【感想・ネタバレ】イオンを創った女の仕事学校――小嶋千鶴子の教えのレビュー

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イオンを創った女の仕事学校

etoile19590704 2019年12月01日

経営をはじめ新しく何かをやろうとした場合、台本やシナリオがないことが多く、未知の世界への挑戦でああり、何もかもが予測不可能な
状況であることは承知しているが、この本をとおして、何事にもにも定石 はあり、定石を身につけるには、過去の出来事を知識化し、
過去と現在の情報や資料を収集・分析し、直面する...続きを読む問題を参考にし、適応する 能力が必要と感じた。
書物には、偉人や成功者の伝記や成功の秘訣があふれている。その中には、いわゆる成功のエッセンスというか法則性に近い「定石」を
見つけることができる。
そして、決断するのに必要なのが「勇気」であり、知識や経験のない勇気は、賭けであり「蛮勇」である。
トップには「蛮勇」でなく「賢勇」とで言うべき賢い勇気が最終的には必要だというところに、私自身のビジネススキルの強化のヒントとなった。
加えて、ダイバーシティーが注目を浴びている昨今、多様な人物を受け入れ、経営に活力と成果を生み出すダイバーシティについても触れられ、この本では「異論」という言葉で置換されている。換言すると、異論を持つ者にも敬意を払い、異論を傾聴し受け入れるということである。
異論や聞きづらいことを聴くには、忍耐が必要であり、自分の存在を否定されているような、屈辱感や恐怖感も伴うこともあるとのことで
経営層には涵養すべき能力の一つであることに間違いない。
自己の個人の感情や満足・不満足というような判断基準ではなく、その意見は「会社の役に立つか、立たないか」で判断しなければいけないことを改めて認識させられる1冊であった。

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