2010年代初頭に本書が書かれていることからして、やはり情報は速く入手するに限ると毎回思わされる。
エアビーアンドビー、自動車業界の定義などはまさにハマっている。日本においてもいわゆるシェア市場は、爆発的に広がっているし、スキルのシェア、場所のシェアも拡大傾向にある
既存の経済学と反している(1
...続きを読む0ドルを分ける権利があるとすると利己的な個人だと9:1に分けても、両者受け取る)、という個所がなお面白さを表わしている
従来より贈与経済学という分野は存在しているが、今後この領域をどう学問として定義していくか、普遍化していくか、その方向にも期待をしたい
P2Pがここまで当時から注目されていたとは、というか、当時読んでも実態と合っていないと思ってしまったかもしれない
ハイパー消費主義からコラボ消費への転換、そして評判が通貨ともなる世界。やってくるのだろうか