【感想・ネタバレ】シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略のレビュー

あらすじ

車や自転車、工具のシェアからモノのリサイクル、リユース、そして、お金や空間やスキルのシェアまで、インターネットとソーシャルネットワークによって今、かつてない多様なシェアビジネスが始まっている。大規模なコラボレーションとコミュニティが生みだすフェイスブック時代の新しい〈シェアリング・エコノミー〉が、21世紀の社会と経済のルールを変えていく!

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シェアリングエコノミー(共有型経済)を限界まで掘り下げて解説している書籍。
内容は膨大で難解。
GDP至上主義からの脱却。シェア、コラボ消費での成功例を学ぶことができる。

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2019年11月10日

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ネタバレ

2010年代初頭に本書が書かれていることからして、やはり情報は速く入手するに限ると毎回思わされる。

エアビーアンドビー、自動車業界の定義などはまさにハマっている。日本においてもいわゆるシェア市場は、爆発的に広がっているし、スキルのシェア、場所のシェアも拡大傾向にある

既存の経済学と反している(10ドルを分ける権利があるとすると利己的な個人だと9:1に分けても、両者受け取る)、という個所がなお面白さを表わしている

従来より贈与経済学という分野は存在しているが、今後この領域をどう学問として定義していくか、普遍化していくか、その方向にも期待をしたい

P2Pがここまで当時から注目されていたとは、というか、当時読んでも実態と合っていないと思ってしまったかもしれない

ハイパー消費主義からコラボ消費への転換、そして評判が通貨ともなる世界。やってくるのだろうか

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2019年09月01日

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先日ライフハッカーの元編集長の方と飲んでいた際に、「この本がきっかけでカウチサーフィンを東京で始めてみたんだ」と教えてもらった1冊。人のその後の行動を変える力のある1冊として確かにその力を感じました。社会や価値観の変化や、それを機会にしていくにはどうしたらいいのかとか、世の中には今どんなサービスが生まれてきているのかとか情報量がものすごい。そしてこの本が10年前に出ていて、今更少しずつ日本でも同じようなサービスが出てきていたことにもっと早く読めていたらまた動き方も変わってきたかなと思えた1冊でした。量はあるけどオススメの1冊。

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2019年08月11日

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その後、シェアリング・エコノミーは益々加速してる。利用者的には資源などを気にするでもなく、経済的理由から、所有の意味・幸福感と費用を天秤にかけて金銭的メリットを取ることが増えてきたと感じる。

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2018年11月23日

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ここで、過去の価値観を一旦捨ててしまおう。使用頻度の低いものを購入する必要はない。みんなで購入する、或いは借りれば良いのだ!

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2013年11月08日

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ネタバレ

共有ビジネスで儲ける本だと思ったら違ってた。
ものを使っては捨て、物欲にまみれている自分が考えさせられた。

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2013年09月05日

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モノを消費する時代からモノをシェアする時代に変わってきていることの分析。Airbnbはオバマ大統領のとある街での演説集会に宿泊施設がないことからの発想であり、宿泊施設がホテルではなかった時代の現代版であることやネットフリックスがブロックバスターズのデメリット完全に覆すことから生まれたなどが、シェアビジネスを考えていく上でとても興味深い。
その本質はホーケンの「自然資本主義」に書かれている「ゆりかごからゆりかごへ」との表現に隠れているようだ。

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2024年08月26日

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本書は現在シェアリングエコノミーと呼ばれている仕組みについて早い時期(日本語版は2010年)に解説を加えた本になります。私は2017年になりようやくペーパーバック版で本書を手に取りました。本書の中ではシェアリングエコノミーではなく「協働型消費」という用語で解説がされており、それを「プロダクト=サービス・システム」「再分配市場」「協働型ライフスタイル」という3つのカテゴリーに分けて解説をされています。

本書を読んだ全体的な感想ですが、正直この3つのカテゴリー分けはあまり良い分け方ではないとは思ったのですが、全体的に思ったよりも深い本だと思い感銘を受けました。この手の本ですと、事例中心の紹介本になっていることが多く、ビジネス雑誌のボリュームが大きい版、という感じの本が多いのですが(つまり、内容は浅い)、本書はシェアの背後で起こっていること、過去から現在そして将来へと何がこれから起きそうか、本質的な変化は何か、についても適宜記述されていて、興味深く拝読しました。ただ1点、これは著者自身がシェアリングエコノミー信奉者ということでバイアスがかかっているから仕方がないのですが、本書で登場するいくつかの新ビジネスモデルについては、これはそこまで経済の主流にはならないのでは?と醒めた見方をしたくなるものも多々あり、総合評価は難しいのですが、予想以上に深い議論が展開されていたので星4つとさせていただきます。

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2023年04月28日

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アメリカで進んでいる、様々なシェアサービスを俯瞰できる本。正直、アメリカでは、これほどシェアサービスが進んでいるとは思わなかった。個人の家の空き部屋、個人の車の空き時間貸し。アイデアだけと思っていたが、さすがアメリカ、すでにサービスとして実現して、しかもかなりの成功を得ているようだ。日本では、こういうサービスは聞かないが、なぜ実現していないのだろうか?

以下注目点
・お金じゃ幸せが買えないってことが、身にしみて、いやもうホントに身体で分かっているんだ。何が大切で、何が大切じゃないかもね。まだたくさん買い物はするけど、必要のないものは買わないよ。

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2018年11月12日

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所有から共有する時代へ。本書にあるネットフリックスとかは昨年知ったしなぁー時代は確実に、車や家を持っている時代から、シェア、共有する時代へとなっているということか。何度かほかの本で読んだ、大富豪の考え方に近いかも。彼らは不動産を持っているが、家を建てることはしない。家は資産をうまないからである。
業廃棄物について、いちばんいいのは新しいものを買わないことである。子供の頃、よく、カードとかゲームをばくっていたなぁ。

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2017年03月24日

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もっと早く読めば良かった

シェアの発想のキッカケになった太平洋ゴミベルトの存在を初めて知った。

シェアをして、物を大切に使う事を考えさせられた。

画像で見て驚いたが

生のゴミベルトも見て見たい。

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2017年03月23日

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 ちょっとこちらの本の内容と主旨が違うかもしれないが『金持ち父さんの投資ガイド上級編』を読むと『シェア』とリンクする考え方の記載があった。投資家の中でもハイクラスになると「自分の名前では何も所有したいとは思はない…」しかし一般的な投資家は「何もかも自分の名前で所有したい」という記載がある。興味がある方はこちらもおすすめする。個人が所有するから組織で利用するという考え方にシフトすると物理的、精神的な富が増えらしい。物事はそう単純じゃないが複雑と知り単純に行動するのが良い(笑

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2016年08月28日

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コラボ消費の原則として、クリティカルマス、余剰キャパシティ、共有資源の尊重、他者への信頼
ユーザーの力にゆだねることで、人々が自分たちの行動やコミニティ全体の行動を管理するよう後押ししている
初期のコアメンバーを引き入れることに多くの時間を使い、その後継続的に初期ユーザーを他のメンバーに紹介してゆく

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2015年12月30日

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夜中に掃除してたらまた積ん読本が出てきた。

使用頻度が低いものは隣近所・地域で共有する。昔は普通に行われてたのだろうが久しく失ってたライフスタイルの復活。ネット使って大規模にサービス化して皆が幸せになるような事業が良いよねって提案。

格差が激しくなって砂時計の下側が膨らんできた結果からの必然的な展開ですね。

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2013年12月15日

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数年前に流行った本を、熱が冷めた頃にじっくり読んでみようシリーズ。
一年以上、自宅の積ん読ラックに文字通り「積んで」あった本です。正直、もうちょい平坦な本かなーと思ってたけど、想像以上に面白かった。

現代の過剰消費行動を助長する4つの力のうち、「1つの高額な品に合わせて統一感を意識させて買い換えを促し、消費にハメる」というものと、「あと1つ買えば満足できるかもしれないと思わせて無駄なものを買わせる」というものについては、普段は意識していない売り手側の魂胆をシンプルに表現してくれていてマル。

それらを踏まえたうえで、周りの人々と「シェア」する消費スタイル(本書では「コラボ消費」と名づけられている)のメリットについて、本の3分の2ほどを割いて丁寧に解説しています。
モノを所有するのではなく、必要な分だけ利用するという切り口で普及したカーシェアリング、「私があなたを助ければ、あなたが私を助けてくれる」ではなく、「私があなたを助ければ、誰かが私を助けてくれる」という、一対一ではなく一対多の関係を重視した再分配モデル、お互いの欲望が一致しなくてもモノやサービスを金以外の何かと交換できるコラボ的ライフスタイルなどは、解説されて改めて「あ、これもシェアの一例なんだ」と気づくぐらい、既に世の中に普通のこととして広まっている感があります。

全体を貫く大きなテーマを選ぶとしたら、「インターネットシステム」と「消費スタイルの回帰」でしょう。
インターネットという、昔の人が絶対に手にできなかった便利なツールを手に入れた消費者がそのシステムを活用して、第一次世界大戦後の軍事物資の供給過多を解消するためにアメリカが導入した大量消費(使い捨て)社会を膨張させていくのではなく、むしろ戦前の交換・使い回し・再利用の消費スタイルに回帰していくという流れは、実に興味深いです。

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2013年07月27日

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シェアに関して非常に幅広い知見から考察した一冊。ハイパー消費時代に変わる共有時代か。中古品、それからシェアサービス使ってみようか。

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2013年07月14日

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とても刺激的で面白いないようでした。
僕たちの社会に無くてはならない「お金」という価値観がどんどん剥げ落ちていくような感覚に襲われました。

詳しい内容は本書を読んで貰いたいのですが、この考えの先にある社会は、「人が生きていくのにそれほど多くのお金が必要なくなっていく」んじゃないかと実感させられました。

この「シェア」という考え方の基本にあるのは、「他人への信頼」をどのようにデザインしていくか?
をネット社会の延長線上にどう築いていくか?がとてもポイントになるような気がしました。

本のタイトルに「ビジネスを生み出す新戦略」と書いているけど、もうこの先の未来には「お金を儲けるためのビジネス」という発想が古いものになっていくようです。

そして、この「シェア」の土台になる他人への信頼をどのよう「に見える化」するかがおおきなポイントになってきますね。

フェイスブックに代表されるような、匿名性のないプロフィール。
個人が人生で何をして、どんな人間で、どんな友だちがいて、社会からどのように評価されているか?がひと目で分かるような社会が出来上がりつつあるんじゃないか。

そんな風に考えると、これからの世の中、もし大不況になって、お金の価値がなくなって、もう一度リセットしなくてはならない状況になったとしても、はじめは少し大変かもしれないけれど、もともとリアルも含めて他人との繋がりが深く多い人は、それをベースにラクラクと生活を再建できる世の中になるんだろうな。

ネット社会を通して巨大な物々交換市場が出来上がる。

「物々交換」というと石器時代に逆戻りしたみたいだけど、そもそも、昔の物々交換のデメリットは、自分の持ち物と、自分が欲しいものとが、必要な時に交換できないところがNGなだけですよね。

そのデメリットをカバーするために生まれたのがお金という価値で、それが物の流通をオイルのように循環させているだけで、その必要がなくなれば自然とお金の意味も変わっていく

そう遠くない未来は「お金」と「評価、評判」に対する価値観が徐々にスライドしていく
そんな社会になりそうですね。

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2013年05月08日

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ハイパー消費を経てコラボ消費(自分からみんな、所有からアクセス)になった流れがよくわかる良書。特に前半はマーケター読んで損なし。

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2016年04月13日

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買っては棚やクローゼットに積み上がり、それでも買って、捨てて。。。な消費スタイルに警鐘を鳴らす1冊。必要な物を必要な時だけ使うのは、財布にも環境にも優しいことがよーくわかった。

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2015年01月25日

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■シェア

A.人々はハイパー消費主義から目覚めつつある。その変化の根底には、次の2つの現象がある。経済成長が頭打ちなのに、資源が無限であるかのように消費していては駄目だという意識が広がった。モノを追い求めることで、友人や家族、そして地球との関係を犠牲にしていることに人々が気付き始めた。

B.コラボ消費
a.プロダクトを所有するのではなく、製品を利用した分だけお金を払う。
b.ソーシャルネットワークを通して、不要となった中古品を必要とする人に配り直す。
c.自動車や中古品といった具体的なモノではなく、時間や空間、技術やお金といった、目に見えにくい資産を共有する。お金に余裕のある人が、お金が必要な人に直接貸し出す「ソーシャルレンディング」などのサービスがる。

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2016年01月16日

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まず体験してみよう。共感できる。
持たない=脱消費スタイル。
エアビーアンドビー=宿泊先マッチングサイト
フリーサイクル=あげます、ください掲示板

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2016年04月26日

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話題の書を積読しつつ十年超、2022年に読んでみた。そんなに古さは感じなかった。ということは、ここに書いてあることは、まだまだ進行形、みんな知っていることだけど、急激には定着しきっていないのだろう。
そもそもSDGSの根幹をなす行動様式であるし、この「シェア」の文脈で「デザイン」「信用の貯蓄」など発売当初、当時の自分にはそこまでピンとこなかったであろう2020年代風のキーワードが、終盤のメインテーマとなっていることは興味深い。
こういった地殻変動があって、流行りものを含む現在の活動と環境にたどり着いている、ということを再認識。

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2022年03月18日

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これからの社会がどうなっていくか,そのひとつの姿を描いた一冊。確かに,そうなっていくだろうという気になる。いま見ているこのメディアマーカーもそのひとつと言えるだろう。
その反面,まだハイパー消費社会を前提にしているフシがあり,本格的なコラボ消費になったときにどうなるのかのイメージがわかない。例えば,シェアするものの元本は,生産量が減少するのでそれに反比例して高くなってしまうだろう。このあたりは続編か別の識者の見解に期待したい。

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2019年02月17日

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「つながり消費」の成功例と、その構造をビジネスモデルの観点で理解するために読んだ。

購入者は、売り手都合でまとめられたモノ(パッケージ)が欲しいのではなく、それによってもたらされるニーズや体験がほしいのだ。
例えば、CDやDVDが欲しいのでなく、それに収められているコンテンツを楽しむ体験がしたい。
さらにそれが他のユーザと共有することで、ひとりで楽しむ以上の満足が得られるならば、それは形を変えていくんだろう。

という話。

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2019年02月03日

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読む前は、SNSなどネット世界でのシェアについて書かれた本と思っていましたが、最初は環境本と思いました。読み進んでいってもそれは大きくは変わりませんでしたが、物理的なモノ(本書ではアトムと呼んでいます)のシェア、例えば代表的なものではカーシェアとか、について多彩な事例を交えて説明しているものでした。冗長すぎる面があり後半は流し読みになってしまいましたが、このような考え方があっても良いのではと思います。

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2015年05月16日

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インターネットの普及とともに出現した様々な共有サービス/交換サービスについて解説分析した本。「消費から共有へ」というテーゼはいいのだが、米国人に言われるとムカつくのは私の心が狭いのだろうか?
環境保護で有名なアル・ゴア家がクリスマスの電飾で煌めいてるような国なので、「いろはす」のように意識高く環境に優しいペットボトル飲料を飲んでるだけのような気がしてしょうがない。偏見ですが事実に裏付けられているので拭えません。

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2014年12月19日

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・「すばらしいアイデアはみなそうだが、一つひとつの事例は小さいことでも、その可能性は驚くほど広い。ネギを育てたいグリーンさんと、庭を耕してほしいブラウンさんをつなぐことはあっと驚くようなことだとは思えないかもしれない。しかし一方で、スーパーマーケットが私たちの食生活の中心にあるのも、日々の小さな積み重ねの結果なのだ。ランドシェアはより多くの人々をその環境の外に踏み出させるものだ」

・私たちが享受する自由の大部分は、「モノを持つ権利」によって実現されてきたし、何をするかによって自分のアイデンティティをつくりあげてきた。だが、ミレニアム世代、つまり作家ジョン・ポールフレイが言う「生まれたときからデジタル」な最初の世代では、この自己と所有との強いつながりが壊れつつある。そして所有ではない新しいチャネル―パソコンやi-Phoneさえ持っていれば他に何も必要としないチャネル―を通して、していること(ツィッター)や読んでいる本(シェルファリ)、趣味(ディグ)や所属するグループ(リンクトイン)、そしてもちろん友人(フェイスブック)もシェアしている。
→そうか、フェイスブックに今一はまらないのは、シェアする友人が少ないからか・・

Airbnb (エアビーアンドビー).、日本でもやってる!!

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2013年11月28日

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『FREE』と表紙が似ており書店でも並んでいることが多いので続編かと思いきや、作者は別。

『FREE』が新しい経済圏の幕開けを予告していたのに対して『Share』は「コラボ消費はCool!」というのが帰納的に解説されている。本書でも書かれているが、個人消費は無くならないとしても、ITの普及や環境問題から消費をシェアする傾向は増々浸透していくのは間違いない。事例が豊富で定量的でもあるが、いささか冗長的すぎるか。

面白いサービス例も多く興味深いが『FREE』ほどの衝撃はない。

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2013年10月23日

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シェアの概念の広まりには金融危機が大きな影響があった。
子どもの前で物を落とすと拾ってくれる、これは子どもが生まれながらに誰かの役に立ちたいと思うから。
物々交換がインターネットを利用し、かつプログラムでわらしべ長者的につながっていくシステムを作ったのはすごい。
インターネットによる取引は自身の信頼を高く保ちたいという思いと、相手を信じるというのがあってこそ、成り立つのだと思う。そこに実施主体の信頼性はあまり必要ないのかもしれない。

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2013年09月26日

Posted by ブクログ

ある人のおすすめ本に入っていたので読んでみました。

残念ながら今の自分にはあまり気付きにはつながらず。
唯一、一か所、

車のシェアのところで、レンタカー屋さんとは異なる、地域、コミュニティー内での車のシェアができないか、と思いました。

車種も皆で決めて色々な車を用意し、使途に合わせて活用して、全体の出費を抑える仕組みができれば面白いと感じました。

車の保有コストって、かなりの金額になっているようで気になっています。

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2013年03月05日

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