「人生百年」という不幸(新潮新書)

「人生百年」という不幸(新潮新書)

858円 (税込)

4pt

3.3

人は必ず老いて、寿命が尽きて死ぬ。医者も患者も家族も、国家も、この当然の真理を直視できずに目を背ける。「人生百年時代」などと浮かれているが、この長寿社会は人々に幸福をもたらしているのか。長生きのみを目的にする医療にはいかなる歪みが生じるか。癌患者にとって本当のハッピーエンドとは何か。臨床医として常に「死にゆく患者」と共にいる著者が、遠慮忖度なく現代医療の抱える根本的な矛盾を衝く。

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「人生百年」という不幸(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    医療に関するエッセイが、最期の選択、患者の事情、命とカネ、医者の事情 という4つの主題で構成されているが、医師としての本音が随所に出てきて非常に楽しめた.気になったのが"命とカネ"で出てきた増分費用効果比(ICER)だ.新薬の費用対効果の評価基準で「一人1年の延命のためにどのくら

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    快な目的:幸せを理解する上で、不幸を理解しておきたい
    作者へのQ1:この本の中で私の人生を豊かにするものを教えて
    作者へのQ2:患者さんは最後に何をしたいですか?
    作者へのQ3:なんのために長生きするの?

    ・医療の前提が人は死なない、死なせない  でも、人は死ぬよね
    ・患者の気持ちを大事にすること

    0
    2021年08月23日

    Posted by ブクログ

    『ライフシフト』がベストセラーになってからというもの「人生100年」というワードは、もう耳にタコができるほど聴いた気がする。

    人類は、誕生してからずっと、死の恐怖からの解放を追いかけてきた。その結果、ついに100年すら当たり前の時代に突入しようとしている。
    なのにこの本は「人生100年」は不幸だと

    0
    2020年11月11日

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