方法
1 変化を恐れない
2 新人の気持ちになる
3 仲間と知恵を交換する
4 アドバイスの能力を磨く

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Posted by ブクログ

40代以上が「職場の賢者」を目指す働き方として、今までの人生で培ってきた

①優れた判断力
②本物の洞察力
③心の知能指数
④俯瞰的思考力
⑤奉仕の心

などの能力を使って、職場の「気象予報士」であったり「司書」あるいは「相談員」となることを提案している本。

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2024年10月06日

Posted by ブクログ

これから「エルダー」に足を踏み入れる自分にとっては、希望と絶望の隣り合わせをつきつけるような一冊だ。
(いや、自分が属するソフトウェア業界ではとっくにエルダー側かもしれない)

かつてブティックホテルチェーンを立ち上げた、血気盛んな若者だった筆者。そのホテル業界の破壊者であるAirbnbに50を過ぎて参画したという物語、そして知識ではなく知恵で若い組織に貢献していった道程はFOMOに怯えるエルダー候補生たちに一縷の希望を示してくれる。
一方で、その知恵はどこからくるのか?人脈は?「エルダー」になるその前に、きたるべき日に備えた準備がなければ、ドロップアウトしてしまうのではないか?そんな絶望にも似た焦燥感が駆り立てられる。

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2023年01月02日

Posted by ブクログ

これまでの経験をどう活かし、若い世代と協力し合いながら生きていけば良いかの指南書。とても参考になりました。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

人生100年時代。働き続ける期間も長くなり、様々な世代とうまくコミュニケーションをとりながら、それぞれの立ち位置を尊重しながらチームとしてやっていくことが求められるようになる。立ち位置に応じた役割を担い、存在意義を見出したい。そんな40代の私が読んで心に残ったのは以下のフレーズ。
モダンエルダーであることは、互恵的であるということだ。与えることと受け取ること。教えることと学ぶこと。話すことと聞くこと。誰もが年を取るが、誰もが年長者になれるわけではない。巻末の、新たな始まりに向けてという詩が良かった!

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2022年07月31日

Posted by ブクログ

若者の思考を学んだ後は、中高年の思考をば。AirB&Bが大きく成長した時期に、経営者や社員のメンターとして大活躍したチップ・コンリー氏の経験をもとに、中高年に対して、知識や経験を活かして若者をサポートし、社会課題を解決しようという呼びかけ。氏はこれをモダン・エルダーと命名し、立派なモダン・エルダーになるための心掛け、失敗事例等を解説してくれている。重要な項目としてあげているのが、「変化を恐れない」「新人の気持ちになる」「仲間と知恵を交換する」「アドバイスの能力を磨く」の4つ。当たり前のようで、おじさんになるとできてないことばかり。肝に銘じます。

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2022年07月07日

Posted by ブクログ

わたし自身はエルダーかと言われると若者の部類に入ってしまうと思いますが、すごく得るものはあった本でした。

かなりボリューミーですが、名言や他人の言葉を引用している箇所を拾い読むだけでも気付きは得られるのではと思います。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

40代以上のビジネスパーソンが、自身の経験を活かして新たな働き方/役割を担っていくための指南本。言ってることは分かるし、間違ってないと思うけど、「持ってる側の理屈」だな、という印象はある。

著者は、アメリカでホテルチェーンを創業して大きく育てた後、それを売却。その後、52歳でAirbnbに誘われて参画した、という経歴の持ち主。本書は、IT知識ゼロにも関わらず、21歳年下のCEOのメンターとして、また社員の平均年齢が20歳代の企業で年長者の価値を提供するために奮闘した経験が元になっている。

内容としては、年長者の働き方として「メンターン」(メンターであり、インターンでもある)という考え方が提示される。これは良い。過去の経験だけに頼るのではなく、自分はインターンでもあるという気持ちを持つこと。つまり、新しいことを学ぶ姿勢は、いつ/誰にとっても必要なこと。というのを再認識できた。

ただ、新しいことを学ぶというのは、様々な制約で、誰でもできることではないと感じる。また、メンターとして価値を出せるだけの蓄積を積み上げられた人も、限られるのではないか。

「どんな人でも何かしら積み上げているし、学ぶ姿勢は心の問題なので誰でもできる」というのは正論かもしれない。ただ、本書で紹介される事例は、アメリカでも「上澄みの上澄み」みたいなもので、「そんな雲の上の例を持ち出されても、参考に出来ない」というのが正直な感想。

まあ、主張自体には同意するので、本書の精神だけ心に留めて、出来ることを出来る範囲で、という感じだろうか。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

Airbnbの成長と繁栄の裏には若きCEOを支えてきたベテラン賢者の支えがあった。
Airbnbの話を基に別業種で「年寄り」扱いされかねない彼らがこれから必要とされる「モダンエルダー(新しい年長者)」としてやっていくための秘訣を書いている。
今まで培ってきた経験と知恵をおしみなく与え、導く「メンター」と新人としての吸収力と新鮮さを持った「インターン」とを掛け合わせた「メンターン」として仕事に臨むといいとのこと。
結構流し読み。
実績を残している賢者と評判だったとしても、実際にやっているときは自分のやっていることが良いか悪いのかわからない。常に周りの評価を受けつつ試して行くしかない。
本著では成功例だが、誰もができることではなく、内容も紙一重のような気がして難しさを感じた。

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2023年10月14日

Posted by ブクログ

「変化を恐れず、飽くなき知的好奇心を持ち続け、大きなことに関心を持ち、小さなことに幸福を見出す」

「年は心の持ち方の問題だ。気にしなければ、大きな問題ではない」

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

編集、構成は前置き周辺が長いと感じた。
ただモダンエルダーについて若年者とに対比、実態に沿ったマインドセットが書かれていて参考としたい。エルダーの良い面にフォーカスしただけのcheer upな本ではない。

実施のトレーニングとして アイデンティティ ダイエット=自分の評判の再定義 を実施するのもいい。

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2022年06月11日

Posted by ブクログ

デジタルに慣れ親しんだ若者だけではなく、年を重ねた人のEQや大局観の大切さを感じる一冊。しかし、ただ年を重ねればよいものではない。多くの人と出会い、時にぶつかって、他者の理解力や創造力を持つことや、多くの学びを通じて自分なりの方法論やリスク検知力を持っておくことが大切である。それがあれば、若い人の相談に乗ったり新しいことへ挑戦するときのお守りになったりする。自分も人間力と多くの経験を積み、そんな風に会社や社会に役立つ存在になっていきたい。

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2022年05月01日

Posted by ブクログ

人生100年時代にあたって、年長者が組織にどのような形で貢献していくかという話。若者も年長者もお互いに学び合う姿勢が重要。
自分の年齢的には読むのが早すぎたかも。

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2022年04月23日

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