関美和のレビュー一覧
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起業家は必読の書
起業家のバイブル「HARD THINGS」の著者ベン・ホロウィッツが書いた2冊目。
読んでいて染みる本。
>自分が信じていて、実行できる文化を作る
文化は、リーダーが信じていないものを社員に押し付けることはできない。
本心から信じているものでなければ、文化にはならない。
僕自身、自分がメンバーに伝えている内容と自分の言動は一致させることは常に意識している。
>うまくいっていることを続ける
>人はこれまでと違うことを受け入れるのは難しいし、全く新しいものを受け入れるのは不可能
様々なチームでうまくいっていることを取り入れ続けることが重要。
チンギスハンは、各国を占領する度に -
購入済み
納得
自分の中のこれが真実!というものを見事に客観的に見せてくれた。
講師業をやっている自分としては、ファクトフルネスを駆使して講義を行っていきたいと強く思える良書だった。
買って良かった。
何度も読み直して勉強できると思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・おおかたの経済学者は、経済における営業の役割をいまも無視している。また実業界で学があるとされる人たちの多くも、ビジネスの命とも言える営業について、まるで分かっていない。
→かなり根深い問題だと思う一方で、だからこそ営業に強い人や会社が一人勝ちできる現状がある。
・僕らはセールスとは無縁でいられない。人生の選択の多くは結局ここに行き着く。売り込むか、売り込まれるか。説得するか、されるか。
・営業が苦手な人間は、自分の無能さをいかにも美徳のように言い訳し、自分を納得させている。「嘘がつけないだけ」とか「押しが強くない」とか言ったりする。本当は、僕と同じでただ売り込みが下手なだけだ。
→僕も乗 -
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Posted by ブクログ
1、信用する相手が変わってきている。広告への信頼がなくなり、口コミなどが信用されるようになってきた。そういえば、Googleの検索を使わず、TwitterやInstagramで情報を取り入れる人が多くなったなあ
2、使わない機会損失をもったいない精神でシェアすることで大きなビジネスにつなげられる時代になってきたが、その際には”信用”をどのようにマネジメントするかが大事
3、コントロールされたくない人たちがスタートアップで既存のシステムを作り替えたが、GAFAのように新たなプラットフォームとしてコントロール層に置き換わった。ヒエラルキーがなくなったというよりは新陳代謝が起こっただけ。
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ネタバレ率直で具体的。ビジネス書に”面白かった”という感想はなじまないが読み物としても十分面白い。生き生きした人柄が伝わる訳文にも好感を持った。
自分はこれまで”それぞれが内心でどう思っててもいいし相手さえ選べば陰口言うのもあり。大人として表向きの職場の円満さをみんなで維持することが大事”という考え方であり、その考えが急に変わることはないが(仕事がアドミニだからかもしれない)、組織運営について異なるアプローチのヒントをもらった。実践はかなり難しいけど・・・
アップルとグーグルの社風の違いは興味深かった。
P11 「ロックスター」とはしっかりと地に足がついていて、チームのみんなが頼りにできる岩(ロック -
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【違うものを作るのは簡単だが、いいものを作るのは難しい】(文中より引用)
革新的なアップル製品の裏にこの男の存在ありと謳われるデザイナーのジョナサン・アイブの仕事ぶりに迫った作品。イギリスの銀細工職人の息子に生まれた彼は、どのようにして世界のデザインへの見方を変えることに成功したのか......。著者は、CultofMac.comの編集を務めるリーアンダー・ケイニー。訳者は、モルガン・スタンレーなどでの勤務経験を持つ関美和。原題は、『Jony Ive: The Genius Behind Apple's Greatest Products』。
縁遠い世界に身を置く者としては、第一 -
購入済み
動くバブルチャート…
まだ初代iPhoneが発売されてない2006年に、動くバブルチャートを使って世界の国々の人口の綴り変わりを可視化してみせたハンス・ロスリング氏。
ググれば動くバブルチャートを見つける事は可能だが、2019年のこのご時世に、電子書籍に動くバブルチャートを掲載する事は難しい事なのかと、読みながらふと、残念に感じてしまったよ。とてもいい本なのにね。 -
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美大出身の2人とエンジニアの1人が、なぜ9年間で3兆円もの企業を作り上げることができたのか。起業してから今に到るまでのストーリーが語られている。
Airbnbがここまで大きくなったのは偶然なのか必然なのか。プロ経営者でもない3人がいかにしてここまでのサービスを作り上げることができたのか。時代背景にも触れながら、創業者だけでなく周りの人々へのインタビューも交えて話が展開される。ただの起業話ではない。
経営者としての話、危機管理の話なども入っており、ビジネスをするものなら読んでおいて損はない一冊である。
この本の中にはいくつかキーワードが出てくる。「金太郎飴」というワードもその一つだ。様々 -
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場作りをする人は必読の本。
どうやって人が集う場を作るか、どのような手立てをうてばよりよい人が集う場になるのかをこの本の中では紹介している。
一貫して、人が集う場をデザインする上で重要なのは、
「この場をつくる目的は何なのか?」
つまり「何のために場をつくるのか。」
ということ。ファシリテーターがこのことを意識していないと良い場はつくれない。
以前、全国規模のフォーラムの運営に携わらせていただいたときも、
「このフォーラムは何のために行うのか?」
「ターゲットは誰なのか?」
「参加者をつなげるために何ができるか?」
というように、この本で書かれている、「最高の集いの場」をつくる上で大切なこ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ2010年代初頭に本書が書かれていることからして、やはり情報は速く入手するに限ると毎回思わされる。
エアビーアンドビー、自動車業界の定義などはまさにハマっている。日本においてもいわゆるシェア市場は、爆発的に広がっているし、スキルのシェア、場所のシェアも拡大傾向にある
既存の経済学と反している(10ドルを分ける権利があるとすると利己的な個人だと9:1に分けても、両者受け取る)、という個所がなお面白さを表わしている
従来より贈与経済学という分野は存在しているが、今後この領域をどう学問として定義していくか、普遍化していくか、その方向にも期待をしたい
P2Pがここまで当時から注目されていたとは -
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購入済み
データに基づいた考察の重要性
データを客観的に分析すると、人類はかつてないほど豊かになっており、その傾向は今後も続くということが良く理解できました。
感情的になりがちな原子力発電のことも理論的に分析していて、非常に読んでいて面白い作品でした。 -
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Posted by ブクログ
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Paypayの勢いについて、とある日の男子大学生Hくんとの雑談から。
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H「孫正義さんみたいな天才が努力をするとこうなるんすかね」
A「そーゆー見方、いいね!稼ぐ天才にもいろんなタイプいると思うんだけど、生粋の日本人でグローバル級に稼ぐひとっていないもんかな?」
H「ZOZOの社長とか、みんな叩きすぎですよね。せっかく頑張ってるんだから、応援すればいいのに」
A「業界ちがうから、何とも言えないけど、スターバックスとか、ありゃあなんだろ?日本の飲食から、あのクラス級な伸び方するところ、出てほしいもんだよね」
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そんな会話から、言ったからには知りたくなって、読んでみました。
たかだか一