macochan0704さんのレビュー一覧
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考える人のメモの技術
自分の今までのメモは可能な限り多くのことをなぶり書きで残し(自然となぶり書きになる)、あとで読み返すと字がグチャグチャで意味不明なメモになることが多かった。
この本を読んで、メモを取る上のポイントをはじめ、メモは仕事だけでなく自分の人生にとっての重要性やクリエイティブな思考に繋がるインプット/アウトプットの方法などを習得する上で参考になる一冊でした。
とりあえ多くの情報を可能な限り書き残すことがメモをすることのポイントと思っていた自分に対して、アイデアを自分の言葉で分かりやすく箇条書きで言語化するスキルを磨くことの大切さを改めて考えさえられる本でした。
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短いは正義
普段から文書に想いを込めすぎるところがあり、長文傾向にありました。
一方で長いメールや文書をみて嫌気がさすとともに理解に時間を要しておりました。
この本を読んで、60文字ワンセンテンスを基本に一文一意に徹するよう心がけています。
絶対ルールや見出しテクニックを意識することによて効率的かつ効果的に文書を作成することができるようになった気がします。
また、あいさつや枕詞的なものを排除することによって文書作成の能率があがりました。
あらためて、文書作成は書き手/読み手の両方にたって作成することが重要であるということをこの本で気付かされました。
一読する価値のある本でした。 -
小休止のすすめ 運を呼び込む
対談形式の書籍でしたが、ヒロミさん、藤田さんのそれぞれの視点で語られていてとても面白い1冊でした。
中でも感銘を受けたのが、ヒロミさんが言った、「負けること、挫折することはそんなに悪くない。人生が終わるわけでも、全財産を失うわけでもない。負けても、挫折しても、たかが知れている。問題は、世間の「落ちぶれた」と見る目に押されて、自分から「落ちぶれた感」を出してしまうことだ。落ちぶれた感に安住すると、動けなくなる。落っこちた穴から脱出できるのは、自分が落ちたと認めた人だ。自分は落ちていないと思っているうちは、穴から出ようと行動することもない。」でした。
自分が落ち込んだ時や何かうまくいかなかった...続きを読む -
How Google Work
今回、組織文化の醸成のヒントとして、この本を手に取りました。イノベーションを続けるGoogleの秘訣として「戦略、企業文化、人材、意思決定、イノベーション」に焦点をあてた本で「部署」という小さい組織でも直ぐに活用・実践できると思いました。
「技術よりも文化が重要」というところにとても惹かれました。差別化された良い文化は「人」を成長させることができるとともに、自部署はもちろんのこと、他部署の人がその職場で働きたいと思うプラスのスパイラルが生まれ、その結果、組織が活性化し成長するということをバーチャル的に体現することができました。この本を読んでイメージトレーニングすると、なにかできるような気がし...続きを読む -
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イオンを創った女の仕事学校
経営をはじめ新しく何かをやろうとした場合、台本やシナリオがないことが多く、未知の世界への挑戦でああり、何もかもが予測不可能な
状況であることは承知しているが、この本をとおして、何事にもにも定石 はあり、定石を身につけるには、過去の出来事を知識化し、
過去と現在の情報や資料を収集・分析し、直面する問題を参考にし、適応する 能力が必要と感じた。
書物には、偉人や成功者の伝記や成功の秘訣があふれている。その中には、いわゆる成功のエッセンスというか法則性に近い「定石」を
見つけることができる。
そして、決断するのに必要なのが「勇気」であり、知識や経験のない勇気は、賭けであり「蛮勇」であ...続きを読む