作品一覧

  • 自分と未来のつくり方 情報産業社会を生きる
    4.3
    『モモ』の「時間どろぼう」とプラトンの「洞窟の囚人」が現代を読み解くカギ!? 宮沢賢治にフッサール,デカルトまで飛び出す授業はとても刺激的.情報産業社会を生きる僕たち人間は,昔とどう変わり,これからどうなっていくのか.メディア情報学とフランス思想の研究者である著者が,中高生にやさしく語りかけた特別講義.

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  • 新復興論
    3.5
    1~2巻2,277~2,772円 (税込)
    震災から七年、復興は地域の衰退を加速しただけだった――。 希望を奪い、コミュニティを分断する公共投資。原発をめぐる空回りする議論。賛成と反対、敵と味方に引き裂かれた日本で、異なる価値観が交わる「潮目」をいかにして作り出すのか。福島県いわき市在住のアクティビストが辿り着いたのは、食、芸術、観光によって人と人をつなぐ、足下からの「地域づくり」だった。「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン。図版多数収録。

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  • 現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    現在、私たちを取り巻く「知」の数々は、20世紀以降の世界がおかれた4つの状況から発生する。本書ではそれを、ポスト・グーテンベルク状況、ポスト・モダン状況、ポスト・ナショナル状況、ポスト・ヒューマン状況と名づける。そして、そこから浮かび上がってくる「イメージと記号論」「情報とメディアの思想」「ナショナリズムと国家」など、15個のトピックスに切り分け、ソシュール、レヴィ=ストロース、フーコーという巨人たちの思想を読みなおしていく。ありきたりの哲学教科書では学ぶことのできない、現代思想における全ての最重要論点を、一から平明に解く15章の徹底講義。
  • 大人のためのメディア論講義
    3.7
    1巻880円 (税込)
    二四時間モバイル機器を手放せず、情報産業に囲い込まれた現代人の生活。人間が二足歩行へと進化した文字を持ちはじめた時から宿命づけられたこの現象は、二〇世紀に、二つのメディア革命を経て加速する。写真・電話・映画などの技術が人間の意識できない瞬間を記録し、広告・マーケティング技術が我々自身より先に消費・欲望を生み出し、デジタル機器が人間の生活全体を統治していく。人間は自分自身の意識をもう一度わが手に取り返すことはできるのか。そのために何ができるのか。
  • 現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章

    Posted by ブクログ

    現代思想の入門としては素晴らしいと思った。各章細かく、かつ丁寧にわかりやすく容易な文章で書いてある。また末尾には参考図書紹介もあり、興味がある分野から掘れるようになっている。良書。

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    2023年05月09日
  • 自分と未来のつくり方 情報産業社会を生きる

    Posted by ブクログ

    情報メディアをシャットアウトして、自分自身の思考を活動させるタブラ・ラサの時間をつくる。
    また自身の情報取得経路を振り返る。そうして自身を成り立たせている情報の生態系、回路の見取り図を手に入れる。そして現実世界で実際に多くの体験をする。最後に自分なりの表現方法で情報の世界に自身の考えを送り出す事で、情報環境を自分の環境とする事ができる。

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    2021年10月03日
  • 現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章

    Posted by ブクログ

    素人でも読める現代思想の入門書やっとみつけた
    体系的にまとまっているので、
    以前他の現代思想を読みかじって「???」となっていたのがどういう歴史的流れでの話だったのかがなんとなく分かった

    なんとなくの全体像掴むのにいい本だとおもいました。

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    2021年08月08日
  • 新記号論 脳とメディアが出会うとき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東浩紀が師匠の石田英敬の構想をきく形で行われたゲンロン・カフェでの対談講義を書籍にしたもの。最新の知見にもとづいて、「記号論」を構想しなおしており、知的にとても刺激をうける。
    特に、脳とメディアの関係性は、自分の問題意識とあっている。
    一方、橘玲がかなり否定的に書いているフッサールやフロイトを肯定しているので、考えさせられる。

    第1講義 記号論と脳科学
    ・歴史的には、バロック記号論(ロックとライプニッツ)から現代記号論(パースとソシュール)を経て情報記号論に
    ・フォトグラフ(光)、フォノグラフ(音声)、シネマトグラフ(運動)のグラフは「書く」ということであり、記号として通底
    ・ヒトはみな同じ

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    2021年02月23日
  • 現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章

    Posted by ブクログ

    現代思想を学ぶために古典をどの順番で読めばいいか教えてくれるまさに教科書。
    最初はわからない単語だらけだがここで引用されている本たちは「教科書に載るような本」ばかりなので、それらを読んではまたこの本を読み直すを繰り返すこと数年。少しずつわかるようになった!

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    2021年02月06日

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