Posted by ブクログ
2016年07月11日
プロジェクトを進めていく中で課題はつきもの。
その中で生じる怒りと正しく向き合い、
チームを上手く回していくためのノウハウが書かれている。
怒りは生じるものだという前提で、
怒りを抑えるのではなく怒りの裏にある感情を認識し、
その感情を正しく人に伝えることが大切。
とにかくすぐにカッとならないよ...続きを読むうにするために、
何によく怒りを感じるかを理解することが大事。
そのためにも怒りをアウトプットして見える化しよう。
こんなところでも見える化とはね。。
【勉強になったこと】
・怒りは身近な人になればなるほど強くなる
・アンガーマネジメントとは、
「怒らなければよかった」「怒っておけばよかった」
と後で後悔しないための手段。
・願望や理想が裏切られたとき、怒りは生まれる。
が、それは自分の中で形成されたべき論から来るので、
相手にとってのべき論ではないことを理解すること。
・怒りは二次感情であり、根本には寂しさやくやしさ、
不安といった一次感情が必ず存在する。
怒りを感じたときは、何故怒りにつながったのか、
つまり一次感情はなんなのかを振り返ることが大切。
・人があらたな習慣を身につけるには、最低でも21日かかる。
・感情をうまく伝えられない人の特徴
1. 怒りを他の「こと」「人」のせいにする
2. 全ての人に好かれようとする
3. 自分の感情を把握できていない
4. 怒りを溜め込みある日突然爆発させてしまう
5. 言いたいことをなんでも言ってしまう
1と4が自分が特に注意しないといけない領域。
・本当に良い関係とは、何がOKで何がNGなのかを
具体的に話し合える仲であること。
・怒りを感じたときは6秒間待ってみること。
そうすることで落ち着いて対処できるようになる。
・怒りの原因を整理するためにアンガーログを取ること。
書き出すことで自分が何に怒りを感じるか?
裏を返せば何を正義として行動しているかを理解できる。