作品一覧 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 「人生百年」という不幸(新潮新書) 3.3 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻858円 (税込) 人は必ず老いて、寿命が尽きて死ぬ。医者も患者も家族も、国家も、この当然の真理を直視できずに目を背ける。「人生百年時代」などと浮かれているが、この長寿社会は人々に幸福をもたらしているのか。長生きのみを目的にする医療にはいかなる歪みが生じるか。癌患者にとって本当のハッピーエンドとは何か。臨床医として常に「死にゆく患者」と共にいる著者が、遠慮忖度なく現代医療の抱える根本的な矛盾を衝く。 試し読み フォロー 医者の逆説(新潮新書) 3.8 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻814円 (税込) 「医者にあるまじき発言」と批判されることもある。が、臨床の現場で悩み、考え抜いてきた著者の言葉は苦く、刺激的である。「“失敗しない”と言う医者を信用してはいけない」「希望はときに患者を苦しめる」「延命よりも大切なものがあるだろう」――コストも人的資源も限られている状況下で、私たちは医療に何を求め、何を諦めるべきか。遠慮も忖度も一切抜き、医者だから見える真実が詰まった比類なき一冊。 試し読み フォロー 医学の勝利が国家を滅ぼす 4.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻836円 (税込) 画期的な新薬が開発され、寿命が延びる。素晴らしき哉、医学の勝利!……のはずだった。だがその先に待ち構えているものに我々は慄然とする。爆発的に膨張する医療費は財政の破綻を招き、次世代を巻き添えに国家を滅ぼすこと必至なのだ。「命の値段」はいかほどか。我々はいつまで、何のために生きればいいのか。雑誌発表時から新聞、テレビ等で大反響の論考を書籍化。巻末に作家・曽野綾子さんとの対談を特別収録。 試し読み フォロー 医者とはどういう職業か 4.7 学術・語学 / 医学 1巻1,003円 (税込) 近年、受験業界における医学部人気は凄まじい。成績さえ良ければ、まさしく猫も杓子も医学部を目指す。と同時にあきらかに医師不適格な学生が医学部に多く存在する。そもそも医者の仕事がどんなものかわかって学生は医師を志しているのか。また一般の人は医者をどのような存在と捉え接すればよいのか。医学部受験から病院への就職、医者の労働環境、収入、出世、結婚、不倫その他のスキャンダル、医療事故とそのリスク、そして名医の条件と将来の医師像まで縦横無尽、融通無碍に説き明かした画期的医師論。 試し読み フォロー 医者と患者のコミュニケーション論 3.5 学術・語学 / 医学 1巻660円 (税込) 病院にはストレスがたまっている。医者が患者に病名や余命を告知して、治療方針を相談しながら決めるようになった。それで関係が良好になるどころか、相互 不信は増す一方なのだ。なぜか。どこでこじれるのか。どうすればいいのか。この問題を臨床医として考え抜いた著者の思考は、「わかりあう」ということの本質へと到達する。綺麗事や建前を排した、徹底的にリアルかつ深遠なるコミュニケーション論。 試し読み フォロー 医師の一分 3.9 学術・語学 / 医学 1巻660円 (税込) 医学の進歩で、なかなか死ねない社会が到来した。しかし90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、抗生物質を投与し、透析を行いペースメーカーまで入れて、なんのために「救う」のだ。数多くの死に立ち会ってきた著者は、今どきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。「命に上下は存在する」「患者の自己決定を信じない」「現代の医者は『死神』の仕事を担う」……現代人である「あなた」の死に方についての、辛辣かつ深遠な思索。 試し読み フォロー 見送ル―ある臨床医の告白― 3.8 小説 / 国内小説 1巻1,408円 (税込) 医者だって人間だから、患者の好き嫌いは当然あるし、贔屓もすれば、外科と内科の対立も日常茶飯事。ほとほと疲れる日もあるけれど、輝く笑顔で退院する患者を、見送る。力を尽くしてもひっそりと消えゆく命を、見送る。どちらも私が選んだ仕事……。現役医師だからこそ「小説」でしか描けなかった、命の現場のいま。 試し読み フォロー 衆愚の病理 3.5 社会・政治 / 社会学 1巻660円 (税込) 患者名:日本国 病状:極めて深刻……現役医師が、冷徹な眼差しで医療を、社会を、この国を診断。見えてきたのは、国全体を覆う、プロを軽視して素人を持て囃す病だった。「情報が患者の不安を生産する」「敗戦処理はエースの仕事」「民主主義がヒトラーやルーピーを生む」「人は思考停止を欲する」――ロジカルでシニカル、ときにアクロバティックな議論から日本の本当の病状を炙り出す、毒と逆説と笑いに満ちた社会論。 試し読み フォロー 偽善の医療 4.2 社会・政治 / 社会問題 1巻660円 (税込) 「患者さま」という偽善に満ちた呼称を役人が押し付けたことで、医者は患者に「買われる」サービス業にされた……。医療にまつわる様々な偽善を現役医師が一喝する。「セカンドオピニオンのせいで患者と医者が疲弊する」「インフォームドコンセントは本当に良いことか」「有名人の癌闘病記は間違いだらけ」「病院ランキングは有害である」「安楽死を殺人扱いするな」――。毒と怒りと医者の矜持が詰まった問題提起の書。 試し読み フォロー 希望という名の絶望―医療現場から平成ニッポンを診断する― 3.5 学術・語学 / 医学 1巻1,232円 (税込) 「頑張れとばかり言う奴は馬鹿である」「冷静な対応とはなんだ」「議論を尽くすはどこまでか」……現役医師が日々綴った言葉は、大震災の“黙示録”とも言える。「ここに書いてあることは、多くの患者さんの希望と絶望、理性と感情、運命、哀歓などが私の口を借りてこの世に出ようとしたのかもしれない」。 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 里見清一の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 医者とはどういう職業か 学術・語学 / 医学 4.7 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 医師を目指す一個人である若い自分にとって、医師について赤裸々に綴られているこの本に、深く考えさせられた。 0 2023年03月23日 医者の逆説(新潮新書) ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.8 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 多くの人に読んでもらいたい本。 わたしは、この方の考え方に賛成です。 反論を恐れず、根拠を提示して、自分の意見を世間に発表されているのは、素晴らしいと思う。 新聞社の方には本当にがっかりした。 0 2021年04月16日 医学の勝利が国家を滅ぼす ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.0 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 馬鹿高いオプジーボのことは知っていたが,現役の医師がこのような問題意識を持っていたことに安堵した.p52にある提案「75歳以上の患者には,すべての延命治療を禁止する.対処療法はこれまでと同じようにきちんと行う」には大賛成だ.この時点で癌が発見されたとしても,急速に癌細胞が増えるわけでもないので,治療をしなくても寿命が数年縮まる位と思っている.また,至適投与法の検討を示唆されており,これも重要だ.人は必ず死ぬのだということを,改めて認識できた. 0 2017年04月30日 医学の勝利が国家を滅ぼす ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.0 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ オプジーボを基点として、誰もみてこなかった問題に切り込んでいくスタイルの本。この先生は医学と国家の行き詰まりをなんとかするためには、1つの考え方しかないとしているんだけれども、僕はもっと、違う考え方、違うやり方があるんじゃないかと思った。 けれども、これは実は未熟な生徒の考え方であり、最先端で戦ってきた先生から見ると、本当に現状はどうしようもないのだ、という事実もありえそうなので、なんとも言えない。 1 2017年02月16日 医者とはどういう職業か 学術・語学 / 医学 4.7 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ なかなかエゲツナイことを書く人だと思った。けれども、ここに書いてあることをキチンと読み込むことから、色んなことを始めていくんじゃないかと思った。 0 2017年02月16日