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小さな登山家が極限の世界で見つけた魂のメッセージ
日本人初、エベレスト単独・無酸素での登頂、
そして世界初のインターネットによる登頂生中継への挑戦――。
標高7000メートル以上では生物が生息できず、
地上に比べて重量の感覚が3倍にもなる。
「デス・ゾーン=死の地帯」と呼ばれる極限の世界で、
酸素ボンベを持たず、孤独や恐怖と戦ってきた
著者による初のメッセージ集。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ソロアルピニスト『栗城史多』くんの2冊目の著書です。いい事がたくさん書いてありました。そして今日は、栗城くんの講演を聴いてきます。2008年6月以来、2度目になります。この本にサインを貰って来ようと思います。
ありがとうございます。
★★★★★
以下、本書で共感した箇所です。
☆page.66
いま夢中になれるものがない人は、中途半端に満たされてしまっているのかもしれない。
☆page.84
成功の反対は失敗ではなく、何もしないことなんだから。
☆page.93
素直になろう。どっちに転んでも人は死ぬし、危険も不安もなくなりはしない。だったら、やるしかない。
☆page.97
安定とか安心とか便利さとは、実は人間の生きる楽しみみたいなものをすべて奪っているのかもしれない。
☆page.109
目標を立てないと、誰もが頭の中にすでにできあがっているプログラムの通りにやろうとするからだ。
☆page.115
入ってくるものを徹底的に排除して、器の中身を空っぽにすれば、新しいものは自然に入ってくる。
☆page.148
楽しい=楽ではなく、つらいこと、困難なことを楽しむこと。それさえできれば、誰もが人生の成功者になれる。
☆page.149
目標を持てば、必ずリスクがついてくるし、リスクこそが、自分に人生の楽しさを教えてくれるのだから。
☆page.169
でも命の限りを気づかせてくれたこの山は、すべてをかけて登っただけの価値があり、太陽の光や、自然のすべてが僕を生かしてくれていることに感謝したい。
☆page.180
ある人からボートの漕ぎ方を習った。だが、僕がなかなかうまく進めることができないでいると、こう言われた。「目的地がないと、進めませんよ」・・・でもどこへ行く?人生は目的地に向かって進むより、目的地を見つける方が難しいかもしれない。
☆page.219
さあ、終わりなき頂上へ。
Posted by ブクログ
この本を読む前に、栗城さんの一歩を超える勇気を電子版で読みました。
栗城さんは、自分の中の登山家のイメージを変えてくれるような素晴らしい人間性を持った方だと思います。
電子版で見た時、LIVEではないものの、生の栗城さんの登頂を見て、登山の難しさ、怖さ、素晴らしさを知ることが出来ました。
そんな時に、この本を見かけて、つい買ってしまいましたが、勝って良かったなという作品だったと思います。
内容について、詳しくは触れませんが、一歩を超える勇気と重なる部分はありますが、それでも、一つ一つの言葉が染み込んでくるそういった作品です。
是非、多くの人に読んでもらいたいなと思いました。
Posted by ブクログ
カッコいい生き様だなと素直に思いました。
亡くなられたのが2年前の5月で、当時は栗城さんのことはネット等で知っていたけど、自分の中では「キワモノ」扱いでした。
ただ、最近読んだ本で少し見方が変わり、この本に出会うことが出来ました。
自分の勝手な先入観で栗城さんを見ていたことを反省とともに、この本を読めたことに感謝したいです。すぐに本は読めるけど、なんか『熱い』生き方だなぁと羨ましく思いました。
「じゃあやろうよ」と言ってくれそうです。
まずは自分で少しでも良いので、前進しようと思えた本でした。
宇宙に近い山の景色は本当に綺麗なんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
栗城さんは登山家である。
アルピニストというのも色々なタイプがいるのだと思うけど、彼は無酸素単独登頂というかなり過酷なプロセスを選択して世界中の山の登頂にチャレンジしているようだ。
そんな彼の生き様の片鱗を垣間見えるような本書はなかなかスリリングな内容だ。
■目次
限界を超える
一歩を踏み出す
すべてに感謝する
「足りない」を楽しむ
否定される
少しずつ、小さなことを続ける
すべてには終わりがある
窮地に飛び込む
苦難を楽しむ
困難な目標を立てる〔ほか〕
自然と対峙するということは、馴染みがあるようで底知れないものがあると感じる。
私もスキーという競技を通じて自然と対峙してきた経緯がある。
まあ、所詮日本の山なので標高2000メートル程度といったものである。それでも、自然と我が身で相対すると絶句するようなこともある。
栗城さんはエベレストと対峙している。
標高8848mである。次元が違いすぎる。
そんな彼が、登頂にチャレンジするプロセスにおいて開眼した内容をコンパクトにまとめてくれている。非常に刺激的な内容だった。
私はリスク回避型なので、絶対にこのようなチャレンジはしないだろうが、こういったことができる人は尊敬する。死と隣り合わせの際に、さらにリスクを取れる選択肢は取れないからだ。
でも、本質を冷静に考えてみると、どの段階でも一緒なのかなとも感じた。
雑感ではあるが、栗城さんにキャンプから指示を出すオペレーターは毎回辛い思いをしているんだろうなと感じた。
そういった人の決断のプロセスをたどれるような書籍が出たら読んでみたい。
山に関わる人だけでなく、ちょっとした壁に悩んでいる人は読んでみると痛快だと思う。
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