ある行旅死亡人の物語

ノンフィクション 6位

ある行旅死亡人の物語

1,760円 (税込)

8pt

はじまりは、たった数行の死亡記事だった。警察も探偵もたどり着けなかった真実へ――。

「名もなき人」の半生を追った、記者たちの執念のルポルタージュ。ウェブ配信後たちまち1200万PVを獲得した話題の記事がついに書籍化!

2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死した。現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑鑑......。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「千津子さん」の真実とは?
「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いた圧倒的ノンフィクション。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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ある行旅死亡人の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ルポルタージュ的な本を読むのは初めてでしたが、知りたい部分があえて追求しきられていない(または描かれていない)ところに、小説にはない新鮮な感覚を覚えました。

    記者の思いが最後の一行に詰まっており、胸に残る(いい意味で)気持ちのまま読み終えることができました。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    警察も探偵もわからなかった行旅死亡人の身元を探していく二人の記者に感動しました。
    フィクションではないので数々の謎を残したままになりますが、ひとまず身元がわかったことは良かったと思います。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    知らないことばかり!
    『エレベーターのボタンを全部押さないで…』にチラッと出てくるこの本に興味があったので読んでみた。
    大正解!
    なんて本だ!!

    ミステリーよりミステリー
    まず実話だからの読者の共感性がとても高くなるのか?また分からないことを探求していく記者の発想力や行動力にも脱帽、そしてわかった

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    友達からおすすめされたので読んでみた!

    記者だよ!官報見てたら気になった人について調べてみるぜ!な作品。
    ノンフィクションだからミステリーじゃないのに謎が多くてミステリーみたいだし、事実は小説よりも奇なりって感じ。

    きちんとわからないことはわからないと明言されているのも、主役である故人の尊厳を想

    0
    2025年08月18日

    匿名

    購入済み

    引き込まれました

    物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
    ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。

    #深い

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、人生は旅なんだな。そしてその旅の途中に生きていた証を否応がなしに残していくんだな。こんなに個人情報を探って晒して何になるんだ?と思ったけど、その過程で彼女を思い出して笑顔になる人もいる。期待していたほどにドラマチックな展開は無かったが、とても面白くていっきに読んでしまった。
    人間は「

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    3400万円を残して孤独死をした、右手指が無く住民票も無い女性。残されていた遺品からこの人は誰でどんな人生だったのかを新聞記者が探っていく。人生を重ねる事とは何を残していく事なのか、今を生きることは何に向かっていく事なのか。以前に夜景を見た時、あの灯りひとつ毎に人生があり自分一人のちっぽけさを感じた

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    孤独死した身元不明の高齢女性はどこの誰でどんな人生を歩んできたのか。
    僅かな手掛かりから地道な調査で、そして幸運にも助けられて、徐々に女性の人生が姿を現していく。
    記者の取材というのはどんなふうに行うのか、という意味でも面白かったですし、推理小説を読むような展開でもありましたし、何より名もなく孤独に

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    1人の行旅死亡人から2人の記者によって謎がひとつひとつ解明されていく…。読み進めていくうちに、本当は触れてはいけないものなんじゃ…と、緊迫感もあり一気に読めた。
    なんとなく、チヅコさんはこの2人に自分を見つけて欲しかったのかな。だから、遠い小さな町での聴き込みや調べることも、わりとするりと事が運んだ

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    記者にとって、「未解決」という言葉が持つ謎の引力は、とても大きい。
    僕がある地方都市で働いていた時には、30年ほど前の未解決事件を追いかけようとしていた。職場に残されていた過去の資料を読み漁り、現場にも足を運んだ。でも、何もわからなかった。
    今でも、もっと本気で取り組んでいたら、と思うことがある。

    0
    2025年09月28日

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