砂糖の世界史

砂糖の世界史

924円 (税込)

4pt

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖。この、甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて、近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、三角貿易、産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって、いきいきと動き出すかのよう。世界史Aを学ぶ人は必読!

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砂糖の世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コーヒーが好きなんです。もう10年以上前ですかね、優待でコーヒーの豆がもらえるというんで某株を1000株買ったところ、あんまり飲まない紅茶までずいぶんときちゃって、1年後もぜんぜん飲まないまままた紅茶きちゃって、これは無駄になっちゃうなと思って500株売ってコーヒーだけもらうことにしたんだけれど、こ

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    コンパクトながら興味深い内容で読み応えがある。バルバトスやタヒチを代表とするカリブ海の奴隷の歴史は恥かしながらあまり知らなかった。このような本を読むと、現在を理解するにはいかに歴史を知っておく事が必要か思い知らされる。イギリスを中心とした西洋人の欲による奴隷貿易が歴史上存在しなければ、モノカルチャー

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    砂糖を軸に、世界はどのような流れで近代へ至ったか、その時その時の人々の暮らしはどのようなものであったかを解説する。
    岩波ジュニア新書の中でも屈指の名著として名高い一冊。

    ウォーラーステインの世界システム論とはこういうものであったのだなと読みやすい文章で知ることができた。
    私は日本史を選択したので世

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    砂糖の歴史を辿ることで、世界全体が見えてきて、とても読み応えのある本だった。後半はどうにも我慢出来なくなり、砂糖入り紅茶を飲みながら当時の人々の生活や感情に思いを馳せた。いつの時代も人間は私利私欲に塗れているんだなぁと思いつつ、その強欲さと奴隷たちの犠牲があったからこそ、今では簡単に砂糖もお茶も気軽

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    途中からイギリス在住友人のお土産紅茶に砂糖をたっぷり入れて読んだ。でも良く考えたら我が家の砂糖はきびではなく、ビートだった。。奴隷貿易、産業革命、アフリカ、カリブの島々、世界も歴史も全て繋がっている。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    砂糖が世界史においてどのように扱われ、時代の裏でどのような意味を持つのかを分かりやすく書かれていた。やはり、プランテーションや黒人奴隷は切り離せない内容になる。一方、近代になると生産が増え労働者階級にも普及するとコーヒーショップなど新たな文化生成の一役を担った事も興味深い。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    奴隷貿易、プランテーション、三角貿易、産業革命、モノカルチャーetc。
    これまで断片的にしか知らなかったキーワードが一つのまとまりとなってつながっていく様にページをめくる手がとまりませんでした。

    食卓に当たり前のようにある砂糖には長く過酷な歴史が流れていることを知れたのはとてもよかったです。

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    農作物の砂糖を軸にした近代世界史

    歴史について興味深く勉強できるのはもちろん、各国の状況や文化的な背景、それらの変遷もより身近に感じるように知ることができ、そして、枠組を変えた視点の組立方で、世の中の解像度が上がるということを目の当たりにできる。

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    『図説世界の歴史 6』に続けて読んだのでいい流れで入ってきた。各項の冒頭で都度驚きを与えてくれる。もっと早くに読んでおけばよかった。すばらしい。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    砂糖から見た世界史を書いてます。
    今はダイエットの敵とか体に悪い代名詞のような砂糖ですが昔は栄養失調の人から見たら簡単にカロリーが得られる砂糖は医薬品としての地位があったそうな。
    なるほどなぁと。
    ただ劣悪な環境で育つサトウキビを栽培するためにアフリカから奴隷を連れてきて働かせて砂糖を作っていたと。

    0
    2025年07月26日

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