【感想・ネタバレ】ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスモデルキャンバスに関する名著。事業案を分析的に考えられるように。
ビジネスモデルキャンバスはビジネスの全体像、要素の解像度をあげてくれる優良なフレームワークの一つ
要素分解とともに論点整理がしっかりとなされており、一つのバイブル的な名著

メモ
・顧客セグメント 多要素が異なる場合は別のセグメントとして取り扱うべき。
・提供価値の例 カスタマイゼーション。早く終わらせる。ブランド。デザイン。コスト削減。リスク低減。アクセシビリティ。uiux
・チャネル
 コミュニケーション、販売、インターフェース。
 認知度をあげる。評価してもらう。価値を届ける。カスタマーサービスを届ける
 直接、間接
 認知、評価、購入、提供、アフターサービス
・顧客との関係
  顧客獲得、維持、拡大
  顧客セグメントが望む関係は何か。
  今の関係とあるべき関係性は
  サポート、セルフ、自動、コミュニティ、共創
・収益の流れ
  新規顧客、リピーター。
  商品販売、使用料、購読料、ライセンス、仲介手数料、広告、
  固定、変動
・リソース
  物理的リソース、知的財産、人的、ファイナンス
  改訂案に必要なリソースは?
・主要活動
  製造、問題解決、ネットワーク
・パートナー
  非競合との戦略的アライアンス
  競合との戦略パートナーシップ
  新規立ち上げのJV
  供給実現のVC関係
  動機三つ
   最適化と規模の経済
   リスクと不確実性の低減
   リソースと活動の獲得
・コスト構造
  固定コスト、変動費、規模の形骸、多角化の経済性
・アンバンドリング
  顧客、製品、インフラビジネスは分離して特化すべき

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2024年06月15日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルキャンバス。
よく耳にしていたけれども、
実際に学んだことがなかったので、この書籍を読んだ。

考え方としては、今までいろいろな書籍で学んだことが、
集約されている形で、それが視覚的に凄く見やすく、
理解できたので、自分にとっては良書。

また、実際に現実のビジネスモデルに基づいて、
解説しながら、理解を促してくれるので、
ビジネスモデルってそもそも何?って方にはおすすめ。

ビジネスモデルとは、
どのように価値を創造し、顧客に届けるかを、論理的に記述したもの。

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2022年04月18日

購入済み

頭の中がすっきりしました

今までは、あまり考えずにいたことが、整理された情報として入ってきました。今後はうまく活用できそうです。

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2021年03月20日

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新規事業の提案を仕上げるために読み始めたのだけど、必要なことが全部まとまっていた!

ビジネスモデルを作るだけでなく、マーケティングとかビジネスプランとか今までバラバラに学習してきたことが、この一冊に集約されている、って感じ。

図表と事例でわかりやすく書いてあるけど、それなりの経験がないと理解はできないかも。

僕にとっては、この一冊で十分。

さて、プロトタイプを作り始めよう。

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2021年01月03日

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201902/

ビジネスモデルキャンパス
KA:主要活動
KP:パートナー
KR:リソース
CS:コスト構造
CR:顧客との関係
CS:顧客セグメント
VP:価値提案
CH:チャネル
RS:収益の流れ

共感マップ
1)顧客は何を見ているのか
2)顧客は何を聞いているのか
3)顧客は何を感じ、何を考えているか
4)顧客はどんなことを言い、どんな行動をしているのか
5)顧客の痛みとは何か
6)顧客の得られるものは何か

ビジュアルストーリーを語る
1)ビジネスモデルをマッピング
2)要素を絵にします
3)ストーリーを決めます
4)ストーリーを語ります

ビジネスモデルを具体的に表現するには?
企業視点(従業員の視点から語られる物語の形式でビジネスモデルを説明)
顧客視点(顧客が直面する問題と、解決のためにやらなければならないことを示す。そして企業がどのように顧客のための価値を作り出すのかを説明する)

ブルーオーシャン戦略
提供している価値やビジネスモデルに疑問を投げかけ、新しい顧客セグメントを見つける強力なメソッドです。
バリューイノベーションを達成するために、4つのアクションフレームワークによる分析ツールを提案
1)業界では当たり前とされるどの要素を取り除くべきか
2)どの要素を、業界標準以下へと減らすべきか
3)どの要素を、業界標準よりも増やすべきか
4)業界でこれまで提供されていないどの要素を付け加えるべきか

シルク・ドゥ・ソレイユのキャンパス
KA(主要活動):
 -動物の世話
 +芸術面の開発
KR(リソース):
 -動物・スターパフォーマー
 +洗練された環境
VP(価値提案)
 -スターパフォーマー・動物ショー・グッズ販売
 -面白さとユーモア・スリルと危険性
 +テーマ・洗練された環境
 +複数の演目・芸術的な音楽とダンス
 +ユニークな会場
CS(顧客セグメント)
 -家族
 +劇場やオペラの観客
CS(コスト構造)
 ー動物のメンテナンス・スターの出演日
 +芸術的な制作
RS(収益の流れ)
 -館内のグッズ販売
 +チケット価格の上昇

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2019年02月19日

Posted by ブクログ

スタートアップだけではなく、今日の市場環境は非常に変化が早く、大企業でさえ、自社が立脚しているビジネスモデルのチェックを怠れば、すぐに傾いてしまう。
大企業であっても、アントレプレナーの精神は必須であり、「安定しない行動パターンを持つ企業」が、最近のトレンドともいえる。

本書は、2004年に著者が博士号の論文で書いたビジネスモデル変革のアプローチを書籍化したもの。

この前に「リーンスタートアップ」を読んでいたのだけど、リーンはとても観念的で、かといって、上手に抽象化されているわけでもなく、途中は事例が続くわかりにくい内容だった。

狙いが違うという事もあるが、本書はビジュアライズがとてもうまく、わかりやすい。

なによりも、モデルを分析する為のキャンパスと呼ばれるツールはわかりやすい。

ビジネスモデルを以下の要素に分割している。
・パートナー
・主要活動
・リソース
・コスト構造

・価値提案
・顧客との関係
・チャネル
・顧客セグメント
・収益の流れ

上と下のブロックで、左右にBS的に配置されていて、一目でモデルの持つビジネス構造が分かる。

最近の企画書の流行は1枚ものだけど、これは非常に協力なビジュアルツールだと思う。

なによりも、非営利団体にも応用できる。

スポーツ団体や、スポーツイベントの構造改革にも利用出来る。


このキャンパスで、自社や競合、あるいは現在興味深いビジネスを展開している企業を考えてみると、非常に高速に、企業体質を把握できる。


※興味深かったのは、巻末にある本書の執筆と出版までの経緯自体が、既存の書籍販売モデルから逸脱している事。本書自体が、ビジネスモデル変革の実例となっている。

かなり特殊な判型の本だけど、とても読みやすかった。これは電子本では分からない。

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2019年01月17日

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素敵な装丁から感じていた通り、非常に面白い本だった。顧客のビジネスモデルや、自社のビジネスモデルの分析で、まずはこのビジネスモデルキャンバスを使ってみたいと思った。
シナリオやデザインの話もあったが、ビジネスは多角的でクリエイティビティ溢れるものなのだと思う。堅苦しくこの企業のビジネスモデルはこうでーああでーとやらず、アートを描くようなつもりでビジネスを眺められるようにしていきたい。

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2018年09月09日

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 最近、ビジネスモデルキャンバスが流行っていると聞き、読んでみた。ビジネス書の類は、もっぱら通勤の電車で読むようにしているが、さすがに満員電車の中で立ってこの本を広げるのは無理なので、自宅で読んだ。最初は「何このデザイン?読みにくそう…」と思っていたが、ソファーに座って膝の上で広げるのには好適。くつろいだ雰囲気でじっくり考えろという意図なのだと勝手に理解した。
 内容についても、始めは「このフレームワークのどこがすごいんだろう?」と思っていたが、本書を読んでなるほどと思った。3C、4P、5F、7S等よく知られたフレームワークは分析のための思考ツールであり、ビジネスの1面を掘り下げて考えるには便利ではあるが、ビジネスの全体像を企画するには不向きである。これはフレームワークの多くが経営学者、コンサルタント等、実務家以外の人の視点で考案されたものが多いことも影響している。一方でビジネスモデルキャンパスは実際にビジネスを企画する人の視点で考案されており、事業企画に必要な要素を過不足なく包含している。今枝昌宏氏がこのフレームワークを活用して「ビジネスモデルの教科書」を執筆しているが、多数のビジネスモデルでこのフレームワークで整理できることからも、ビジネスモデルキャンパスの有用性が確認できる。今枝氏の同署と本書をセットで読むことをお勧めする。

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2018年08月01日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルを創造する、改善する、管理するというシーンでこれほどまでに簡便で有意義なツールを見たことがありません。
ほとんどのフレームワークが特定の課題の解決や要素の洗い出しの助けになる程度であったのに対して、本書で紹介されている「ビジネスモデルキャンバス」は、
・つくるときには考えやすく
・議論するときには共有しやすく
・再構築するときには一覧性に優れる
という最高のツールだと思います。

本自体の体裁は定形外で大きくかさばるのですが、この本の中身のレイアウトにはこの形が必要だったのだと我慢する必要があります。

とにかく、紹介されているツールと内容が優れていますので、所属する組織で早速使用しています。
いろんなレベルのビジネスモデルを検証するのに活用できますので、早く浸透して共通言語にできることを希望します。


<目次>
1.キャンバス
・ビジネスモデルの定義
・9つの構築ブロック
・ビジネスモデルキャンバス
2.パターン
・アンバンドルビジネスモデル
・ロングテール
・マルチサイドプラットフォーム
・ビジネスモデルとしてのフリー戦略
・オープンビジネスモデル
3.デザイン
・顧客インサイト
・アイデア創造
・ビジュアルシンキング
・プロトタイピング
・ストーリーテリング
・シナリオ
4.戦略
・ビジネスモデル環境
・ビジネスモデル評価
・ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル
・複数のビジネスモデル運営
5.プロセス
・ビジネスモデルのデザインプロセス

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2015年02月15日

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その他の経営学の本と異なり、視覚化された概念を多用するため、右脳思考の人間にも経営学の基本を理解させるのに役立つものと思量する。

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2014年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスモデルの作り方を解説している本で、ちょっと新しいビジネスを作れそうな気分にしてくれる本です。

基本となるフレームワーク(キャンバス)の解説に始まり、次に、世のビジネスモデルがどのような仕組みになっているか(パターン)を説きます。

次いで具体的にキャンバスをどのように描いていくか(デザイン)、外部環境も踏まえてそれが良いのかどうかを見る方法、そしてここまでのまとめ=ビジネスモデルのデザインプロセスという流れです。

ビジネスとまでは言わなくとも、自身の企画を考える・良し悪しを見るのにも使えそうです。

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2013年10月15日

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あの会社ってどうやって儲けてるの?ほんとに広告収入だけで成り立つの? このサービスってどうして採算があってるの? そんな風に疑問を持つことって、Google以降多い。

本書は、パートナー企業との関係からCSの実践まで、企業活動の頭と尻尾を、ビジネスモデルキャンパスというフレームワークのまな板の上に乗せるツールを提供してくれる。

「何となく」を徹底的に排除し、収益モデルの最適化に向けたファシリテーションを与える。そのインセンティブに富んだファシリテーションで自発的なタスクを発生させ、かつそれを自社内から出て同じプラットフォームで議論させるという、相当な汎用性がないと実現しないであろう壮大なプロジェクトが、目の前で実現しかかっている。そんなワクワク感を与えてくれたと感じました。

凄くスタイリッシュなデザインの一冊ですが、野中郁次郎先生や神田昌典氏がゴリゴリに推す一冊でもあります。

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2013年09月02日

Posted by ブクログ

自分のアイディアを明確に説明できなければ、
それはビジネスにならない。

人生の50冊 ビジネスアーキテクト編 ベスト1

時代を突き破るビジネスモデルを考案しようとしている
起業家には最適の本。
「ビジネスモデル設計書」として自分のアイディアを
整理・説明するためのツール「ビジネスキャンパス」が秀逸。

古典的なマネジメント、競争戦略モデルから
ビット・ネットワークモデル、ブルーオーシャン戦略、
ロングテール、フリーミアムなどの
21世紀型のビジネスモデルの
基礎知識がある人間のハンドブックとして活用できる。

1.顧客セグメント
2.価値提案
3.チャネル
4.顧客との関係
5.収益の流れ
6.リソース
7.主要活動
8.パートナー
9.コスト構造

これらが整理してストーリーの上で語られないと
経営トップ、投資家、ステークホルダーには納得されないであろう
ポイントをとてもうまく表現している。

ビジネスアーキテクチャーとしては
このブロックの関連性を踏まえて
使いこなせるようになるべきマップだ。

第1章の「キャンバス」だけでも有効だが
第3章の「デザイン」、第4章の「戦略」まで
しっかりチェックしていくべき内容だ。

顧客ウォンツ観察やリーンスタート、プロトタイピング、
ストーリーとしての競争戦略など
いま流行のモデル策定理論はほぼ内包されていると考えられる。

今年の自分の活動のためには
「北極星を照らしてくれる」羅針盤である。

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2013年11月03日

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ビジネスモデルが変わっていく様子をイメージしながら読めると分かりやすい。
が、よくある外国語的な日本語が少し入ってきにくかった。

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2019年04月06日

Posted by ブクログ

わかりやすい。
読み物として面白い。
個人事業主向けではあまりない。
ただビジネスを構築し始めるときはかなり使えそう。

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2019年01月27日

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一通りざっと読んだけど、読み物というよりは必要に応じて開く本かな、と。

ただ最近の社会傾向というか、いわゆる「ストーリー性をもたせた商品戦略」のような話は少なめ。
いわゆるフレームワークの話をするなら教科書として有効だけど、すこしずつ世の中の傾向としては変わりつつあるのかな、っていう印象なんだよなぁ。

もっといろんな本を読もう。

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2019年01月15日

Posted by ブクログ

なぜこれまでビジネス書で本書のようなビジュアルにこだわった著書がなかったのか、不思議に思ってしまった。本書の最後に、本書の価値提案を「ビジネスモデルイノベーションに関する、ビジュアル化された実践的で美しい本」としてまとめている通りである。見せ方の勉強にもなった。
フレームワークのツールとしては「ビジネスモデルキャンバス」もよかったが、個人的には、「共感マップ」に感激した。ビジュアルとしても面白くて覚えやすい。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスモデルを検討するうえで考えなくてはいけない9つのことを提示している。
・顧客セグメント(マス、ニッチなど)
・価値提案(新奇性、パフォーマンス、カスタマイゼーション、ブランド、コスト削減、快適さ など)
・チャネル
・顧客との関係
・収益の流れ
・リソース
・主要活動
・パートナー
・コスト構造

そして、ビジネスモデルのパターンを知り、当てはめてみたり、自身で構築することが求められる。
・アンバンドルビジネスモデル
・ロングテール(Lulu.com etc...)
・マルチサイドプラットフォーム(Google etc...)
・フリー戦略(skype etc,,,)
・オープンビジネスモデル
  
そして、いくつもの技法があるので、活用する。
・ビジュアルシンキングによる本質の理解
・ストーリーテリング
・シナリオ(2つの基準を設けて、シナリオを4つ検討する)
・プロトタイピング

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2018年08月27日

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結構、話題になっているのは知っていたが、きっとどこかで聞いたような話なんだろうと思って、読んでいなかった。

ふとしたことで、読んでみたら、結構、面白かったかな?

といっても、抜本的に新しいことが書いてある訳では、やっぱりない。

が、これまでもあった色々な概念がうまく統合されて、かつ使いやすそうな形になっているな〜、と感心した。

右脳と左脳の統合。デザイン思考的なものとロジカル思考やシステム思考の統合。通常の経営戦略の理論と創発系の理論の統合。夢と現実の統合。

特に、strategyのところで、PEST分析、5-Force分析、SWOT分析など、経営に興味ある人なら、誰でも知っている、誰でも使っているフレームが、創発的、デザイン的な要素と見事に統合されているところに驚きを感じたな。

で、このフレームを参考にすると、SWOT分析を単なる分析のための分析に終わらせずに、具体的な戦略に展開しやすそうな印象もあって、面白い。

統合(インテグラル)であることのパワーを感じた。

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2018年05月16日

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コストと収益や、サービスと顧客、パートナーとの関係を、
仲間と共有するために、自分にもしっかりわかるように、
可視化するためのツールだと思う。

構造を整理し、何が強みで、どういうことができるのか。
さらに他のツールと組み合わせることで、
観点の違うところからのアイディアを包括することができる。

最初は既存のビジネスモデルを対象に分析、
そして自分たちのビジネスモデルの構築に生かすことが、
このツールを利用する方法だと感じた。

最後に。
ビジネスは一人でできないので、
仲間必須と思わせるツールです。

(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●共感マップ(P.131)
 「シンプル顧客分析ツール」とも呼ばれるこのツールは、
 顧客のデモグラフィックな特徴だけでなく、
 彼らを取り巻く環境や行動、関心、願望を理解するのに役立ちます。
 最終的には、顧客が何にお金を払うのかを理解することができます。

●時間単位でのプロジェクト請求を過去のものにすることを目指していますが、
 どうすればよいかまだはっきりしていません。
 ①大きな問題を概説します。
 ・典型的な戦略コンサルティングの顧客について考えてみます
 ・顧客セグメントと産業を選びます
 ・戦略コンサルティング会社に関する最も大きな5つの問題を記述します。
  共感マップも利用しましょう。
 ②可能性を生み出します
 ・あなたが選んだ5つの問題について詳しく見てみましょう。
 ・ビジネスモデルについて多くのアイディアを出してみましょう。
 ・5つのアイディアを選びます。
 ③ビジネスモデルのプロトタイプをつくりましょう
 ・5つのアイディアのうち、3つの最も多様なアイディアを選びましょう。
 ・ビジネスモデルキャンパスの要素をスケッチして、
  3つのコンセプトを発展させましょう
 ・それぞれのプロトタイプの良い点と悪い点について注釈をつけましょう

○ただし、画期的なアイディアは、
 強い抵抗を引き起こす可能性もあることを心に留めておいてください。(P.253)

○分析をやりすぎると、生産性が低いと認識されて
 上級マネジメントからのサポートを失う危険性があります。(P.253)

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2013年09月23日

Posted by ブクログ

「ビジネスモデル・キャンバス」というツールを使い、9つの要素(顧客セグメント/提供する価値/チャネル/顧客との関係/収入の流れ/主なリソース/主要な活動/パートナー/コスト構造)を組み合わせて分析→着想することで、ビジネスモデルをジェネレーション(生成)する方法を示す。

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2013年08月24日

Posted by ブクログ

きれいにまとまっていて分かりやすい。
提案は、よいモデルに思える
ただ、他理論をカバーする汎用化の説明のところに無理やり感を感じた。

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2013年06月23日

Posted by ブクログ

・新規事業の取り組みにて、ビジネスキャンバスモデル(BCM)作成のための参考として手に取った一冊。

・第一章でBCMについて説明があり、初見においては有用な本だと感じました。更に知識をつけるならより詳細な情報が掲載されている別の一冊を読むと良いと思いました。

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2023年08月09日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルジェネレーション
ビジネスモデルを考える際の計画、戦略、検証の方法がわかりやすく解説されています。図やイラストを多用しているのでこの手の本としてはとても読みやすいです。

この本を読んで強く思ったのは、ビジネスのアイデアというのはある日突然降って降りてくるのではなく、普段から常に考えていないと生まれてこないということです。この本はあくまでツールでしかなく、これを実践して活かさなければなりません。

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2018年12月30日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルキャンバスをベースに、豊富な事例と考え方のフレームワークを解説した本。ビジネスモデルキャンバスの基礎に馴染んだうえで読むのがよさそう。

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2017年10月09日

Posted by ブクログ

2012年、リーン・スタートアップが話題になったのと同じ頃、スタートアップがビジネスモデルを考えるため、あるいは既存企業がイノベーションを起こすための手法としてベストセラーになった本。というように書くと、いかにもスタートアップ・ブームに乗っかったようだが、続編・類書が次々に出版され、今でも企業家育成の参考書として利用されており、年数を生き残る名著なのだろう。

この本の貢献は、何と言っても「ビジネスモデルキャンバス」を発明したことだろう。これまでビジネスモデルを考えるには、バリューチェーンや3C、SWOTなどさまざまな定性的分析、収益構造、財務構造の定量的分析を行い、時間をかけて作るものと思われていた。だが市場・技術・経済環境の変化に適応するには、時間をかけずにビジネスモデルの全体像を考える必要がある。

ビジネスモデルキャンバスは、他のイノベーション手法が価値提案の創造にフォーカスする中で、パートナー、インフラ、主要活動、コストなどの足回りにも考慮することを促進し、結果として優位性があり実現性もあるビジネスモデルを生み出すことを支援する、優れたツールである。

キャンバスの説明は中盤までで、そこからは主なビジネスモデルのパターンを提示。ここは、似たような本が多々ある上、無理にキャンバスで表現して中途半端になっている。

後半からは、ビジネスモデルを作る活動、手法をある程度フェーズごとに説明する。ここではプロトタイピングがもっとも重要だ。プロトタイピングというと、簡単なモデルを作って検証するイメージだが、ビジネスモデルのプロトタイピングは、キャンバス上の試行錯誤でもよく、その目的は検証というよりも、別のモデルの探索というものだ。検証ではなく探索。それがデザイン精神だと説く。

私は日々の業務で、PoCとしていろいろ試行することが多いが、探索という心構えがなかったため、最初のアイデアからの改善にとどまっていた。デザイン精神により、最初のアイデアを捨てて全く新しい発想にすばやく移ることで、望ましい変化を起こしていきたい。

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2017年03月25日

Posted by ブクログ

実務でビジネスモデルキャンバスを使おうと思って購入。
まぁ大体読んだけど、コレ使って出来たものは自己満足にしかならないのでは?
確かにBMCは自分の頭の中を整理したり、皆でブレストしたり、エライ人に説明するのには便利なんだけど、自社適合性や市場の魅力などの観点がすっぽり抜け落ちているので、事業性の検討なんかには使えない。
他社事業の解析とか、自社との比較なんかに使うのが適当。それ以上にはなりはしない。
推進者はもっと具体的な活用方法を分かりやすくアピールすべき。
視覚的に理解できたって、事業化出来なければ意味が無いでしょ。

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2015年08月08日

Posted by ブクログ

9つの構築ブロック
顧客、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナー、コスト構造

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2014年12月20日

Posted by ブクログ

買ってから2年ほど放置してたのをようやく読む。横長の版型は持ちにくいのよ。
書名のとおりビジネスモデルを作り出すための方法論がきちっとしたフレームワークのもと展開されている。ビジネスモデルキャンバスを中心的ツールとして、ぼんやりとしたアイデアをいかに形にしていくかとてもわかりやすい。もちろん既存のビジネスモデルの分析にも使える。当時評判が良かったのも頷ける。
そうした評価はこれまでさんざんされてきたと思うので、気になった点を2つほど。
ひとつは、中心的ツールであるビジネスモデルキャンバスの扱う領域がかなり狭いこと。環境要因(マクロ経済や周辺産業)はビジネスモデルの設計で当然に考慮すべきだろうが、それらはビジネスモデルキャンバスの埒外に置かれる。ビジネスモデルキャンバスは、あくまで社内の事象しか考慮しない。もちろん、環境要因などを考慮するべきことには文中で言及されているものの、かっちりとしたビジネスモデルキャンバスに比べるとかなりぼんやりしている。考慮すべき事項が明示されず、またビジネスモデルキャンバス内の各要素とどう関連するかはっきりしない。つまり、ビジネスモデルキャンバスが明示的に取り扱うことができるのは極めて狭義のビジネスモデルに過ぎず、その外側は相当程度の補完が必要となる。
このことは、時間的なビジネスモデルの変化・変革を適切に取り扱うことができないということでもあると思う。環境要因と同様に言及されていることはされているが、環境要因以上に曖昧にしか描かれていない。環境要因が明示的に考慮されないのだから、それに応じたビジネスモデルの変化・変革を扱えないのは当然といえば当然の話。ビジネスモデルの動的な側面を描出することはできず、かなり静的な描写にとどまっている。
全体的に見て、外部とのインタラクションがフレームワーク内に取り込まれておらず、そのためにビジネスモデル構築の包括的なフレームワークに至っていないように思う。
もうひとつは、事業活動の過程における創発性や漸進性がほとんど考慮されていないこと。ビジネスモデルキャンバスは、その内部における要素の多くがコントロール可能であることを暗黙の前提にしているように見える。そこには、創発的な戦略の形成や漸進的な変化といったものは存在せず、ひとたびビジネスモデルを設計されればそれは自動的に実行される。こういう視点は、ミンツバーグが言うところの、デザイン・スクールやプランニング・スクール、つまりは20世紀中盤のオールド・スクールにかなり近い。買ってすぐパラパラ眺めたときにそう感じたのだが、今回改めて読んでみてもその印象は変わらない。新しい本ではあるものの、あんがい古臭いパースペクティブに立脚したフレームワークなのだと思う。
多くの要素を盛り込み過ぎて現実的に利用可能な水準を超過して複雑化してしまえば、それはフレームワークとして役に立たない。それでは本末転倒なのだからある程度刈り込むことは確かに必要だとは思う。しかし、特にひとつめに指摘した点は、ビジネスモデルを構築するうえでは不可避の領域であって、それが取り込まれていないのは問題があると思う。そこのところをしっかり認識したうえで利用しないと、ビジネスモデルを構築するにも分析するにも大きな誤りを犯しかねない。見た目のシンプルさとは裏腹に、実はかなり扱いの難しいフレームワークなんだと思う。

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2014年09月14日

Posted by ブクログ

事業モデルを説明したり、共有化するときのサンプルや視覚化を考えている人にはおススメです。ホワイトボードに書き出してポストイットを使ったりするにはいいです。ただサイズが横版で厚みもあるので持ち運べない。

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2014年09月03日

Posted by ブクログ

何か新しいことを考えるときに、
どんなフレームワークを使えばよいか?
それを知るために手に取った本です。

基本は以下の9つのブロックで考えることが大事。
・顧客セグメント
・価値提案
・チャネル
・顧客との関係
・収益の流れ
・リソース
・主要活動
・パートナー
・コスト構造

上記を考えてビジネスモデルを作り上げ、
それが長期的に見て利益を生み出せそうか?
を検討するのが企画の段階では大切。

既存ビジネスについても上記9つのブロックで考えてみて、
改善出来るところが無いか考えてみる。

本書では、
それを図解によって検討することが効果的と述べています。
人は文字で読むよりも絵のほうが入り込めますからね。

勉強になったこと:
・イノベーションとは、賢くリスクを取ることである

・長い歴史を持つ組織においてビジネスモデルイノベーションに
 取り組むとき、既存モデルと組織構造を考えることから入ること。

・ビジネスモデルのデザインプロセス
 リソースを集結する
 理解する
 デザインする
 実行する
 管理する

・ビジネスプランに書かれるべき項目
 1. チーム
  ・マネジメントのプロフィール
  ・なぜこのチームはビジネスを成功させられるのか
 2. ビジネスモデル
  ・ビジョン、ミッション、価値観
  ・ビジネスモデルはどのように機能するか
  ・価値提案
  ・ターゲット市場
  ・マーケティング計画
  ・リソースと主要活動
 3. 財務分析
  ・損益分岐点分析
  ・販売シナリオと予測
  ・設備投資
  ・運営コスト
  ・資金調達の要件
 4. 外部環境
  ・経済状況
  ・市場分析と主要トレンド
  ・競合分析
  ・ビジネスモデルの競争優位性
 5. 実行のロードマップ
  ・ロードマップ
  ・マイルストーン
 6. リスク分析
  ・制約条件と障害
  ・重要な成功要因
  ・リスクと解決策

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2014年01月05日

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