作品一覧

  • ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉

    ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻2,750円 (税込)
    はじまりと終わりはどうでもいい。 大切なのはその「あいだ」だ! 表立って語られることのない 起業という「旅の途上(ザ・ミドル)」で起こる 波乱万丈とその対処法を完全網羅。 クリエイター・プラットフォーム「ベハンス」を起業し、 売却後はAdobeで新規事業を成功に導き、さらにはVCとしても活躍。 スタートアップ・エコシステムの全局面を見てきた起業家が これからの挑戦者たちに贈る、至言・名言・金言114。 ◇起業と売却の「あいだ」にあるブラックボックスを明るみに出す ベンチャーやスタートアップと聞けば、多くの方が熱狂的な立ち上げ時のエピソードか、売却や上々などの華々しい幕引きの瞬間を思い浮かべるのではないでしょうか。 しかし、本書にはそうしたエピソードは登場しません。代わりに語られるのは、立ち上げと幕引きの「あいだ」にある、苦しい時期の話ばかり。 なぜ、そんな“中途半端な”タイミングのエピソードをかき集め、アドバイスを書き留めたのか。 その答えは、本書のこの言葉に、集約されています。 ―――  さて、ここで本音を話そう。僕たちがよく耳にする薄っぺらい成功物語には、何か足りないものがある。僕がいつも語っているベハンスの短い物語もまた、よく考えるとおかしな話だ。5年間もユーザーを引きつけられず、給料を払うだけで精一杯だったチームがどうしてずっと一緒に働いていられたのだろう? 何年も無名のまま、どんな仕事をしているのかと聞かれても言葉に詰まるような時代を、どうやって耐えてきたのだろう? 素人の集団が、どうやって自分たちよりも優秀なプロたちを採用し、管理し、つなぎとめてきたのだろう?  旅の途上のぐちゃぐちゃで浮き沈みの激しい瞬間の中に、誰も語らない本当の物語がある。(中略)成功と失敗を分ける一線がどれほど脆いかを起業家は知っているのに、それを認めたがらない。旅の途上が成功と失敗を分ける。そのあいだのすべてをどう扱うかで、最後に正しい側にいられるかどうかが決まる。 ――― 「よくある成功物語」では、成功者本人も気づかぬうちに端折ってしまう、「旅の途上」の話。しかし、どんな起業家も、本当はその「あいだ」に訪れたチャンスを乗りこなし(またはピンチを乗り切って)うまくいったはずなのです。 起業家は、「起業という旅路の途上(ザ・ミドル)」のことを伝えるべきじゃないか。 本書は、これまで光が当たってこなかった、起業にまつわるブラックボックスを明るみに出す1冊です。
  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    実現しないアイデアは アイデアとは呼ばない。 単なる妄想だ。 佐藤可士和(アート・ディレクター) この本はあなたの ビジネスライフを一変させる セス・ゴーディン(『パーミッション・マーケティング』著者) 発想は簡単。要は「実現」だ。 ガイ・カワサキ(『完全網羅 起業成功マニュアル』著者) 国内外のトップクリエイターが絶賛! 発想法だけに目を向けて これまで見落とされていた アイデアの「実現法」を クリエイティブ界注目の新鋭が説く。 クリス・アンダーソン、ウォルト・ディズニー、 スティーブ・ジョブズ、トニー・シェイ、 ジョン・マエダ、ジ・リー、マイケル・ルイス、…… 世の中にインパクトを生み出す稀代のクリエイターが明かす、 「ひらめき」を形にする、実践的手法。

ユーザーレビュー

  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何か新しいことを始める、変化を起こす。それを望むのであれば、まずアイディアが必要です。しかしながら、アイディアがあるだけでは不十分。アイディアをただ並べるだけでは、単なる妄想にすぎません。アイディアは形にしてこそ意味があるもの。そのために何が必要か。その実現方法が本書には整理されています。内容としては、ピーター・センゲ氏の「出現する未来」や、オットー・シャーマー氏の「U理論」、野中郁次郎氏の「美徳の経営」、スティーブン・R・コビィーの「7つの習慣」に通じるものがあり、かつ実践的な内容が中心となっているので、企画系の仕事をされている方、リーダーシップをとる立場にある方はぜひ一読すること、オススメです。

    以下、要点の解釈の整理です。

    アイディアの最大の課題は”実現すること”
    アイディアを生み出すためには、対話を繰り返し、多くの知見を受け入れ、自らのこだわりをすてて、“内なる叡智”に耳を傾けることが必要です。こう言ってしまうと小難しい話が必要に見えますが、要するに
     ・“わいわいがやがや”と
     ・“いろいろな視点”を取り入れて
     ・“自由な発想”で”
     ・でてくる”ひらめき”を大事にする
    ことでアイディア自体はでてきます。本当に良質のアイディアを生み出すことは容易ではありません。しかしながら、対話を重ねていくことで、必ずたどり着くことができます。また、質にこだわらなければ”アイディアを出す”ことを意識するだけでも、アイディアは出てきます。

    しかしながら、なかなかアイディアを実現することができる人は多くありません。多くのケースは、いわゆる企画倒れになってしまいます。机上の空論、仮説といったレベルを越えることはなく、実現とはほど遠い世界で消えていってしまいます。そして“アイディアがよくなかった”と、またアイディア出しを繰り返してしまいます。

    しかし、本当にアイディアが良くなかったのでしょうか。100%完璧に実現できる、完全なアイディアなど存在し得ません。試行錯誤しながら、徐々に修練しながら実現するものがアイディアです。つまり、私たちはアイディアが実現できない本当の原因が何かを考えず、”アイディアが良くない”という安易な問題意識に逃げてしまっているケースが多いのです。

    では、アイディアが実現できない、本当の原因とは何でしょうか。それは“アイディアが良くない”わけではなく、“アイディアを実現するアプローチがとれていない”ことにあります。私たちはアイディアを実現するための難易度・リスクの大きさが、「発想<実行・実現」であることを認識し、いかに“実行・実現するか”にフォーカスして自らの問題を点検し、修正する必要があります。それがアイディアを企画倒れにさせることなく、形にしていくための最も重要なアプローチになるからです。


    アイディアを実現するアプローチ
    アイディアを実現するためのアプローチは
     ・整理
     ・仲間
     ・統率
    の3つのアプローチに集約されます。

    この3つのアプローチは、オットー・シャーマー氏の「U理論」や野中郁次郎氏「知識創造企業」などに通じるものが非常に多くあります。例えば、「U理論」であれば
     ・ひたすらに観察する : 整理
     ・新たな叡智を受け入れる : 仲間
     ・結晶化する : 統率
    となりますし、「美徳の経営」であれば
     ・SECIモデル : 整理
     ・場 : 仲間
     ・フロネティック・リーダーシップ : 統率
    といった形で対応することができます。そしていずれも何かを”実現すること”を非常に重要視しています。

    つまり、私たちがアイディアを形にしたい、と思うのであれば、そのためのリーダーシップを発揮していきたいと思うのであれば、整理・仲間・統率のこの3点を強く意識することが不可欠なのです。逆説的に言えば、整理・仲間・統率を、与えられた役割のうえで惰性的に対応することは決して行ってはいけません。もし、惰性的に対応しているのであれば、今の役割を降りた方がアイディアの実現にはプラスに働くぐらいなのです。


    ①整理 : 行動を起こす個の力
    まず整理は、“行動を起こす個の力”と置き換えることができます。自分自身が置かれている環境、確定要素・不確実性要素など、自分自身を取り巻く周囲の状況を整理・把握し、自ら行動を起こしていく、最も基本的なアプローチです。

    ビジネスにおいて、ロジカルシンキングが重要視されるのは、まずこの整理を行うための根本的なスキルとして必要となるからです。しかしながら、ロジカルシンキングだけではすべてを解決することはできません。なぜなら、ロジカルシンキングは情報を扱うだけであり、感情まで扱うことはできないからです。

    この感情を扱うためには、“内省”が重要になります。「U理論」や「出現する未来」、「7つの習慣」のセオリーを踏襲することが必要になります。自分自身が何者なのか、何をすべきものなのか、ただそこに立ってみる。そして周囲の環境を踏まえて自らに必要となるアクションを見定める。そのようなアプローチが必要なのです。なぜなら、この整理においては、やるべきことを整理することは当然ですが、その中で優先順位をつけ、実際に実行し続けていかなければ行けません。しかし、そのときに不安要素がすべて排除できるとは限りませんし(むしろ不安要素はついて回ります)、“どうなるかわからない・判断できない”環境に置かれることも非常に多くなります。すべての答えを待っていたのでは、アイディアはいつまでも実現されません。情報だけでなく、感情も含めた整理を行うことが不可欠なのです。


    ②仲間 : 実現への後押しとなる関係性
    次に仲間は、“実現への後押しとなるつながりの力”と置き換えることができます。アイディアを実現していくためには、当然ながら個の力では限界があります。一人でできることは、所詮小さな規模で終わってしまいます。アイディアとして“一人でできれば十分”といったものであれば、仲間は必要ないかもしれません。しかしながら多くのアイディア、とくにビジネスの現場におけるアイディアは一人の世界で終わるようなものではないのです。となれば、仲間の力に頼ることは必然となっていきます。

    ただし、このときにただの“仲良しグループ”であっては意味がありません。アイディアをただ賞賛するだけで、一緒にアクションすることはない、想いが共有できていない。そのような関係性では成果は生まれ得ません。

    MITのダニエル・キムは組織の成功循環として、
     関係性の質 ⇒ 思考の質 ⇒ 行動の質 ⇒ 結果の質 ⇒ 関係性の質・・・
    というものを提唱しています。ここでいう仲間とは、まさにこの関係性の質を表しています。この循環に当てはめたとき、単なる”仲良しグループ”が良質の結果をもたらすでしょうか。

    ではどうすべきか。本当に“チーム”と言える関係性=仲間を作っていくことがここでは必要になるのです。率直にフィードバックでき、想いを共有し、支え合い、一緒に汗をかくことが必要です。ここには上司も部下も、組織の壁も関係ありません。自分のポジションにあぐらをかくことなく、周囲の言葉に耳を真摯に傾け、自分のアイディアにも他人のアイディアにも、そのの実現に向けて全力を注ぐことができる関係性を作り上げることが必要なのです。もし、これが面倒だと少しでも思うのであれば、決してリーダーとしてのポジションにはつかないほうがよいでしょう。組織の長としてのポジションに今いるのであれば、その職を降りた方が組織にはプラスに働くかもしれません。


    ③統率 : ムーブメントを起こす力
    最後に統率です。これは“ムーブメントを起こす力”と置き換えられるでしょう。アイディアの実現に向けた、“場の流れ”、”組織の雰囲気”を作り出すアプローチです。このムーブメントが起これば、アイディアは実現に大きく近づきます。それだけでなく、実現した後に持続可能な価値として在り続けることも可能になります。

    よくある事例としては、”アイディアを実現するところまではたどり着いたが、ファーストステップを踏んで以降、次に全く進めない”、といったものがあります。また、“担当者が変わった瞬間に、すべてが停止してしまう”ということもよく置きます。いわゆる”次が続かない”状態です。なぜでしょうか。最大の要因は、携わっていた”人”に大きく依存してしまっていたからです。その“人”との関係性ですべてが動いており、“人”が変わった瞬間に、または環境が変わって関係性に変化が起きた瞬間に、活動が停滞してしまっているのです。

    では、どうすべきか。その一つの答えが”止められない流れ”を作ることにあります。アイディアの発案者だけでなく、実行に関わった人だけでなく、“場”全体の流れとして、“やっていくことが当たり前”という状態を作ることが必要になります。場に関わる人々と目的を共有し、それぞれが自律的に活動できる環境を用意し、相互に認め合い、成熟へと向かっていく流れを作ることが求められます。組織形成、文化形成のアプローチと言ってもいいかもしれません。当然、非常に難しく、手間のかかるプロセスです。しかし、不可能なプロセスではありません。大事なことは、どのような状況に在ろうとも向かうべき道を指し続けること、その覚悟と信念をもって実行に移すことではないでしょうか。逆に言えば、この覚悟と信念を示せないのであれば、リーダーシップを真に発揮することは難しいでしょう。


    まとめ:リーダーシップとはアイディアを実現する力
    解釈・要約を整理しているうちに、リーダーシップのあり方と、アイディアを実現するための整理・仲間・統率の3つのアプローチにつながる部分が多く見えてきました。むしろ、リーダーシップの必須条件と言ってよいのでしょう。

    世の中にはリーダーというポジションにつき、役割を持っている人たちは多くいます。そしてリーダーによって、成果に大きな差があります。この差の要因はどこに在るか、一つの仮説としてはアイディアの実現力、つまり整理・仲間・統率の質の差にあるのではないでしょうか。

    この整理・仲間・統率は知っているだけでは意味がありません。真摯に理解し、実践していくことが必要になります。大きな成果を最初から求める必要はありません。まず今できる整理・仲間・統率から積み上げていけば、いつか大きな力となって、アイディアを実現することが可能になるはずです。

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    2013年04月09日
  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    Posted by ブクログ

    よくある発想法についてでなく、発想したアイディアをいかに実現するか、に焦点を当てた画期的な内容。アイディアはあるけどその先が…という方にオススメ。

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    2012年10月18日
  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    Posted by ブクログ

    仕事のみならず、自分が実現したいことを、実現する能力を養ってくれます。アクションメソッドが大事。仕事も整理できて進めやすくなったなぁ。

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    2012年03月24日
  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    Posted by ブクログ

    アイディアは世に出して形にしてこそ価値がある。
    優れたアイディアを思いつくことも重要だし、才能あることだが、それよりもはるかに重要なのがきちんと実現する力。というお話。

    アイディアを形にするには、整理力、仲間力、統率力が必要だとのこと。

    整理力は、単に整理する力というよりも、優れたアイディアの推進力を失わせないための枠組みが重要なのだと理解した。習慣や、気分を高める、かっこよく、愛着の持てる、お気に入りなツールを持つことの重要性は確かに高い。

    仲間力、統率力の話は、正直読んでいてどんどんとモチベーションが上がっていくような話ばかりだった。特に琴線に触れたのは、「違いがセレンディピティを生む」、「健全な不一致がなければ無関心がとってかわる」という言葉。恥ずかしさや対立への懸念もあるのは当然だが、そこを乗り越えた先にこそ本当に得るものがあるのだと感じさせられた。

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    2012年02月22日
  • アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力

    Posted by ブクログ

    ひらめきは誰でもできる。しかし、行動を伴わなければ無価値である。アイデアの実現力=発想力+整理力+仲間力+統率力。それぞれに必要な技術、そしてリーダーへの啓発。いままで読んだビジネス書で最高ランクの価値でした。やりたいことのある人に。

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    2012年02月01日

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