山川三千子の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 女官 明治宮中出仕の記
    ある女官による、出仕の記録。

    かなり赤裸々に語られており、
    本来ならばつまびらかにされるものではない宮中の様子を、分かりやすく伝えている。

    歴史的史料としても、有意義。
  • 女官 明治宮中出仕の記
    明治時代の宮中の様子を、まだ少女といえる年齢で女官として上がった華族の女性の目を通して詳細に記した本。内容はどこを取っても驚き。
    文章は感受性豊かな自然体で色や匂い音が容易に脳内で再生される。全体的に「上品な意地悪」という塩味が効いてるのか最後まで全く飽きない。
    大好きな本。
  • 女官 明治宮中出仕の記
    明治天皇皇后両陛下に仕えた女官の手記。
    昭和天皇の侍従のは読んだことがあるけれどこちらは初めて。
    知ることのない宮中のこと。面白かったー。

    明治天皇の美子皇后は聡明だけど子供がなかった。もし皇太子でも産んでたら、日本の歴史の一部も変わったかもね、という意味のことまで書いてある。また、大正天皇のこと...続きを読む
  • 女官 明治宮中出仕の記
    明治時代の宮廷の様子が実際の体験をもとに綴られている。
    巻末の解説も詳しくて興味深い。

    明治天皇を中心に宮廷が一丸となって西洋風のマナーを日常に採り入れようと、みんなで一緒にランチをしたり洋装でお庭に出てピクニックをしたりという話題が続いている部分もあり、なんだか楽しそうだなと思った。

    意外と活...続きを読む
  • 女官 明治宮中出仕の記
    堂上公家・久世家の姫様は、明治天皇の后・美子皇后付の女官として
    18歳で宮中に上がった。

    「宮中で見聞きしたことは他言ならぬ」。

    その禁を破って、著者が自身の体験を綴ったのは退官から約40年後
    の昭和35年だから、明治天皇も美子皇后もお許し下さるだろう。

    江戸時代の大奥ほどではないに...続きを読む

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