作品一覧 2022/11/24更新 中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書) 試し読み フォロー 使える!「国語」の考え方 試し読み フォロー 東方選書 試し読み フォロー 日本語の謎を解く―最新言語学Q&A― 試し読み フォロー ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで 試し読み フォロー 「文」とは何か~愉しい日本語文法のはなし~ 試し読み フォロー 物語論 基礎と応用 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 橋本陽介の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日本語の謎を解く―最新言語学Q&A― 橋本陽介 著者の本を読むのは3冊目。披露する為の知識ではなく、疑問を解消し新たな学びを円滑に迎えることができそうな良い本でした。Q&Aが秀逸^^ Posted by ブクログ 使える!「国語」の考え方 橋本陽介 「物語論」を専門とする筆者が国語教師の経験をもとにあるべき国語教育について語った本。 久しぶりに大変学ぶところの多い本だった。 ・文章の読み方は、三つ ‐ 作者の立場で読む。作者がどのような状況で文章を書いたか ‐ 読者の立場で読む。文章が読者に作用する ‐ 物語の型として読む ・文章をわかり...続きを読むやすく書くには、読者の期待に応えていくこと ・「序論、本論、結論」は、どの階層でも意識する。 ・「全体・抽象→具体→全体・抽象」は典型的な「序論、本論、結論」 ・謎解きが、物語を面白くする。 ・物事の時系列的な因果関係を示すものはすべては物語として語られうる。 ・情報リテラシーは、SNS時代にあって極めて重要。「本当に、そういえるのか」を常に問う Posted by ブクログ 「文」とは何か~愉しい日本語文法のはなし~ 橋本陽介 おもしろかった。記述文法から生成文法、認知言語学、語用論まで。新たな「言語学入門」的な位置づけの本になるかもしれない。 Posted by ブクログ 日本語の謎を解く―最新言語学Q&A― 橋本陽介 「は」と「が」に当たる助詞の使い分けがあるのは日本語と朝鮮語くらいしかなく、世界的に見ても非常に珍しい特徴。P139 「が」は、基本的には動作を行う主体ににる「主格」を表す格助詞。p140 「が」が主格を表しているのに対して、「は」は主題を取り立てるのが主な役割。p142 英語などのヨーロッパ言語は...続きを読む、原則としてものごとを客観的な視点から語る構造を持っています。ヨーロッパ 言語を母国語とする人たちにとっては、日本語のように登場人物の主観的な視点に同一化してしまう文は、理解が難しいと言われています。p159 世界の言語の大半がSVOかSOVのどちらかになっている。 Posted by ブクログ 使える!「国語」の考え方 橋本陽介 これはいい本。 第4章くらいまでは各章の内容は面白いものの、関連がイマイチわからなかったのだけど、後半のまとめ方がすばらしい。伏線を綺麗に回収したミステリを読んだような読後感。 ”すべての事実は物語られる”という最終章のタイトルもいい。小説(フィクション)なんてなんの役にもたたないと考えている多くの...続きを読むリアリストは、この本を読み終えた後、きっと認識を改めると思います。 Posted by ブクログ 橋本陽介のレビューをもっと見る