【感想・ネタバレ】NO LIMIT ノーリミット 自分を超える方法のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

小さな登山家が極限の世界で見つけた魂のメッセージ

日本人初、エベレスト単独・無酸素での登頂、
そして世界初のインターネットによる登頂生中継への挑戦――。

標高7000メートル以上では生物が生息できず、
地上に比べて重量の感覚が3倍にもなる。
「デス・ゾーン=死の地帯」と呼ばれる極限の世界で、
酸素ボンベを持たず、孤独や恐怖と戦ってきた
著者による初のメッセージ集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

肩書きとか、世間体とか、年収とか。
そうした社会の価値基準よりも、自分自身がどう在りたいか。

「生きること」にこれほど純粋になれる人が日本にいたこと、自分と同じ時代に生きていてくれたことに感謝。

栗城さん、ありがとうございます。
心からの尊敬をこめて。

0
2023年02月16日

Posted by ブクログ

『生きるということは決して当たり前のことではなくとても大変なことだ。だからこそ生きていることの素晴らしさを伝え合い、当たり前のことに感謝したい。』

僕もぼくらなりの山を登ることを選びたい、
誰かと共に。

0
2017年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お友達の紹介で読み始めました。
栗城さんは、いま大変な状況にいてそんな中私たちに何か大事なものを問いかけてくれていると感じています。本を読んでそう感じました。

人間にしか、辛い状況を感謝できないそのことに、人間として限られた時間を生きて、日々成長できることに感謝したい。

そう思える栗城さんがすごい人だなと思いますし、尊敬します。

私にも辛さを感謝できるようになるのかな・・・

決して、栗城さんのように強くて、芯のある人とはほど遠いけど・・・
いつか近づけられるといいなあー(#^.^#)

0
2013年04月01日

Posted by ブクログ

どんなに安全な道を選んでも不安はなくならないという。不安を受け入れようという。そこから生きるというエネルギーが湧いてくると、僕も思う。今年も無事に帰ってきたのだから、いまを生き抜いてほしい。

0
2013年08月19日

Posted by ブクログ

ソロアルピニスト『栗城史多』くんの2冊目の著書です。いい事がたくさん書いてありました。そして今日は、栗城くんの講演を聴いてきます。2008年6月以来、2度目になります。この本にサインを貰って来ようと思います。

ありがとうございます。

★★★★★

以下、本書で共感した箇所です。

☆page.66

 いま夢中になれるものがない人は、中途半端に満たされてしまっているのかもしれない。

☆page.84

 成功の反対は失敗ではなく、何もしないことなんだから。

☆page.93

 素直になろう。どっちに転んでも人は死ぬし、危険も不安もなくなりはしない。だったら、やるしかない。

☆page.97

 安定とか安心とか便利さとは、実は人間の生きる楽しみみたいなものをすべて奪っているのかもしれない。

☆page.109

 目標を立てないと、誰もが頭の中にすでにできあがっているプログラムの通りにやろうとするからだ。

☆page.115

 入ってくるものを徹底的に排除して、器の中身を空っぽにすれば、新しいものは自然に入ってくる。

☆page.148

 楽しい=楽ではなく、つらいこと、困難なことを楽しむこと。それさえできれば、誰もが人生の成功者になれる。

☆page.149

 目標を持てば、必ずリスクがついてくるし、リスクこそが、自分に人生の楽しさを教えてくれるのだから。

☆page.169

 でも命の限りを気づかせてくれたこの山は、すべてをかけて登っただけの価値があり、太陽の光や、自然のすべてが僕を生かしてくれていることに感謝したい。

☆page.180

 ある人からボートの漕ぎ方を習った。だが、僕がなかなかうまく進めることができないでいると、こう言われた。「目的地がないと、進めませんよ」・・・でもどこへ行く?人生は目的地に向かって進むより、目的地を見つける方が難しいかもしれない。

☆page.219

 さあ、終わりなき頂上へ。

0
2012年05月18日

Posted by ブクログ

本日ようやく袋から開けましたm(_ _;)m
間間の写真が素晴らしいです。
写真集を見ている感覚。
素敵な言葉が凝縮されていて
読みやすい一冊でした^^☆

栗城さんの謙虚さは、本当に尊敬します。
№5「否定される」の件には毎回ぐっとくるものがありますね(;;)

生きることへの感謝の心を持って。
感動したお言葉を引用させて頂きました^^♥

0
2019年01月16日

Posted by ブクログ

この本を読む前に、栗城さんの一歩を超える勇気を電子版で読みました。
栗城さんは、自分の中の登山家のイメージを変えてくれるような素晴らしい人間性を持った方だと思います。

電子版で見た時、LIVEではないものの、生の栗城さんの登頂を見て、登山の難しさ、怖さ、素晴らしさを知ることが出来ました。

そんな時に、この本を見かけて、つい買ってしまいましたが、勝って良かったなという作品だったと思います。
内容について、詳しくは触れませんが、一歩を超える勇気と重なる部分はありますが、それでも、一つ一つの言葉が染み込んでくるそういった作品です。

是非、多くの人に読んでもらいたいなと思いました。

0
2019年01月16日

Posted by ブクログ

ひさしぶりに手元に残しておこうと思った本。

命をかけてエベレストに登ってどうなんの?と思うのが普通。
でも、理屈じゃないんだろうな。
もうその壁を越えることに、ワクワクして仕方がないんだろうな。
意味のないことも極めれば仕事になるんだ。

僕は、彼と同じ様には生きられない。
ただ、彼のように自分らしく生きる人になりたいし、あつい想いを共有したい。

あーまた会いたい人を1人見つけた。


苦しみに感謝。
「ありがとう」

無力な人間だけど、それでももがき苦しんでやるんだ。
それが人間なんだ、という姿勢に共感した。

0
2025年02月16日

Posted by ブクログ

故栗城史多氏の著書。単独無酸素で5大大陸最高峰に挑む氏のマインドを知る一冊。写真が多く、読み物というよりは詩集として読みやすい。

0
2022年04月08日

Posted by ブクログ

カッコいい生き様だなと素直に思いました。
亡くなられたのが2年前の5月で、当時は栗城さんのことはネット等で知っていたけど、自分の中では「キワモノ」扱いでした。
ただ、最近読んだ本で少し見方が変わり、この本に出会うことが出来ました。
自分の勝手な先入観で栗城さんを見ていたことを反省とともに、この本を読めたことに感謝したいです。すぐに本は読めるけど、なんか『熱い』生き方だなぁと羨ましく思いました。
「じゃあやろうよ」と言ってくれそうです。
まずは自分で少しでも良いので、前進しようと思えた本でした。
宇宙に近い山の景色は本当に綺麗なんだろうなぁ。

0
2020年05月25日

Posted by ブクログ

栗城さんは登山家である。
アルピニストというのも色々なタイプがいるのだと思うけど、彼は無酸素単独登頂というかなり過酷なプロセスを選択して世界中の山の登頂にチャレンジしているようだ。

そんな彼の生き様の片鱗を垣間見えるような本書はなかなかスリリングな内容だ。

■目次
限界を超える
一歩を踏み出す
すべてに感謝する
「足りない」を楽しむ
否定される
少しずつ、小さなことを続ける
すべてには終わりがある
窮地に飛び込む
苦難を楽しむ
困難な目標を立てる〔ほか〕


自然と対峙するということは、馴染みがあるようで底知れないものがあると感じる。
私もスキーという競技を通じて自然と対峙してきた経緯がある。
まあ、所詮日本の山なので標高2000メートル程度といったものである。それでも、自然と我が身で相対すると絶句するようなこともある。
栗城さんはエベレストと対峙している。
標高8848mである。次元が違いすぎる。
そんな彼が、登頂にチャレンジするプロセスにおいて開眼した内容をコンパクトにまとめてくれている。非常に刺激的な内容だった。

私はリスク回避型なので、絶対にこのようなチャレンジはしないだろうが、こういったことができる人は尊敬する。死と隣り合わせの際に、さらにリスクを取れる選択肢は取れないからだ。
でも、本質を冷静に考えてみると、どの段階でも一緒なのかなとも感じた。

雑感ではあるが、栗城さんにキャンプから指示を出すオペレーターは毎回辛い思いをしているんだろうなと感じた。
そういった人の決断のプロセスをたどれるような書籍が出たら読んでみたい。

山に関わる人だけでなく、ちょっとした壁に悩んでいる人は読んでみると痛快だと思う。

0
2015年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 登山の写真と、ショートストーリーが綴られた本。
その割合は、個人的な見解で半分ずつくらいだろう。
ただし、ショートストーリの中には、詩のようなものもある。
文字の大きさも、27に別れたストーリーや行によって異なる。

 写真はほぼカラーのもの!
本人のアップの写真やヒマラヤ山脈や自然の風景、現地の人々などだ。
ただ単に、本人だけの写真だったり、風景ばかりの写真だけではないのが嬉しい。
 栗城さんが、どのような山を登ったのか。
 どんな雪山で睡眠をとるのか。
 どんな人が周りでサポートをしているのか。
 どれだけ危険と隣り合わせなのか。
まるで物事を立体的に見ている感覚ようだ。

 実際に、一人で登山中にベースキャンプとどのような会話が交わされたのか。
生きること、困難とは、足りないこと、夢、感謝など、栗城さんの考え方を知ることができる。
特に、登山や旅行など冒険することが好きな人は、必ず背中を押される感覚を味わうだろう一冊!

0
2015年01月01日

Posted by ブクログ

栗城さんの挑戦に比べて、自分の挑戦はなんてリスクの少ないものなのだろうと気づかされ、一歩を踏み出す勇気をもらいました。これだけの体験をされている方の言葉だけに、とても重みがありました。

0
2014年10月11日

Posted by ブクログ

講演会後に購入。サイン頂きました(*´▽`*)

講演での言葉と相まって、より深まりが出てくる内容なのではないかと思います。だから「ありがとう」なのか、と感じました。

ヒマラヤを感じることのできる迫力写真がいっぱいです。

0
2014年03月24日

Posted by ブクログ

エベレストに単独*無酸素で登頂を目指し、インターネット配信をしながら登頂を目指すのが夢。
夢を共有することで、自分の頑張りを見た人が1人でも多くの人が僕も目標に向かって頑張りたい!と思ってくれる人が増えて欲しいそうだ!

登山をしてほしい!というより
夢を持っていても、まだ一歩を踏み出せていない人に読んで欲しいという本だった。

ただ単なる自分だけの登山なら
入山料100万位しか要らない。
だか、8000㍍以上の山でネット配信をすると5000万以上も掛かるらしい。

資金稼ぎのため、
アポなしで企業へスポンサー集め、
全国での講演会など。

不安も受け入れる。
全てに感謝。
誰もが、反対することでも誰か1人でも信じてくれる人がいるだけで頑張れる!
毎日、やりたいことを口に出す!

すごく小柄な、何のコネもない。
何もかもが、初めての所から成せたこと。

人との出会い。感謝すること。
を学んだ。

この本を読んで、ただ誰もしたことないことをすると意気込んでいる人に対して、誰かの夢を応援できるような人になりたいと、そう思った。

0
2014年03月10日

Posted by ブクログ

周喜にも、」+ど分「ほ自といはるし夢え苦う加ば叶本れ。1けのるにもいわ」しい。変-苦ないが「。らなて。かなけべるにうすいあせろではも幸だ夫て感もの工め実誰ものらるでるつきいす足一あてに満のばきメ己んれ生ダ自ほあどをは。がほ夢分い夢い自いしなしになほん苦わ当でそば叶本いれ。、。なのけはるめしもか安らる苦わ不き、なばやあくにれみ。きせいしる大幸て苦わはもっ変び*り
くら語かてをっ夢分の自い分、は自はもきびてと喜っもい会素しに酸欲人かのて。何んっか。さよいいくにななたとくこはこたかてるりっうえや入ど与かとか、いるうきた叶吐てりがっ。ややる分、てあ自くっが。な夢いとはしこいで欲るなか、えわい与い叶なてしときし欲夢でそ。う、い。叶かなとはるこにきくて夢。でる吐っ* な入。と目いない駄らなら入しかがとる力すうにとそ)体出うもがおて吸分(っ自う吸。おもる吸てく、っはて吸っ当、本いがもは」いでば法なけ。方は吐うるでろ。えじだい超感のいをいるば分ななけ自えに吐すは分。トき回いッと一なミばい少リえながー吸少素ノが回酸「何素は著酸い山多。たい史だっ高城の*栗い

0
2014年01月15日

Posted by ブクログ

自分を超えるには?

→一歩を踏み出す勇気は、今やりたいという自分の気持ちを信じることから生まれる
その一歩があるからこそ、本当の自分と出会える
不可能とは自分自身が作っている幻想
いいことにも悪いことにも感謝
終わりがあるからこそ今があることに感謝し、命を燃やして生きようと思える

0
2013年12月17日

Posted by ブクログ

8000m級の山を無酸素、単独登頂し、インターネットによる登山中の放送(冒険の共有)などをすることで知られる登山家栗城史多さんによる自分の挑戦を描いた本書。
先日、グロービスで講演を聴く機会があり、終わったら、気がついたら、買ってしまいました。
中身は自分が挑戦していること、なぜ、出来るのかなど、感じたことを徒然なるままに書かれている。
どちらかと言うと、詩集みたいな感じです。
何かに挑戦している人はみな、見えない山を登っていて、どうやって乗り越えていくのかなんてことも書かれている。とにかく、自分も何かやらなくてはと思わされる本てした。
色々なことに挑戦し、それを乗り越えている人を見ると、自分が無理だと思っていることなんて、意外と自分が勝手に作った壁なんじゃないかと思わせてくれる。
また、自分一人では何もできないことや、挑戦している全ての人を重ね合わせて冒険の共有をするなど、氏の活動には改めて感銘を受けました。
講演の最後に目標設定のことについて、尋ねてみました。世界中の全ての山を登頂出来たとしたら、その先にはどんな目標があるのでしょうかと。火星にはオリンポス火山という12000mの山があるので、それに挑戦します(笑)と言われてました。氏の目標ははるか先にあるようです。
また、これからの自分のことを話したところ、本書に「合格」と書いてもらえました。さて、これからの冒険はどうなることやら。

0
2013年07月26日

Posted by ブクログ

自分が登山好きになったきっかけを与えてくれた先輩から、薦められて読んだ本。

単に登山が好きということと、自らに限界を設けずに挑み続ける著者の姿に惹かれて、興味を持ちました。


【内容抜粋】
・酸素が少ない時は、吐けばいい。吐けば、入ってくる。
何か欲しい時は、自分から吐くこと。そして与えること。
自分が吐き、与えることによって酸素も喜びも入ってくる

・本当の冒険は、否定されることから始まる

・本当に自分がしたいこと。皆がしてほしいこと。
そのヒントは「断られている理由」に隠されている

・終わりがあるからこそ、「今」があることに感謝し、命を燃やして生きようと思える

・夢を叶えるためには、自分のやりたいことを言葉にして伝え、語り続けること。
そして、諦めないこと



極限の状態まで行き着いたことのある方の言葉が、深く突き刺さる様な感じでした。

今懸命になりきれていないと思う人、自分に勝手な限界を設けてると思う人には、是非読んでみてほしいなと思います。

0
2012年11月10日

Posted by ブクログ

すべての苦しみは受け入れることから始まる。受け入れることで、その苦しみが逆に力となってくれる。

成功するために挑戦するのではなく、挑戦するから成功がある。

0
2012年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

▼学び
★周り関係なく【「今、やりたい」自分を信じ】て、【夢をとにかく口に出し続ける】こと!★

・周りの複数人に無理だと言われても一歩踏み出す勇気の鍵は【「今、やりたい」という自分の気持ちを信じる」】こと!
・夢を叶えるためには、【とにかく口に出し続ける】こと!それが共感や時に手を貸してくれる仲間を生み、何より自分がどんどんやるんだと当たり前に信じられてくる!


▼印象に残った言葉
・全員に無理だと言われて不可能の壁を作っていないか。→★一歩踏み出す勇気は「今、やりたい」という自分の気持ちを信じることから生まれる。
・終わりがわかっていても、心を折らずに、弱音を吐かずに生きている人たちがいる。→母のように、自分も一生懸命生きなければと思った。★最期に「ありがとう」と言ってこの世を去れる人間になりたい。
・少し大きな目標と、少し大きな壁。壁を少しずつ大きくしていくことで、もう低い壁では満足できない自分が現れるだろう。→★より大きな壁へ。壁を超える楽しみを覚えよう。
・何かやりたい。でも何をしたらいいかわからない。そんな時は何もしないこと。何も考えなくていい。部屋からも出ない。できることなら1週間くらい引きこもってみよう。人間何もしなければ、何かしたくなってくるものだ。→★何もしないことは充電であり、充電したらあとは動き出すだけ。
・夢は思っていても叶わない。夢は口に出すことで、必ず共感してくれる人が現れる。夢を語り続ければ、誰かが手を貸してくれることがあるし、何より、自分で自分の夢を信じられるようになる。→★夢を叶えるためには、自分のやりたいことを言葉にして伝え、語り続けること。そして、あきらめないこと。
・数々の山に登頂してそのときは感動しても、時間がたてばもう次のことを考えている。しかし山を登って帰ってくるといつも思うことがある。それは地上の温かさだ。仲間がいて、温かいご飯が食べられて、そしてまた明日が迎えられる。→★その温かさのありがたみを再認識するために、僕は山に登っているのかもしれない。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

名言集の本である。
"足りない"のは、エネルギーだ。
酸素は少ない時は、吐けばいい。
吐けば、入ってくる。
自分から出そうとしないと入ってこない。
欲しい、欲しいってやっていると入ってこない。
何か欲しいときは、自分から吐くこと。
そして与えること。
自分が吐き、与えることによって酸素も喜びも入ってくる。

できるか、できないかではなく、
やりたいか、やりたくないか。
不可能は自分が作った錯覚にしかすぎない。

絶対に成功すると思い続けた者だけが成功するし、思い続けられれば、それだけで成功者だ。

一番好きな桜
終わりがあるからこそ、"今"があることに感謝し、命を燃やして生きようと思える。

何かをやりたい。
でも何をしたらいいかわからない。
そんな時は何もしないこと。
何も考えなくていい。
できることなら1週間くらい引きこもってみよう。
スマホも何も全て電源オフ。
人間は不思議なもので、堕ちるところまで堕ちると自然に這いあがろうとする力が湧いてくる。

医者は"少食の人の方が、長生きする"と言った。
いつも満腹の人は、お腹が空いている人より、病気になりやすいらしい。

成功するために挑戦するのではなく、挑戦するから成功がある。

どうしたら人間は幸せになれるか。
それは"足りぬを知る"だという話をある医者から聞いた。
足りないということは、人間の生命力を上げてくれるのかもしれない。
8000メートルの世界では、食べるものもなく、寒く、苦しい。
だがあの瞬間には全ての細胞が目を覚ましているかのような感覚があった。
不便で苦しい環境だが、生きているということを実感していた。
"満たされない"、"不便"ということは、もしかしたら贅沢なことなのかもしれない。

0
2023年12月31日

Posted by ブクログ

山に上っている栗城さんの心情を鮮明に描いてる。とても過酷な環境。孤独な闘い。生と死の狭間を経験しているからこそ、こんなに生々しく息づかいが伝わってくる。自分の体調や気候を考慮しながらギリギリのラインを攻める。読んでいて勇気がもらえる。

0
2022年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『僕は大きなことよりも、小さなことでも喜べる人間になりたい。人は満たされないことを知ることによって、逆に心が満たされていく』

・心も体もすべてを迎える状態にしなければいけない
・生と死の分岐点
・不可能は自分が作り出しているもの、可能性は自分の考え方次第で、無限に広がっていくんだということに気づい
・力んでも力はでない。山と対峙してはいけない。苦しみも不安もすべては自然の一部。僕らもその自然の中のごく一部。苦しみを受け入れ、苦しみに感謝する。苦しければ苦しいほど、喜びもまた大きい
・すべての苦しみは、受け入れることからはじまる
・本当の冒険は、否定されることからはじまる
・あきらめずに知恵を絞り続けていれば、いつの間にか人と出会う機会が増えていく
・大切なのはいま、どう生きるかだ
・未来は『選択と小さな行動』によってつくられている

0
2021年01月24日

Posted by ブクログ

スピリッチュアル過ぎて、その領域に自分が到達できない言葉たちと真っ青な空の写真がたくさんある。
彼は何を最後に思ったのだろうか。

0
2019年03月15日

Posted by ブクログ

世界7大陸最高峰の単独·無酸素登頂を目指す若き登山家のメッセージ集。
写真、装丁がかっちょいい。

著者がすでに他界されていることを知り、驚きました。

0
2018年08月23日

Posted by ブクログ

栗城さんの考え方がよくあるようで実は凄い事
じゃないのかと思う。周りの人や登山時の運に
恵まれた人だと感じた。

0
2015年01月04日

Posted by ブクログ

登山家の言葉には常に生と死が根底にあるからシンプルなのにドンと胸を突かれるから好きだ。「酸素が欲しいならまず吐き出す」。欲しがる前に与えられる人間になりたい。

0
2013年09月12日

Posted by ブクログ

内容は『一歩を超える勇気』に書かれている内容と同じですが、こちらは写真集のようになっていて、状況がより伝わります。

0
2013年03月16日

Posted by ブクログ

栗城語録集です。
信者のように毎日一つずつ唱えれば、諦めない悟りを得るかも?
写真集のようでもあり、コレクション的な一冊です。

0
2013年02月25日

「学術・語学」ランキング