あらすじ
◆病気になりたくない人、健康でいたい人が読むべき本
・熱いお茶を飲むと、がんリスクが8倍上がる
・ワクチンや薬で予防できる「3つのがん」
・胃カメラをオススメする2つの理由
・絶対知っておくべき「血圧の超基本」
・糖尿病の本質は「血管ボロボロ病」
・「隠れ脂肪肝」を見つけるすごい方法
・ダイエット、糖尿病に効く「地中海食」
・「休肝日の罠」 に気をつけて!
・じゃがいもを食べすぎると早死にする
・コーヒーと紅茶のすごい健康効果
・食品添加物を気にしなくてもいい理由
・前立腺肥大には「大豆」が効く
・体にいいサプリメントは2つしかない!
・貧乏ゆすりの意外すぎる健康効果
・高齢者が打つべき2つのワクチン
国内外の良質な論文にもとづいた
「科学的に正しい」予防医学
人体のメカニズムにそった正しい「知識」で
自分の体を守れ!
がん、糖尿病、高血圧、食事、生活習慣、メンタル、人間ドック
人生100年時代を生き抜く「最強の基礎教養」
27万人が驚嘆! 「もっと早く知りたかった」
救急総合内科×産業医×YouTuberが語る!
血液・尿検査の絶対見逃してはいけないポイントから、
エビデンスのあるがんの予防・早期発見法、
健康寿命を1日でも延ばす食事術と生活習慣、
太く長く生きるためのメンタルケアの方法、
そして、大病になったときの再春予防・リハビリまで、
正しい健康知識の超集大成!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
40代を目前にして、病気の早期発見と予防への関心が高まり手に取った1冊。周りが病気になっても、自分だけは大丈夫と思いがちですが、必要な検査はしっかりと受けて生活習慣を見直したいと思う。
食事に関しては既に知っている内容もあったが、改めてしっかりと日々の生活に落とし込んでいかねばと言い聞かせた。
とても分かりやすくまとめられていて読みやすい本。
でも、大事なのは一つでもいいから行動に移すこと。自分と身近な人の健康寿命を伸ばし、心身ともに健やかな人生を過ごしたいと思う。
40歳からの予防医学―――医者
自分も60歳を超え、健康寿命を延ばすための参考として読みました。
40歳を超えるとがんや糖尿病、腎臓病といった病気のリスクが上がるということですが、どの年代が読んでも、とてもタメになる本だと思いました。
あらためて、適切な生活習慣、定期的な人間ドックや検診の重要性を再認識させられた一冊でした。
Posted by ブクログ
ピンピンコロリの人生を目指すためにも、適切な知識を頭に入れ、予防することが大切だと改めて感じた。また、診察を受診する目安が書いてあるのが助かる。
Posted by ブクログ
分かりやすく、実用的。
自分の生活を考えると、喫煙、大食い、飲酒、やっぱり危ないことを再確認。
減塩和食と地中海食、運動をしっかり取り入れて行きたい。
Posted by ブクログ
いい人生だったと言いきれる人を増やすために書かれた本。
病気と向き合うための3つの視点(一次予防[ 病気にならない行動習慣]、二次予防[ 病気の早期発見、治療]、三次予防[ リハビリ、再発予防])について説明し、如何に早期に予防するかをまとめている。健康診断でもらう数値の意味をこの本で一気に理解できて、本当に秀悦な本だと思う。
この本で得られた知識を元に、今まで以上に健康に注意して行きたい。
あと著者のYouTubeも見てみようと思う。
Posted by ブクログ
これはタイトルだけ見ると、普段なら手に取らない類の本。イワケンが絶賛している書評を見て、それなら是非ということで入手。ちょうど本書が扱っている年代、ってこともあるし。主に1次予防に焦点が当てられていて、日々の生活にダイレクトに関わってくる健康情報が満載。先だって読んだ”テロメア~”と重なる部分も多く、翻ってそれは、どちらも良書だという担保と考える。ことあるごとに紐解きたい一冊。
Posted by ブクログ
おすすめです!
とても読みやすくて勉強になりました。
体の位置ごとに本の小口に分かりやすく見出しがあるので、病気や気になる体の部位を、探しやすいです。
本書で特に読んで良かったと思ったのは、サプリメントの所と前立腺がんの予防のところです。
Posted by ブクログ
・寿命を削ってまで働かない
・脳ドック、腫瘍マーカーのコスパ
・喫煙のあまりのリスクの高さよ
・やっぱり肉より魚
・じゃがいもを野菜とみなすな
・外食=悪ではない
・卵食べ過ぎるなって昔言われたなぁ
従来の食の常識が、いくつも覆りました。
Posted by ブクログ
冷静に科学的に、予防医学についての情報を提供する良書。ただし、私としては知っていることがほとんどだった。
知らなかったこと:65歳以上で「肺炎球菌ワクチン(23価)」、50歳以上で「帯状疱疹ワクチン」が有効。
マインドフルネスの効果が、統計上明らかになっている。
尿管結石の予防には、カルシウムを食事から(サプリではダメ)摂取するのが有効。
Posted by ブクログ
今まで健康に関する知識は断片的なものしか持ち合わせていなかったが、本書を読むことでしっかりと体系的に知ることができる。人間ドックを受けるとき、オプションについて悩むことが多かったが、ここに書かれている指針を元に今後は受けようと思う。
また、ピロリ菌検査や肝炎ウイルス健診など、いままで一回も受けたことが無かったものがある、というのはなにげにショックだった。今度かかりつけ医に相談してみたい。
Posted by ブクログ
人間の健康に関しては真偽が怪しい言説が常に入り混じっている。特にひどいのはTwitterのような魑魅魍魎が渦巻く世界で空間であり、私なんかは常日頃から持ち歩いているポン酢の瓶で、いつかデマツイッタラーの頭を殴ってやろうとさえ思っている。
それはさておき、本書は人々の健康を維持するための予防医学について、それなりに支持されている論文などのエビデンスの有無をベースに、明確に良いもの・判断が留保されるもの・明確に良くないものなどの仕分けを行い、最適とされる健康行動をサジェストする一冊である。
この手の本は数多あると思うが、そうした中でも比較的ニュートラルな判断がなされているように見える。扱われているトピックは、
・健康診断の諸数値が意味するところと数値が異常値の場合に疑われる個々の疾病の概要
・食事や生活習慣(運動、睡眠など)
・メンタルヘルス
など幅広い。
例えば40歳を迎える人など、そろそろ健康の問題を真面目に考えようとするタイミングで読むには最適な一冊。
Posted by ブクログ
人生100年時代と言われる現代において、健康寿命を延ばすために必要な予防医学について解説された一冊。40歳を超えるとがんや糖尿病、腎臓病といった病気のリスクが上がると いうことで、タイトルには「40歳から」とついているが、「特に40歳以上が対象」ということで、基本全年齢対象となっている。病気にならない行動習慣、病気の早期発見・治療方法を中心に、病気の再発予防までがエビデンスを基にわかりやすく語られる。がん、高血圧、腎臓、メンタル、血液・尿検査など非常に幅広く、ボリュームもあって非常に面白かった。
Posted by ブクログ
人生100年時代において、予防医学は中高年にとって「必須の教養」。日頃から最新の正しい情報を学んで、実践していきたいと思う。
[覚えておきたいこと]
☆大腸カメラは10年に一回、便潜血は毎年受けるべき。
☆がん共通の3つの初期症状
→①心当たりのない体重減少(1年以内に体重の5%減)
②不明熱(3週間以上、38度くらいの熱が出たり下がったりする)
③体から血が出る
☆ 腫瘍マーカーは受けてもムダ(早期発見できないから)
☆ 卵や牛乳のようにデータ上はっきり決着がついていない食品については「あまり考えすぎず、過剰な摂取はしないようにする」のが最適解。
☆ ほとんど(オメガ3脂肪酸、葉酸以外)のサプリメントは飲んでも飲まなくても健康への影響はあまりない。現代の医学では、成分ごとに何が体によいのか悪いのかが、細かくは解明されていない。
☆睡眠時間は7時間が理想的。寝過ぎもダメ。
☆認知症自体で死亡することはないが、複合的な要因で、発症からの生存期間は7〜10年と言われている。
認知症リスクとなる12種の原因は「教育」「難聴」「高血圧」「肥満」「喫煙」「うつ病」「社会的孤
立」「運動不足」「糖尿病」「過度の飲酒」「頭部外傷」「大気汚染」。
予防として脳トレは効果が証明されておらず、それより生活習慣病対策や、「耳の聞こえが悪くなったらすぐ耳鼻科に行き、補聴器を積極的につける」「定年後も友人との友好関係を保つようにする」「昼寝は60分以内にする」といった対策が有効。
☆高齢者が打つべきワクチンは、「肺炎球菌ワクチン(23価と13価の両方とも)」と「帯状疱疹ワクチン」。
☆ヤブ医者の見分け方→① ビタミンCの点滴療法が診療メニューにある②風邪に毎回抗生物質を処方される(風邪の原因は8割以上がウイルスで、抗生物質=抗菌薬はウイルスには効かない)
☆自分のメンタルを守る方法
①他責思考(アドラーの課題の分離)や無責思考を取り入れて、自分の背負う荷物を最小限に減らす。
② 「責任感」を弱めて「貢献感」(他人のために役立っていると主観的に思う感覚)を意識的に強める。
☆ 心筋梗塞が起こると、胸だけでなく、肩(左右関係なく)が痛むことがある(放散痛)。「押しても痛くない」「体をねじっても痛みが強くならない」ときは筋肉や骨ではなく、内臓から生じている痛みの可能性があるので、すぐに病院へ。