吉田洋一の作品一覧
「吉田洋一」の「数学序説」「数学の影絵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「吉田洋一」の「数学序説」「数学の影絵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
もとは1952年刊。あのロングセラー『零の発見』の著者のエッセイ集。第1回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
1932年から52年に書かれたエッセイ、大小とりまぜて、49篇。書名から数学エッセイを連想するが、数学ネタは3分の1弱。「数学を怖がる話」「数学と日本語」「算術以前」など、内容は一般向け。「アランと数学」「アンリ・ポワンカレ」は留学先だったフランス絡み。「行列」という1篇があるが、これは数学とは関係のない、本物の行列の話題。
どのエッセイも目のつけどころが秀逸。たとえば、「林檎の味」はいまでいうcross-modal interaction。「暑さずれ・寒さずれ」は温度感覚と環境と順応の
Posted by ブクログ
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吉田洋一
1898年東京生まれ。1989年逝去。東京帝国大学理学部数学科卒業。第一高等学校教授、東京帝国大学助教授、フランス留学を経て1930年北海道帝国大学教授。1949年立教大学理学部数学科教授。著書:『零の発見』、『微分積分学序説』他多数。M&Sでも『微分積分学』、『ルベグ積分』、『数学序説』(娘婿の赤摂也と共著)を収録。
こんにちのように、自然科学が進歩し、また、産業が異常な発達を見た世の中にあっては、必然的に厖大な数を取扱う場合が多く、インド記数法は一日も欠くべからざるものとなった。あるいは、そういうよりも、インド記数法なくしてはこんにちの科学文明はもたらされえ
Posted by ブクログ
(2018年1月のブログ内容を2020年11月に転記したものです)
○ インドとギリシャの数のかぞえかた
零はインドで発見されたというのはよく知られていることですが、興味があり、詳しく読もうと手に取りました。
私たちが何気なく行っている数の計算にも実は長い歴史がありますが、その歴史の中で、「位取り記数法」という考えに至るのにとても長い時間が必要だったことが書かれています。わたしたちが27529と書くとき、1番初めの2は20000を表すのに対し、4番目の2は20を表しています。同じ記号で2種類の数字を表しているのです。言われてみればそうですが、あまりにも普段自然に使いすぎているので、これを