【感想・ネタバレ】How Google Worksのレビュー

あらすじ

インターネット、モバイル、クラウドという環境激変が、企業から消費者へのパワーシフトを引き起こした。いま企業が成功するためには、考え方を全部変える必要がある。グーグル会長が新時代のビジネス成功術を伝授。

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Posted by ブクログ

職種は違えど楽しく働くためにはが詰め込まれた一冊だと思った。仕事を楽しく熱中できるように自分もまだまだ勉強したいと感じた。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

本書はグーグルの前CEOだったエリック・シュミット氏と同僚のジョナサン・ローゼンバーグ氏によって、グーグルのマネジメントについて幅広く紹介している本です。題名通りHow Google Worksということが多面的かつきわめて骨太に記述されていて、とても勉強になりました。 本書を読んでグーグルについて知らないことがたくさんある自分に気付きました。その意味で「グーグル」を知らない人はほとんどいないと思いますが、「グーグルという会社」がどういう会社か、について私は本書から多くを学び、そして親近感がわきました。

 具体的には、本書を読む中で、グーグルと高度経済成長時代に世界を席巻していた日本企業との間にいくつか共通点があることにも気付きました。例えばグーグルは顧客第一主義で、顧客に最高の製品・サービスを提供すれば、あとは(業績など)全部ついてくる、という信念。これなど典型的な日本の製造業の考えですよね。上場したのも、株主指向の経営をしようという意味では全くなく、従業員にグーグルの信念や価値観を明文化して広めるよいチャンスだと捉えたため、というような点です。
 日本企業(特に成熟した大企業)の経営幹部は、グーグルと聞くと、変化の激しいIT業界にいて、大学みたいな会社でうちとは全然違うのだから何も学ぶものはない、と思う人もいるかと思いますが、日本企業が忘れかけている大事な信念を持ち続けている会社と思って見る必要があると思います。

 またグーグルは人材確保に極めて重きを置き、世界のスマート・クリエイティブを惹きつけることにかけては大成功しているのですが、その根本には顧客に最高の製品・サービスを提供するには、なるべく多くのスマート・クリエイティブを集める必要がある、ということで、これはIT業界に限らずどの業界でも共通なわけです。本書はIT業界に限らず成熟した業界の人も是非一読して、自社に足りないもの、自社が忘れかけているものに気付くきっかけになるのではと思います。

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書というのは常々、コスパの高い投資と思うが、本書はまさにそれ。
Googleのプロダクトや人の採用(スマート・クリエイティブ)を重視している姿勢をよく学べたと思う。
新しいことのチャレンジも、連戦連勝ではないこともよく理解できた。
webの世界は、物理的なモノがない、というか見えにくいので、プロダクトという概念があまり自分にはなかったが、実際にはかず多くのプロダクトがあることも学べました。

読んで損はないどころか、得るものばかりでした。
ユーザを中心に考える。
企業の成功に最も重要な要素はプロダクトの優位性。
失敗するコストが大幅に低下、成功やプロダクトの優位性を支えるのはスピード。
スマートクリエイティブを惹きつける出発点は企業文化。
→リーマンのミッション事例。従業員が信じられるかどうかにある。
世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること。
ビジョンは繰り返し伝え、報奨によって強化しなければ、それが書かれた紙ほどの価値もない(ジャック・ウェルチ)
楽しい…一番大きいのは、同僚と一緒に笑ったり、ジョークを言い合ったり、共に仕事をすることの楽しくさであるはずだ。お楽しみイベントには、本当の楽しさがない。
邪悪になるな。
市場調査ではなく技術的アイデアに賭ける。
大切なのは、顧客の要望に応えるより、顧客が思い付かないような、あるいは解決できないと思っていた問題解決へのソリューションを提供すること。
失敗したケースは例外なく技術的アイデアが欠けていた。
速い馬はいらない。
ライバル動向へのこだわりは、凡庸さへの悪循環につながる。
どれだけ優れた戦略を立てても、優れた人材の代わりにはならない。
組織内での地位が上がるほど幹部は採用プロセスから遠ざかる傾向があるが、本来はその逆であるべきだ。
情熱家はそれを表に出さない、心に秘めている、生き方に表れてくる、粘り強さ、気概、真剣さ、没頭する姿勢。履歴書には表れず、既に成功してるとは限らない。
ムダ話をさせるのではなく、むしろムダ話を奨励。
自分より優秀な人間を採用せよ。
ビジネスパーソンが磨くべき最も重要なスキルは、面接スキル。
採用の質を落としてまで埋めるべきポストはない。
会議が時間の無駄だと文句を言う人は多いが、運営がうまい会議ほど、素晴らしいものはない。
経営者にはコーチが必要。
自分の下で働きたいと思うような上司であれ。
メールはすぐ返信。了解、でも良い。コミュニケーションの好循環のため。
ユーザに焦点を絞れば、あとは全部ついてくる。
世に出して手直しする、アプローチはあとで改善することを前提に、質の低いプロダクトを送り出しても良いという考え方ではない。
何が起きるか?ではなく、何が起こりえるか?

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2023年04月18日

Posted by ブクログ

僕は2015年入社の現役のグーグル社員なので、中の人ゆえにかなりスムーズに内容が入ってきた感じがありましたが、(外の人から見てどうかはわかりませんが、あなたがエンジニアなら非エンジニアの僕より内容がスラスラと入ってくるかもしれませんね)。書評としては、必ずデスクの上に置いておいて、逐一参照したい一冊だと思います。この本を今まで読まなかったことを後悔しています(まぁ読んでたら読んでたでちょっと破天荒にやりすぎていたかもしれないが)。この本が書かれた2014年と今日(2023年)ではかなりグーグル内も変わったと感じます。2014年の社員数と今の社員数では一体何倍に増えたんだろうというレベルでグーグルは成長しました。自分(非エンジニア)が本書に書かれているようなスマートクリエイティブかどうかは定かではありませんが、少なくとも僕が入社した2015年時点では、僕は本書に書かれているようなスマートクリエイティブの Googleyness を何度も見てきましたし、今でもそれを実践している人もよく知っています。僕もなんだかんだ古株になりつつあるので、グーグルの創業メンバーやエリック、ジョナサンの志に賛同するので、ユーザーの為に働き、他の社員を助け、プロダクトの優位性を大切に考えながら仕事をしていきたいと、再認識しました。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

良書 実質6つの章にGoogleでの仕事のやり方が集約されています。各章の内容の一部を以下へ

序文
・漸進的なアプローチでは時代に取り残される
・テクノロジの世界では革命的変化が起こりやすい
・アイデアを生かしてありえないことに挑戦しよう

はじめに
・三つの技術トレンド インタネット、携帯端末、クラウド

文化
・共に働く仕事場をよくする
・フラットな組織
・組織は機能別に 独立採算はとらない
・社員に責任と自由を与える
・イエスの文化

戦略
・事業計画にではなく、人に投資する
・市場調査にではなく、技術的アイデアにかける
・小さな問題の解決に着目し、適用範囲を広げる
・特化すべき対象を見つける
・ライバルに追随するな


・自分より優秀な人材を採用する
・情熱のある人は情熱を口にしない
・ラーニングアニマルを採用する
・人材の発見・獲得の輪、発掘・面接・採用・報酬

意思決定
・データに基づいて決定する。でもハートも
・最適解に達するには意見の対立が不可欠
・すべての会議にはオーナーが必要

コミュニケーション
・情報を隠すのではなく共有する
・人の本質は、質問に答えることでなく、自ら質問すること
・会話は最も重要かつ効果的なコミュニケーション手段
・人に伝えたかったら20回繰り返せ
・自分の下で働きたいと思うような上司であれ

イノベーション
・楽観主義
・実現不可能な目標を設定する
・皆がもっているアイデアをつかう
・世に出してから手直しする
・良い失敗をする

おわりに
・プラットフォームの台頭
・世界の産業活動のハブの成長
・コンピュータとの協業を行う

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2021年11月20日

Posted by ブクログ

「マイクロソフトに対抗するにはプロダクトの優位性を維持するしかないこと、その最も有効な方法は既定の事業計画に従うのではなく、優秀なエンジニアをできるだけたくさんかき集め、彼らの邪魔にならないようにすること」

「大切なのは顧客の要望に応えることより、顧客が思いつかないような、あるいは解決できないと思っていた問題へのソリューションを提供することだ。」

技術者のモチベに全てを捧げて、リスクを取ってイノベーションに賭けよう!!って感じでまんまスポ根で青春。

そこで問題が起きない為に、通底する「文化」が大事ってのもわかる。
否定は全くしないけど実現するのは中々むずいよね。

目から鱗の人材育成や組織論はとてもとても興味深く為になる。反面、どうしても自分は猛スピードのイノベーション(と、そのために身を粉にすること)を絶対的な善、と妄信する事ができない。

この本と「欲望の資本主義」を連続で読むと頭が混乱しちゃうだろうな。

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2020年07月29日

Posted by ブクログ

2016年に読んだ時の評価は二つ星だったが、今回は格上げ。
組織のマネジメントを考える立場でみると、Googleみたいになるのは無理だ、ではなく、強い気持ちでやるねん!ということかと。

以下、留めおきたい内容→

一度でも悪党らしき行いをした人間は、ずっと悪党だ。一瞬だけ誠実さを忘れる、といったことはあり得ない。

キャリア計画を作るステップ
5年後の理想の仕事とは?どこで何をしていくら稼ぐどんな内容の仕事か?転職サイトに載せる説明風に。
その仕事についた自分の履歴書はどんな内容か?そこまでに何をしたのか?
強みと弱みは?どんなスキルを磨く必要があるのか?
どうすればその仕事に就けるのか?どんなトレーニングや実務経験がいる?


デザイン的思考の中核的マインドセット:行動志向は、実践的で試行錯誤を厭わない考え方。ある行動をとることが正しいか確信が持てないなら、一番いいのは実際にやってみて、結果に応じて軌道修正すること。


事業は常に業務プロセスを上回るスピードで進化しなければならない、だからカオスこそが理想の状態だ。


従来型企業が迫られる選択:
❶これまで通りの生き方をする道
テクノロジーが変革のツールではなく、単にオペレーションを最適化し、利益を最大化するためのもの。市場に参入してきた新たなライバルが引き起こそうとしている破壊的影響は、ロビイストや弁護士を使って封じ込める。こうした現実逃避型アプローチは必ず悲劇的な結末を迎える。顧客の選択を妨げ、業界のイノベーションの足を引っ張るのが目的。理由は、企業レベルでは革新的なプロダクトはちっぽけで価値がないと見えること、個人レベルでは大企業の社員はリスクをとっても評価されず、失敗すると制裁を受けるので、個人にとっての見返りが非対称なため、合理的な人間なら安全な道を選ぶから。
❷Googleのようになること


企業には必ず聞かれて嫌な質問があるが、聞かれないままのケースも多い。良い答えがなく、誰もが不安になるからだ。しかし、だからこそこうした質問に意味があるのだ。みんなを安穏とさせないためである。ライバルが本気で潰しにかかってくる前に、仲間内からの問い掛けで不安になった方がよい。

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2020年07月24日

Posted by ブクログ

自身の勤める会社とは異業種で、且つトップを走るGoogleの経営陣が著した本書。6年前の本とはいえ古さを感じさせない。また単なる経験談に限定されずアカデミックな研究とも相まった内容であり、興味深い。どのような業界の企業であれ、学ぶべきところは多分にある。Googleの精神を知ることによって彼らの商材に対する関心も高まった。「スマート・クリエイティブ」という人称について当初はイメージがつかなかったが、深く理解できた。起業家や経営者だけでなく、社会経験があり、深く内省する習慣のある社員や、具体的なGoogleの事例を自社に置き換えて革新を進める意志のある方には是非ご一読頂きたい。単に読み物としても面白い。

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2020年05月20日

購入済み

How Google Work

今回、組織文化の醸成のヒントとして、この本を手に取りました。イノベーションを続けるGoogleの秘訣として「戦略、企業文化、人材、意思決定、イノベーション」に焦点をあてた本で「部署」という小さい組織でも直ぐに活用・実践できると思いました。
「技術よりも文化が重要」というところにとても惹かれました。差別化された良い文化は「人」を成長させることができるとともに、自部署はもちろんのこと、他部署の人がその職場で働きたいと思うプラスのスパイラルが生まれ、その結果、組織が活性化し成長するということをバーチャル的に体現することができました。この本を読んでイメージトレーニングすると、なにかできるような気がしました。
組織文化を基本に個人の成長や組織の成長と組織文化と連動した組織風土を作りたいと思っている人には一見の価値があると思います。

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2019年12月24日

Posted by ブクログ

刺激受けまくりでした。
もっともっと変化を起こせるように頑張ります。
でも、果たして今いる会社にずっと居続けることは正解なのか?ということもこの本を読んで考えました。

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2019年02月10日

Posted by ブクログ

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

▼以下メモ

企業文化
・社員同士の距離を近づける。
・「悪党」すなわち、傲慢な人間、妬む人間からは仕事を取り上げる。
・人に「ダメ」といわない。

戦略
・計画は流動的に。
・利益より「大きくなること」を重視する。

人材
・採用は絶対に妥協しない。学ぶ意欲の高い人物を採用する。大事なのは「何を知っているか」ではなく、「これから何を学ぶか」である。
・好き嫌いではなく、人格と知性で選ぶ。
・採用を全社員の担当業務に含め、「スゴイ知り合い」を紹介させる。貢献度は評価に入れる。
・報酬は、低いところから始め、成果を出す人にはずば抜けた報酬を支払う。

スマートクリエイティブとは
・リーダーシップ、職務に関連する知識、全般的な認知能力
・高度な専門知識と高い経験値
・実行力にすぐれ、単にコンセプトをかんがえるだけでなくプロトタイプを作る人間
・分析力がすぐれ、データを扱う事が得意で意思決定に生かす事ができる。一方で、データ分析の限界も理解している。
・ビジネス感覚に優れている。専門知識をプロダクトの優位性や事業の成功と結びつけて考える事ができる
・競争心も旺盛、猛烈な努力ができる
・ユーザー理解が深く、ユーザー目線
・好奇心旺盛、現状に満足せず常に問題を見つけて解決しようとする
・リスクをいとわない、失敗を恐れない、失敗からは常に大切なことが学べると信じている。
・自発的、指示を待たない。主体性
・あらゆる可能性にオープン、他者との協力が得意でコミュニケーションを大事にする

コミュニケーション
・役員会の議事録であったとしても、法律、あるいは規制で禁じられているごくわずかな事柄を除き、全て共有する。
・会話を促進する。話しやすい雰囲気を作る。時にはコミュニケーション過剰と言われるくらい。

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2018年07月29日

Posted by ブクログ

Appleの元取締役でGoogleの元CEOのエリック・シュミットと、Googleの元上級副社長で現在はアルファベット社取締役会顧問のジョナサン・ローゼンバーグが著者。

タイトル通り、経営者向け。
Google流の働き方と考え方は他の会社とはかなり違う。
著者は入社後すぐにビジネスとマネジメントを学び直さなければならないと悟ったそうだ。

スマート・クリエイティブと呼ばれる優秀なエンジニアだけが集まる企業が、どんな方法で社員達がアイデアを生み出しているか、イノベーションとはどんなことかなどが書かれている。

『オープン』にこだわる。
狭いオフィス(コミュニケーションやアイデアの交流)
組織はフラット。
20%ルール(仕事時間のうち、20%を自分の好きなことに使える時間。GoogleMapやgmailもここから誕生したらしい)
他、まだまだ沢山ある。

いやいや働いている人などいなそう。
やなやつも淘汰されそう。


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2025年01月25日

Posted by ブクログ

情熱のある人は情熱を口にしないという言葉がとても刺さった。
また、リーダーシップ、職務に関する知識、問題解決力、グーグルらしさの4カテゴリーが特に大切だということも学んだ

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2023年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

googleが成功したのは会社のためでなく、ユーザー至上主義であったために成功できたんだなぁと。
より優秀なスマートクリエイティブ同士が集まれば、収益はもちろん大事だけども、結果はあとからついてくるという信念のもと、プロダクトやサービスを作り続けているのは流石の一言。
コンセンサスは同意ではなく、その場のみんなで考えることだというのも自分にはなかった考えでした。
仕事の20%を自分の学びに使用できるのも素晴らしい文化だと思います。
僕も常にラーニングアニマルの姿勢で物事に取り組みたいと思います。

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

2016年4冊目
朝活アウトプット読書会で章単位に読んでいて、ようやく読み終わりました。
googleの現会長エリックシュミットとシニアバイスプレジデントが語るGoogleの働き方。
・文化
・戦略
・人材
・意思決定
・コミュニケーション
・イノベーション
の切り口で紹介。
まあ、独特の会社です。
文化の章では、社員にはしっかり休暇をとるように進めている。自分が会社の成功の為に欠かせない存在なので、1〜2週間も休暇をとったらとんでもない事になると思っていたら深刻な問題があるサインだとと言ったり、
戦略では、のっけから事業計画があれば、それは間違っているという事は100%断言できると述べている。
人材では経営者の一番大事な仕事は採用と語り、
意思決定では、会議では常に意思決定者をはっきりさせておく、意思決定者は自ら会議を招集するなど自ら動くなどいいつつも、会議に出る事が重要な人間の証ではないとも言っている。
コミュニケーションでは、情報は社員にはすべてオープン。
イノベーションでは業務の20%は自分の好きな事に使える。そこから新たなGoogleのサービスが生まれてくる事を紹介している。

どんどん新しいサービスを展開するGoogle。中に入ると自由闊達に見えてもかなりスピードが早い だと感じました。

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2018年10月28日

Posted by ブクログ

どのようにGoogleでは動いているか。Smart Creativeを集め、情熱を燃やし、課題に果敢に挑戦し続ける方法。文化、戦略、人材、意思決定、コミュニケーション、イノベーションの各章に渡ってGoogleでの働き方を述べている。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

やはり自分は採用や組織作りに興味があるんだなと感じる。こういう組織だからイノベーティブなんだ、と腹落ち。
情熱のある人間は情熱を口にしない。
ラーニング・アニマルは、「到達目標」ではなく「学習目標」を設定する。
特定の行動を選択するのは、できるだけ遅らせたほうがいい。
最初のフォロワーが孤独な愚か者をリーダーに変える。

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2018年09月12日

Posted by ブクログ

グーグルが驚異的なスピードで成長した秘密を、同社の幹部が明らかにしている。キーワードはスマート・クリエイティブ。プロトタイプを作り出すことができる優れた人材のことで、彼らを採用し、活躍できる環境を整えることに力点を置き、スマート・クリエイティブを惹きつけるのは、シンプルな原則に基づく経営を徹底する文化だと断じている。それをベースに組織の作り方、技術やプロダクトの重要性を論じているが、特に人材の採用に関してのくだりは示唆が多い。多くの会社や人はグーグルのようにイノベーションを起こすことはできないが、状況をよく考え把握していないと自分が新しい技術によって片隅に追いやられる激しい時代を生きていることを自覚させられる。

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2020年10月26日

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「どんな分野でも、他の人々に一歩先んじる最高かつ最も簡単な方法は、それについて知識を深めることだ。最適な方法は、文献を読むことである。」

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2019年02月04日

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スマート・クリエイティブ
計画を立てたところで、そのプロジェクトはうまく進まないことが決定
面接官はトレーニングが大事
面接時間は30分
こんな会社で働きたい
Mountain View, CA
会議は8人がmax全員が意見を言えるように

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

戦略、人材、意思決定、コミュニケーション、イノベーションについて、各章でまとめられている。
技術的アイデアは何か、ゴールに焦点を絞る。

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2022年02月04日

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アハライ→ついてこい!
イスラエルの戦車司令官は、突撃!とは言わず、アハライ!(ついてこい!)と叫ぶらしい。
これが求めるべきリーダー像ということ。

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

Googleの印象が変わった。
和訳された本なので、随所に記載されているジョークについては理解できない部分があった。

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2021年04月10日

Posted by ブクログ

Googleの人事観はリクルートに非常によく似ています。

優秀な人材を採用することを経営の重要事項に置き、
各部署で営業をかけるかのように採用するさまはあるべき姿であり、
それが成長の原動力にもなっていると感じました。

ビジネススクールでは採用の重要性を教えるが、
優秀な人材かを見抜くスキルや口説くスキルは誰も教えてくれないという点はまさにその通りだと思います。

小手先のノウハウを真似るのではなく、
まずは人事観から真似ることが大事です。

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

Googleがなぜイノベーションを起こし続けているかが納得できる。
目習うべきたくさんのTipがあり、日本の大企業は少しでも変革すべき。
オールドスクールなやり方の自社営業部を少しでも変えていきたい。

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2019年07月28日

Posted by ブクログ

・失敗するコストが大幅に低下した
・ビジョンなど、繰り返し伝え、報奨によって強化しなければ、それは書かれた紙ほどの価値もない
・マネージャーは肩書きが作る。リーダーは周りの人間が作る
・計画は流動的だが基礎は揺るがない

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2018年12月09日

Posted by ブクログ

・「誰のアイデアか」より「まともなアイデアか」
・グーグルで大切なのは、「何ができるか」であって、「どんなヤツか」ではない
・マネージャーは肩書きがつくる。リーダーはまわりの人間がつくる
・やるべき仕事があれば、忙しい人に任せろ
・学ぶこと自体が目標になると、くだらない質問をしたり、答えを間違えたりしたら自分が馬鹿に見えるのではないかなどと悩んだりせず、リスクをとるようになる
・意思決定者の任務とは、適切な期限を設定し、これ以上の議論や分析は意味がないと思ったら打ち切り、全員が最終決定を支持するようにチームを導く。ただ、切迫感に圧倒されてはならない。ギリギリの瞬間まで、どんな方向にも動けるような柔軟性を失わずにいよう
・会議は8人以下が妥当。10人が限界
・メーリングリストを使わず適切な相手だけ選ぶようにすれば、受け取った相手が読むか確率が高くなる
・メールは「読者が読み飛ばしそうな部分は削る」
・人間関係を深める―配偶者や子供の名前、重要な家族の問題などの細かな情報を覚えておく(スマホの連絡先アプリのメモ欄に入れておく)
・イノベーションとは、新しく、意外性があり、劇的に有用なものでなければならない

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2018年11月04日

Posted by ブクログ

アップルが企業文化の貫徹がスティーブジョブズというカリスマに頼っていたのとは対照的に、本書を読むと、ジョブズのような人物はそうはいないのだから、企業文化を組織として築き上げていかなければならないという意識が存分に感じられた。また、コミュニケーションの重要性を幾度も説いており、藤本氏の言う日本企業が得意な「擦り合わせ」に通じるところがあり、興味深かった。

「経営者をしていて意外だったのは、プロジェクトチームにとんでもない野心を抱かせるのは、とても難しいということだ。どうやらたいていの人は型破りな発想をするような教育を受けていないらしい。現実世界の現像から出発し、何ができるか見定めようともしないで、最初から無理だと決めてかかる。グーグルが自律的思考の持ち主を採用し、壮大な目標を設定するためにあらゆる手を尽くすのはこのためだ。」
「マイクロソフトに対抗するにはプロダクトの優位性を維持するしかないこと、その最も有効な方法は既定の事業計画に従うのではなく、優秀なエンジニアをできるだけたくさんかき集め、彼らの邪魔にならないようにすることだと思うようになっていた。」
「インターネットの世紀のプロダクト・マネジャーの役割は、最高のプロダクトの設計、エンジニアリング、開発を担う人々とともに働くことだ。」
「私たちはできるかぎり、組織は機能別にすべきだと考えている。そしてエンジニアリング、プロダクト、財務、セールスなど各部門が直接CEOにレポートするのだ。なぜなら組織を事業部、あるいはプロダクトライン別にすると、それぞれの事業部が自分のことだけを考えるようになり、情報や人の自由な流れが阻害されるからだ。」
「実際のところ、計画はあってもかまわない。だが、事業を進めるのにともない判明したプロダクトや市場についての新事実に対処するために、計画を変えることを頭に入れておこう。」
「スマート・クリエイティブの明確な特徴は、情熱があることだ。何かに対して、強い思い入れがある。ただ、本当に情熱的な人間は『情熱』という言葉を軽々に口にしない。」
「情熱家はそれを表に出さない。心に秘めている。それが生き方に表れてくる。粘り強さ、気概、真剣さ、すべてをなげうって没頭する姿勢といった情熱家の資質は、履歴書でははかれない。…何かに本物に情熱を抱いている人は、最初はうまくいかなくても努力を続ける。」
「ここまで情熱、知力、ラーニング・アニマルのマインドセットが、採用候補者に欠かせない資質であることを述べてきた。もう一つの重要な要素が人格だ。単に親切で信頼感があるというだけでなく、多才で、世界と深くかかわっている人間、つまり『おもしろい』人間だ。」
「技術者や科学者が犯しがちな過ちがある。データと優れた分析にもとづいて、賢明かつ思慮に富んだ主張をすれば、相手を説得できるはずだ、と考えるのだ。これは誤りだ。相手の行動を変えたいなら、説得力のある主張をするだけでなく、相手のハートに触れなければならない。私たちはこれを『オプラ・ウィンフリーの法則』と呼んでいる。」
「オプラの法則を実践する、いたって簡単な方法がある。議論を打ち切り、出席者から100%支持されているわけではない結論を出すときに、こう言うのだ。『どちらも正しい』。誰でも自分の意見に反する決定を心から受け入れるには、まず自分の意見がきちんと聞いてもらえただけでなく、その意義を認めてもらえたと感じる必要がある。」
「いまや”部下に任せる”というスタイルは通用しなくなった。リーダーは細部を把握していなければならない。」
「仕事に限った話ではないが、何かを人に伝えたいと思ったら、たいてい20回は繰り返す必要がある。…だからリーダーは常に”コミュニケーション過剰”であるべきだ。エリックのお気に入りの格言は『お祈りをいくら繰り返しても御利益は減らない』。」
「…アップルとグーグルのイノベーションに対するアプローチはまったく違っており、特に重要なのが『コントロール』に対する考え方の違いだ。グーグルはアンドロイドを通じて、オープン・プラットフォームのもたらす優れた経済効果を実現しようとしており、また自分たちはオープンであることの必然的な結果でもある。…
 一方、アップルのアプローチは正反対だ。iOSのコードは非公開で、アップルストアでアプリを販売するには、アップルの正式な承認が必要だ。…
 アップルの統制型モデルが機能するのは、スティーブ・ジョブズの傑出した才能だけでなく、ジョブズがつくったアップルという会社のあり方のためでもある。」
「きみがスティーブ・ジョブズ並みの直観と洞察力を持っているなら、ジョブズのやり方を見習えばいい。でもそんな人間は世界に何人もいないんだ。私たちと同じ”その他大勢”の方に入る人には、私たちのアドバイスが役に立つかもしれないよ。」
「新しいアイデアが初めから完璧であることはあり得ないし、完璧になるまで待っている時間はない。プロダクトをつくり、出荷し、市場の反応を見てから、改善策を考え実践し、再び出荷しよう。『世に出してから手直しをする』。勝つのはこのプロセスを最も速く繰り返すことのできる企業だ。」

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

スマートクリエイティブを部下に持つようなマネージャーには為になるのではないかと思います。
普通のビジネスマンにとっても参考にできるようなこともありましたので、読んで損はないと思います。
少し、カッコが多くて読みにくかったので、星3で。

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2018年05月03日

Posted by ブクログ

あらゆる物事について、Googleがこれまでにどのような行動をしてきたか、というエピソードをたくさん寄せ集めた事例集のようなものになっていて、その一つひとつが面白かった。

いまや数十億ドルを稼ぎだすようになったグーグルの広告配信サービス「アドセンス」は、ある日たまたま本社で一緒にビリヤードをしていた、さまざまなチームに所属するエンジニアたちが発明した。あなたの配偶者やルームメイトがどれほどすばらしい人でも、自宅で二人で休憩していて数十億ドルの事業を思いつく可能性はきわめて低いだろう(たとえビリヤード台があったとしても)。オフィスに社員を詰め込み、たくさんの娯楽施設を用意し、積極的に使ってもらおう。(p.64)

候補者の経歴が空きポストと合致するか否かにかかわらず、とにかく優秀な人材を採用することに集中する。エリックは、シェリル・サンドバーグにふさわしい仕事がないにもかかわらず、採用のオファーを出した。ほどなくしてシェリルは法人営業チームの立ち上げという職務を担当することになったが、それは入社した彼女自身がつくったポストだ。(p.142)

私たちが新たな20%プロジェクトを立ち上げようとする社員に常にアドバイスするのは、まずはプロトタイプを作ってみろ、ということだ。それが周囲の人々を夢中にさせる最適な方法だからだ。アイデアを思いつくのは割りと簡単で、それより何人かの同僚にプロジェクトに賛同してもらい、自分だけでなく彼らの勤務時間の20%を投じてもらうほうがずっと難しい。(p.313)

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2020年07月15日

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