いまの貧富の差がどうして生まれたのか。
中村哲さんをはじめ、今までいろんなこういった世界を知る本を読んできて、もうわたしは嫌というほど知っている。
アジアやアフリカが発展途上国と呼ばれているのは、決して彼らが怠け者であったからじゃない。
彼らがいまもひどい状況に置かれているのは、イギリスやフランスと
...続きを読むいう、いわゆる先進国と呼ばれる国々が彼らを奴隷として扱ったから。
売り飛ばされ、生まれ故郷から遠く離れた土地で、死ぬまで働かされ、ずっと同じものだけを作り続けなければいけないプランテーションで砂糖や綿花だけを作っていた。
わたしたちはこれをちゃんと知らないといけない。
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もう、つくづくヨーロッパで生み出されたものを使うことが嫌になった。
今まで何も知らずに、「イギリスの伝統的なブランドなんだ。いいかも!」と考え、買ってきてしまったわたしをひっぱたきたいよ。
他の犠牲の上に成り立った偽物の『豊かな社会』に貢献してしまうなんて最低だ。
他の不幸の上に本当の幸せなんてありはしないと思っているので、すべてを避けることは無理でも、ちゃんと考えて手に取ろうと強く思った。
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奴隷にプランテーション、植民地、人の売り買い。砂糖の歴史は醜さのオンパレード。
大量生産・大量消費を生み、いまに続く発展途上国を創った。
人間はおろか、動物たちまで奴隷にしたプランテーション。
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現在に至るまで、紅茶に砂糖を入れたことがないし飲んだこともないんだけど、今後もぜったいに入れて飲むことをしない(単純に甘いお茶っていうのが訳わかんなくて飲めないんだけど)。