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Posted by ブクログ
「えっ これなんという名前でした?」
「それは タケニグサですよ
森の鹿も食べないので
こうして いっぱいそこかしこに
生えているのですよ」
しばらくしてから
「えーっ と これはなにでした?」
「それは タケニグサですよ」
と 同じような時期に同じ質問をして
ようやく10回目ぐらいにして
ようやく覚えることができる。
「えぇ わからないことは
何度も聞けばいいのですよ
私も 初めはそうでしたから」
と 山野の道を歩きながら
私の 植物の師匠は 話してくれた。
いままで
知らなかった 植物(動物)が
名前がわかるようになると
まるで 世界が見えてくる
ぐらいの心持に 楽しくなってしまう。
きっと
この著者の田中修センセイも
何度お聞きしても
ニコニコ応えてくれる
植物の師匠のお一人だと思う。
Posted by ブクログ
毎年NHKラジオで行われる人気放送、「夏休み子ども科学電話相談」で植物を担当している、田中修先生が手がけた本です。
「いっぺんいうてみよか?」の名フレーズは、今年の夏に、Twitterでもちょっとした人気でした。
一応大人向けとなってはいて、高校生物程度の専門用語も出てきます。とはいえ全体に文章は平易です。
時折、漫画のように笑ってしまうような、コミカルなエピソードも挟まれています。
なので実際は小学校の高学年児童や中学生でも楽しめると思います。
因みに、巻末で謝辞を述べられている高橋亘先生も、今年の夏に電話相談の植物担当を行っていた先生です。
Posted by ブクログ
植物と動物の循環は芸術的。植物が光をデンプン等のエネルギーに変換して、それを摂取した動物は体内でエネルギーに変換して活動し、もとの水と二酸化炭素に戻って動物の体内から出てゆく。
植物は食べられる代わりに、動く動物に種を運ばせる。
動けないというハンディは植物を戦略家に仕立てた。
その戦略を確立する為には、夥しい先人(先植物)の命をかけたトライアンドエラーが重なっているだろう。
ピーナツの戦略など、どうやって確立したのか、どういうプロセスを経て行き着いたのか、とても想像出来ない。
人間と彼岸花の共生、紫外線他自然環境への適応、読みどころ沢山だった。
Posted by ブクログ
植物はすごい! 自分では動けないけど、その生き残り戦略は動物となんら変わることなくすごい。
植物は水と空気中の二酸化炭素と太陽光でブドウ糖やデンプンを作っているわけだけど、それは動物には絶対にできないことだし、人間も今のところどんなにコストをかけても、それはできないこと。植物はそれだけではなく、アミノ酸も脂肪もビタミンも成長に必要なものは全部自ら作っている。これはすごい!
植物のすごい! が満載の本。
少しくらいなら動物に食べられてもいいように進化し、あるいは一定程度は動物に食べられるように進化したり、逆に食べられたいないものは渋みや辛みを持ったり、猛烈な毒を持つように進化したり。
熱中症にならないために自分の体を冷やす冷却能力を持ったり、寒さに耐えるために体内の糖分を増やしたり、ロゼットという形態を得たり、地下茎を形成したり・・・とにかくすごい。
これだけすごいと、実は植物にも意識や知能があるんじゃないか・・・とさえ思ってくる。でも、それは違う。植物はそんなもの必要ないよ、という進化をしてきたんだなぁ。生き延びるや遺伝子を残すということに関しては意識や知能の有無が上位にあるってことではなく、種の戦略に過ぎないんだってことなんだろう。植物はすごい!
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ビジネス・実用
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