医者の逆説(新潮新書)
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医者の逆説(新潮新書)

814円 (税込)
569円 (税込) 5月2日まで

2pt

3.8

「医者にあるまじき発言」と批判されることもある。が、臨床の現場で悩み、考え抜いてきた著者の言葉は苦く、刺激的である。「“失敗しない”と言う医者を信用してはいけない」「希望はときに患者を苦しめる」「延命よりも大切なものがあるだろう」――コストも人的資源も限られている状況下で、私たちは医療に何を求め、何を諦めるべきか。遠慮も忖度も一切抜き、医者だから見える真実が詰まった比類なき一冊。

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医者の逆説(新潮新書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年04月16日

    多くの人に読んでもらいたい本。
    わたしは、この方の考え方に賛成です。

    反論を恐れず、根拠を提示して、自分の意見を世間に発表されているのは、素晴らしいと思う。
    新聞社の方には本当にがっかりした。

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月05日

    いつもながらの語り口で納得できることたくさん。
    QOLの件りは特に有意義だった。
    しかし同業者なら身を持って実感できることであっても、人の生き死にという現代人が最も遠ざけてきた事象に関する「耳の痛いこと(=高騰する医療費とか延命治療に関する問題)」がどこまで医療者以外のひとに響くのだろうか。どれだけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月20日

    膨大なツケを次世代に押し付ける現実をまざまざを見せつけてくれました。また、それを主張しようにも、大手マスコミからは「世論の反発」を恐れて避けられる現実もあり、本当にどうすればよいのか、どこから手を付けたらよいのか悩む機会を得られます。また、「他人事」の感覚が我々の周囲を支配する無限の荒野であり、大人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月08日

    命の問題についてはコストを度外視しても取り組むべき。そんな美名の下、結果として膨大なコストを次世代にツケとして先送りしている。国民皆保険制度が破綻してしまえば最低限の保証も受けられなくなる。著者は言う。たとえば75歳以上の高齢者へは高額薬剤による延命治療を差し控え、その代わり緩和医療を充実させてはど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月16日

    医者の立場から現在の医療制度について色々書いた一冊。

    のはずなのだけど、途中医療と直接関係のない政治批判的なものもあったりして、今一つ散漫な印象を受けた。

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