あらすじ
近年、受験業界における医学部人気は凄まじい。成績さえ良ければ、まさしく猫も杓子も医学部を目指す。と同時にあきらかに医師不適格な学生が医学部に多く存在する。そもそも医者の仕事がどんなものかわかって学生は医師を志しているのか。また一般の人は医者をどのような存在と捉え接すればよいのか。医学部受験から病院への就職、医者の労働環境、収入、出世、結婚、不倫その他のスキャンダル、医療事故とそのリスク、そして名医の条件と将来の医師像まで縦横無尽、融通無碍に説き明かした画期的医師論。
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Posted by ブクログ
2025/08/29
里見先生は、はっきり物を言うタイプなので苦手な人もいるだろうが私は好き。
医者の言うことはなぜ?と思うことも多いが、理由があることがわかる。控訴を恐れ選択肢を与える医者が今後は増えるのかな。これくらい自信のある先生に診てほしいと思う。そして製薬会社に嫌われても、高価な薬の要不要、治療効果を口に出す存在でいてほしいと心から願う。今の日本に必要な人だと声を大にして言いたい。
読み応えのあるいい本です。
Posted by ブクログ
なかなかエゲツナイことを書く人だと思った。けれども、ここに書いてあることをキチンと読み込むことから、色んなことを始めていくんじゃないかと思った。