砂糖の世界史

砂糖の世界史

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖。この、甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて、近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、三角貿易、産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって、いきいきと動き出すかのよう。世界史Aを学ぶ人は必読!

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砂糖の世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    砂糖の発展にどんな歴史バックグラウンドがあったのか、世界史から解説。
    砂糖だけでなく、塩や胡椒など他の「世界商品」についても解説があったりするので教養として良い。
    だんだんとイギリスが嫌いになる。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    砂糖が主題だけど、まず第一に歴史人類学的な視点を学ぶための書。中高生のお子さんがいる方も、社会人の方も必修にするとよろしいかと。

    想像以上にイギリス史が主軸だったので興味深く読めた。アフタヌーン・ティーにまつわる歴史を知れば、優雅な印象など消え失せてしまう。引用されているヘンリー・メイヒュー『ロンドンの労働とロンドンの貧民』の再編本を所有しているので、労働者の朝食の変遷について引き続き着目して読んでいきたい。

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    砂糖あるところに奴隷あり。世界商品である砂糖の歴史は奴隷や植民地搾取の歴史でもあった。茶の歴史とも切り離せない。
    生活必需品の裏にある陰惨な歴史。今でも当時の影響が残っていること。

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    世界史を深堀したいと思い、一番最初におすすめされている本を購入した。
    あとがきで、なぜこの本が世界史初心者におすすめされているのかが良くわかる。
    今回は砂糖という身近な題材をもとに、なぜ世界がこうなったかを考察したものであった。
    今度はどんな題材、『単位』で世界を切り取り、「今」を知ろうか。。。
    しかし純白の砂糖と黒人奴隷、因果だね。。。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    砂糖というものが、近代になるまではほとんど広まっていなかったということに改めて気付かされた。
    イギリスを始めとするヨーロッパの国々が、大規模に砂糖を栽培するために、アフリカから輸入した奴隷を使って、カリブ海やラテンアメリカの国々に作った砂糖プランテーションを作った。プランテーションが作られた国々はモノカルチャーとなり今に至る。
    今の世界システムの成り立ちを理解するうえで読んでおいたほうがいい。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    砂糖の生産と普及から世界史を見直す試みで刺激的だった。砂糖きびから作られる砂糖は、元々は貴重品で薬と考えられるほどであったが、砂糖きびがプランテーションで栽培されるようになると爆発的に普及した。大量生産が可能になったのは、奴隷貿易のおかげで、トリニダード・トバゴの首相で歴史家であったエリック・ウィリアムズの言うように「砂糖のあるところ、奴隷あり」であった。砂糖と奴隷の貿易で莫大な利益を上げたイギリスは、やがて産業革命を成し遂げていく。砂糖が世界史を動かしていったのだ。人物や国ではなく、モノから歴史を見ていくことで「世界システム」を理解できることを知った。

    0
    2026年04月23日

    Posted by ブクログ

    ついに念願かなってこの名著の読破ができた。前評判どおり、読みやすくも中身の濃い新書であった。特にボストン茶会事件の下りが面白かった。

    ・イギリスはアメリカでの7年戦争に勝ったものの、財政難に陥った。
    ・そんな中、イギリスは植民地の人々がこの費用負担すべきだと言い出した。そして、印紙法制定に至ったが、これにボイコットしたのが植民地の人々である。彼らはあこがれのイギリスのジェントルマンの真似はこれに懲りてやめた。
    ・その代わり、植民地でできた衣類や食料重視となっていった。
    ・そしてやむなくイギリスは不買運動のダメージによい印紙法廃止に至った。
    ・だが、次は茶やペンキなどに税の付加にいたる。植民地の人間たちはイギリスのジェントルマンのように暮らしたがっているはずなので税金払ってでも茶は売れると思った。ところが。。。ボストン茶会事件が起こり、アメリカ独立の引き金となった。

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    なんとなく存在が当たり前だと思うものにも壮絶な背景があったりします。身近なものの歴史に、改めて目を向けることは大事だと思いました。歴史と聞くととっかかりにくいかもしれませんが、ジュニア向けなので読みやすく、大人の方にもおすすめです。

    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    超ベストセラーと言われているのも納得の内容。
    ジュニア向けなだけあって読みやすい。
    学生時代は断片的に暗記していた世界史の用語ががこの本で一気に繋がる。
    用語の中に人々の生活が、奴隷の厳しい現実があることに気付かされた。
    世界商品とはというところからヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸を砂糖を通して見ていく。
    歴史って面白いということを改めて実感できる一冊。
    もっと若い頃に読みたかった……!

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    「君たちの記念碑はどこにある?」の後に、そういえばあったな、と積読の山から出してきて読んだ一冊。岩波ジュニア新書なので、読みやすく、あっという間に読み終えた。

    ぼんやりとしか知らなかった「プランテーション」「奴隷貿易」そして砂糖、お茶、コーヒーの歴史。

    衝撃的な残酷さ。

    資本主義というのは内因的に誰かを、何かを搾取するエンジンのようなもので、本当に轟音と共に、周辺世界を貪り食うような獰猛さで暴れ回っていたんだな。

    とにかく、利益を上げるためには安い労働力を極限まで使い倒す。必要なら遠い大陸から人を誘拐して連れてきてでも。清々しいほどにシンプルなシステム。

    一定の反省を経て、もう少し上品にルールを守って体裁を整えてやろう、となっていた20世紀が終わり、利益があげられなくなってきた資本家(を抱える国)が、なりふり構わず獰猛さをむき出しにしてきているのが21世紀なのだなと思う。

    当時、アフリカでは自国の人々を捕まえてヨーロッパの奴隷商人に売って儲けていた者もいたという。

    資源もない日本。賃金の低い日本。その割に国民負担率は高い日本。古い武器を高く買わされている日本。それを喜んでやっているように見える政治家。これ、現代の植民地の完成なのではという感想を持った。

    0
    2026年03月19日

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