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- 作者名:アレックス・オスターワルダー(アレックスオスターワルダー)
- 性別:男性
- 職業:ビジネスアドバイザー
著書に『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』(共著:イヴ・ピニュール)、『ビジネスモデルYOU』(共著:ティム・クラーク、イヴ・ピニュール)などがある。
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ビジネスモデルキャンバス。
よく耳にしていたけれども、
実際に学んだことがなかったので、この書籍を読んだ。
考え方としては、今までいろいろな書籍で学んだことが、
集約されている形で、それが視覚的に凄く見やすく、
理解できたので、自分にとっては良書。
また、実際に現実のビジネスモデルに基づいて、
...続きを読む解説しながら、理解を促してくれるので、
ビジネスモデルってそもそも何?って方にはおすすめ。
ビジネスモデルとは、
どのように価値を創造し、顧客に届けるかを、論理的に記述したもの。
Posted by ブクログ
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イノベーションに関する理解を深めるべく読書
包括的にフレームワーク、事例が掲載されていて素晴らしい本。
ビジネスモデル分析の教科書的な印象
整理して考えるヒントを与えてくれる。
メモ
・インビジブルカンパニーを目指すには
常に自己変革を行う
優れたビジネスモデルで勝負する
業界の壁を超える
...続きを読む
・機会を最大化してビジネスモデルで勝負するには
⇒ ビジネスモデルパターン 発明パターンとシフトパターン
・常に自己変革を行うには
⇒ ポートフォリオマップ、ポートフォリオアクション
・イノベーションカルチャーをデザイン検証管理するには
⇒ カルチャーマップ、イノベーションカルチャーアセスメント
・ツール、マネジメント、発明、改善、カルチャーという構成
・アイデアは簡単に生まれるが単なる出発点にすぎない。難しいのは実際に顧客が求める価値提案と収益性高く拡張可能なビジネスモデルにつなげていくこと。見つけ出すこと
・エビデンスで可能になるのはリスク低い意思決定をすること。
・探索に必要なのは多数の小さなかけをし、エビデンスに基づいてその数を徐々にへらすこと
・探索ジャーニーは期待リターンとイノベーションリスクで評価・整理
魅力性リスク、存続可能性リスク、実現性リスク、適応性リスク
・成功するイノベーション=(研究開発※なくてもよい)+ビジネス研究開発(価値提案・実現への研究)+実行
・探索ポートフォリオ ビジネスデザインと検証から構成
・ビジネスモデルデザインの観点
新しい市場の可能性
顧客を囲い込むには
革新的で強固な顧客関係を築くには
活動で差別化するには
コピーしにくいものにするには
新しい方法で規模拡大するには
価値をさらに創出するには
想像力豊かに利幅を増やすには
革新的なコスト構造を構築するには
・ビジネスモデル仮説に関する検証観点
適合性(変化する環境に適合するか)・
魅力性(市場は求めているか)・
実現性(規模拡大提供できるか)・
存続可能性(収益性・継続性)
・適合性の評価基準
業界勢力(古参・SUに勝てるか)
市場勢力(市場シフトが考慮されている)
主要トレンド(PESTから恩恵を受けられるか)
マクロ経済(マクロ経済インフラトレンド適応)
・成長マインドセット
戦略的方向性
組織文化
ブランドイメージ
・ビジネスモデルの転換パターン
バックステージ主導型
専用リソースから多用途リソース
アセットヘビーからライトへ
クローズドからオープンへ
価値提案移行
製品からリカーリングへ
ローテクからハイテクへ
販売からぷらっとふぉーむへ
フロントステージ主導型
にっちからますへ
2Bから2Cへ
ローからハイタッチへ
利益方程式主導型
高コストから低コストへ
取引型からリカーリングへ
従来型から逆行型へc
・発明パターン
<フロントステージ破壊型>
市場の探索者 市場の鍵を開く
ビジョナリー型 他の人に見えていない価値、新たな市場
再利用型 別の目的の既存技術を再利用、インフラ再利用
大衆化型 少数のハイエンド顧客を大衆化へ、
チャネルの王者 顧客にアクセスする
脱仲介業者型 仲介業者排除、顧客への直接アクセス
機会提供型 販売機会を他社提供、代理店型事業模索
求心力の創出者 顧客を囲い込む
粘着性拡大型 顧客にとって離れることが不便になるように
瞬間接着剤型 顧客を囲い込むには(契約・お金・選択肢排除など)
<バックステージ破壊型>
リソースの城郭 塀を築く
ユーザー層の城郭型 ユーザー数に関係するネットワーク効果あるBM
プラットフォームの城郭型 ユーザー数多いほど複数のグループユーザ価値が高まるBM
IPの城郭型 知的財産による競争優位構築
ブランドの城郭型 ブランドが不可欠となる価値提案
活動の差別化要素 活動の構成を改善する
効率化による破壊型 効率化で破壊的に低コスト構造創出
スピードの達人型 スピード重視した斬新活動構成構築
持続可能性の達人型 環境保護と社会支援活動
受注生産型 顧客要望型活動調整
拡張 成長を促進する
委任型 自社活動を他者に任せ(無料)、拡張可能に
ライセンス供与型 ライセンシーに実行させる
フランチャイズ型 フランチャイズ加盟者にライセンス供与
<利益方程式の破壊>
収益の差別化要素 収益を押し上げる
リカーリング型収益 1回の販売から複数収益機会
餌と釣り針型 本体(餌)で顧客ロックインし、消耗品(釣り針)で収益
フリーミアム提供型 基本サービス無料でプレミアムを有料提供
補填型 強力な代替収入で無料または低額な価値提供を補填する
フォートナイトのデジタルグッズ提供などが対象例
コストの差別化要素 コストを排除する
リソース回遊型 資本集約型リソースを排除し、斬新なコスト構造を
Airbnbなどが対象例
テクノロジー型 テクノロジーを斬新な方法で利用して斬新コスト構造を実現
低コスト型 活動リソースパートナーの抜本的新しい組合せで斬新コスト構造
マージンの達人 マージンを拡大する
逆行型 大幅コスト削減。コストかかるリソース活動パートナーを排除
ハイエンド型 ハイエンド市場でハイエンドユーザーに価値提供
・移行パターン
<価値提案移行>
製品からリカーリングサービスへ 先行コストあがるも予測容易性高まる
ローテクからハイテクへ リーチ拡大と価格上昇可能性
販売からプラットフォームへ 顧客価値高まる
それぞれの逆移行もあり
<フロントステージ型移行>
ニッチ市場からマス市場へ 簡略化が必要なことも、マーケチャネル重要
B2BからB2Cへ ブランド、マーケ重要
ロータッチからハイタッチへ 人件費増加させるがプレミアム価格に
<バックステージ型移行>
専用リソースから多用途リソースへ 新しい顧客へ。相乗効果高まる
アセットヘビーからアセットライトへ サードパーティ活用、単価抑えることも
クローズドからオープンなイノベーションへ 外部のIP・研究開発活用
<利益方程式主導型移行>
高コストから低コストへ より効率的な活動とリソース構成 顧客拡大
取引型からリカーリング収益型へ 顧客にとって繰り返しジョブ特定必要
従来型から逆行型へ コスト削減し価値も高める移行。絞り込み必要
・インビジブルカンパニーの3イネーブラー
リーダーの行動
戦略的ガイダンス イノベ戦略を伝達
リソース割当 イノベリソースの制度割当
ポートフォリオ・マネジメント 対象範囲の探索
組織の行動
正当性と権限 成長やイノベーションの位置付け
コアビジネスと橋渡し コアにアクセスできるか
報酬とインセンティブ 管理経営と違うシステムが有るか
イノベーションチームの行動
イノベーションツール イノベーションツールを適用習得
プロセス管理 プロセスと指標があるか
スキル開発 組織に存在するか
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Posted by ブクログ
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頭の中がすっきりしました
今までは、あまり考えずにいたことが、整理された情報として入ってきました。今後はうまく活用できそうです。
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「ビジネス・モデル・ジェネレーション」の続編の一つ。
「デザイン思考」や「ビジネスモデル」の本は、すでに沢山でているわけで、もう読みきれないし、新しい本を読んでも、どこかで聞いた話しとか、ニッチな一点突破な話しで、かならずしも自分の興味領域とは違ったりで、本を読むのもやや疲れてきた。
が、そんな
...続きを読むなかでも、オスターワルダーの本なら、やっぱ読んだほうがいいんだろうなと思い、とりあえず読んだ。
やはり全く新しいものがあるわけではない、どこかで聞いた話なわけなのだが、そうしたいろいろな話しを1冊に統合して、整理し直したみたいな本で、これはすごい。
この統合感は、まさにイノベーションというか、既知の話しの新結合のレベルになっているな。
メインディッシュは具体的なビジネスモデルのパターンを実例付きで分類整理しているところだが、さまざまなイノベーションのアイディアと実施する事業のポートフォリオ管理の話やイノベーションを可能とする組織文化やリーダーシップの話しも包括的に統合している。
ビジネスモデルの本は、もうこれ1冊で大丈夫、という気がしてくる。
もちろん、ある程度の前提知識はないとわかりにくいだろうから、最初に読む本ではないだろうが。。。。「ビジネスモデルジェネレーション」とその他、イノベーションやビジネスモデル、デザイン思考の本を2〜3冊読んだあとで、この本に進むと、かなり効率的に学べるんじゃないかな?
Posted by ブクログ
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新規事業の提案を仕上げるために読み始めたのだけど、必要なことが全部まとまっていた!
ビジネスモデルを作るだけでなく、マーケティングとかビジネスプランとか今までバラバラに学習してきたことが、この一冊に集約されている、って感じ。
図表と事例でわかりやすく書いてあるけど、それなりの経験がないと理解はで
...続きを読むきないかも。
僕にとっては、この一冊で十分。
さて、プロトタイプを作り始めよう。
Posted by ブクログ
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