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いま全国的に放射能への関心はこれまでになく高まっている。
本書では、わかりにく放射能・放射性物質・放射線の違いを明確にし、
放射性物質がどんな反応で生まれてくるのか、
そして人体にどういう影響をおよぼすのかを、わかりやすく解説していく。
Posted by ブクログ 2011年07月22日
何冊か読んだ放射線関連の書籍では一番良かった。
殆ど知識の無い人から、それなりのバックグラウンドがある技術者まで、幅広い層に薦められる一冊。
第4章を読んでいて改めて思ったけど、太陽エネルギーだって核融合に由来するのだから、広義の原子力エネルギーだよな。
ちなみに、6月出版なので福島第1の最新状況も...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月19日
素人でも、放射能についての化学的知識を一通り理解できる本。
「原子ってどんなもの」レベルから説明してあり、これによって、原子炉の種類や構造などへの理解がぐっと深まった。
過去に起きた放射能汚染事故の紹介もあり(福島第一原発についても説明)、勉強になった。
放射性物質が、生活と切り離せなくなってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月08日
こういう本を何冊か読んだけど,中でもかなりよく網羅されていていい本だった。概ね復習と言う感じで読んだけど,いくつか新発見も。
原子炉では,ウランの核分裂で出る高速中性子を減速材で減速しないと次のウランにうまく当たらない。これなんで?と思ってたけど,引力の問題らしい。中性子の速度が速いと飛んでって...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月18日
放射能や原子力発電所について、基礎的なことを理解したいと思って読んだ本。
2011年6月に出版された本書では、
福島の事故の経過は途中まで書かれている。
図解を通して、放射能や放射線、原子炉の仕組みがわかりやすく書かれていてよかった。
炉心溶融、核分裂、制御棒、格納容器、こういった基礎的なワード...続きを読む
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