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Posted by ブクログ 2017年11月02日
イギリスのパブリックスクールについての考察。ただ著者自身が通っていたのは戦前であるため、現在は色々と変化しているものと思う。
ただの教育論というだけではなく、イギリス人についての深い見識があり、非常に興味深い。私自身も高校で寮生活をしていたこともあり、大変懐かしく感じた。
「自由」の前提として「...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月23日
パブリックスクールでは、夜食が出ず、耐乏生活を過ごす。
しかし、この経験を積んだ父兄の多くが、身に沁みてその苦痛を知る反面、かつ多大な効果を信じるがゆえに敢えて再びその子弟にこの道を踏ましうるであろう。
長い将来についての利害をおもんばかって、一時の憐憫を捨てる、強く逞しい愛情をいうのである。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
書かれたのは戦前。印象に残っている箇所3つ。?ロンドンの街頭には子供がおらず、その理由は、多くの子供は田舎の学校で寄宿生活を送っているからだという。そうえいば、オックスフォードもケンブリッジも郊外に位置しているというのは聞いたことがある。理由は多々あるが。それも含めて学校は基本的に郊外に位置している...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
"自由"とはなんだろう?
人間が自由を見つけて幾年も経ち、その自由の本質が大きく変化してきた。この本は、自由の定義を教えてくれるはず。
自由とありますが、教育関連の本です。1963年の出版ですが、なにも古いことはありません。まさに教育が揺れている今、再生会議と呼ばれる機構に集めら...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月09日
良い本。
昔のイギリスのオックスフォードやケンブリッジといったパブリックスクールでどのような教育が行われているか。
自身の大学での体験も交えて描かれている。
所々、日本の教育との違いに驚きや発見があり、自由や規律について考えさせられるフレーズがある。
今読んでも目から鱗で発見があるということは...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月19日
「彼等は、自由は規律をともない、そして自由を保障するものが勇気であることを知るのである。」
上流階級のイギリス人の気風と彼等の精神の土壌であるパブリックスクールについて知れる本。手放しで賞賛することはせず、でも親しみと敬意の筆致で書いていて100年くらい前の本だけど良かった。(イギリスのことだから...続きを読む
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