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『モモ』の「時間どろぼう」とプラトンの「洞窟の囚人」が現代を読み解くカギ!? 宮沢賢治にフッサール,デカルトまで飛び出す授業はとても刺激的.情報産業社会を生きる僕たち人間は,昔とどう変わり,これからどうなっていくのか.メディア情報学とフランス思想の研究者である著者が,中高生にやさしく語りかけた特別講義.
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Posted by ブクログ
情報メディアをシャットアウトして、自分自身の思考を活動させるタブラ・ラサの時間をつくる。 また自身の情報取得経路を振り返る。そうして自身を成り立たせている情報の生態系、回路の見取り図を手に入れる。そして現実世界で実際に多くの体験をする。最後に自分なりの表現方法で情報の世界に自身の考えを送り出す事で、...続きを読む情報環境を自分の環境とする事ができる。
我々の生きる情報化社会がどのようなものかを高校生向けに説明した本。 技術的無意識についての話、アナログ技術革命とデジタル技術革命の話、ミヒャエル・エンデの「モモ」の読解など、興味深い内容がいくつもある。 同じ著者の「新記号論」を以前読み、そちらも大変面白かったが、そこで書かれていた内容がこの本にも...続きを読む出てくる。高校生向けなので表現が平易で読みやすい。 電車の行き帰りの時間に読めた。
中高生に、こんなにスリリングな話しができる大人は、なんてかっこいいのだろう! 自分の脳が情報過多になっていることには、生理学的に気がついていて、別の部位を働かせることが有効だと思う。例えば運転。 そしてオフライン!
ジュニア新書は相変わらずジュニア向けでないハイレベルな本を出してきます。 エンデのモモをベースに議論が進みます。 最後の章は非常に参考になった。
情報社会到来による影響を社会科学的に書いたジュニア向けの本。わかりやすいけど、書いてあることは非常に意義があって良い。これは大人でも読むべき。
情報化社会に生きる私達はどう生きていけばいいのかを、メディアの問題や情報産業社会の初歩を通して考える本。 エンデのモモからの引用を多用しているので、まずはモモを見てからこちらを読むと良い。紛れもなく名著である。 メディアという世界を通した意識や文化産業自体の仕組みを考え出すと恐ろしい事実が...続きを読む見えてくる。我々は実態ではなく、情報が産み出した現象ではないのだろうか、という疑問だ。 操るものが何時の間にか操られている。これほど滑稽な話はないが、事実我々は情報に翻弄され感覚も奪われている。スマホ片手に歩く人々が良い例ではないか。 我々が見ているデジタルデータは0と1が織り成した現象である。0と1を見ただけでは私達は理解できない。 それでは0と1を生み出しているものは何か?その先は何があるのか? そんな事を考えると、全てを生み出す真理というものは、簡単そうな外見なのに現象にすぎない我々には全く理解できない類であるのだろうと思ってしまう。 情報のマリオネットであることを気づかせてくれ、それを断ち切る術も教えてくれる良書であった。
岩波ジュニア新書の一冊。中、高校生むけの新刊で、私立中学校での課外授業をまとめた。筋は明確ながらも、それなりに難解だとおもう。 ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んでくることが前提ではじまった授業。「時間の貯蓄」、「産業社会で失うノウハウ」、「労働者を消費者にする『フォーデズム』」「みんなが欲しい...続きを読むものが欲しい」とわかりやすい項目がある。 他方で、宮沢賢治の詩を引き合いに「『見えないから見える』という原理」となると、子どもにはわかりやすいが、大人には難解ということか。大人にとっても有意な、ジックリ読ませてくれる本ではあるが。
通読 高校生向けの本なのでさくっと読める。 情報産業社会に生きる僕たちがどうやって未来を作っていくかについて書かれた本。 資本主義の理念や産業のあり方をギリシャローマ時代の哲学にまで還元して説明しているのは分かりやすかった。
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