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希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ! でも、どうやって? 希望が持ちにくい時代に、どこから踏み出せばよいのだろう? 著者が出会った、たくさんの声に耳を澄ませて、希望をつくるヒントをさがし出す。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。
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Posted by ブクログ
「希望」という言葉に対し様々な方面からアプローチし、希望が失われていると言われる現代日本の中で、それでも希望を見出す事は出来ないのかと模索する話。 書かれたのが2010年で東日本大震災の前であり、当時は格差も現代ほど酷くなく、国際的立場も安定していた時期だったから2022年現在を著者が見たらまた違...続きを読むう事を考えたかもと思った。 とは言え、希望を主観的のみに捉えず客観的に捉えなおして、出てきたアウトプットは私たちの日々に活用できると思うし、素晴らしいと思う。
ある種、(ライトであるが)哲学を論じているような本で最初は少し取っつきづらくページの進みも遅かったが、中盤から一気に読めた。筆者は「希望」という観点について、丁寧に優しく文脈にも繋がりをもってまとめられている。かなりの時間を割かれて深く深く研究されたものを、私のようなこの種の本にあまり触れなかった平...続きを読む凡な人間にとってもわかりやすさを意識して執筆されたと推察。2010年に刊行された本であるが、まさにコロナ禍の今、手にしてよかったと感じた一冊。さまざまな言葉、さまざまな事例。とっておきたい一冊。そして、伝えたい一冊。どこか改めて感想を記しておきたいなあと思えた。
近頃感じている言葉にならないモヤモヤした気持ちを理解するための一助を求め近所の書店の棚を見ていたとき、ふと目に留まった本。 東大経済学の玄田教授が、自身が中心となって進めた「希望学」の研究で得た知見の概要を簡潔に記してくれている。 本書を読むことで、客観的には幸せな状況にあるはずの自分がなぜこんな...続きを読むに漠然とした不安や欠落感を感じているのか、その一端が見えてきた気がして気持ちが少し楽になった。 家族にも仕事にも経済的にも恵まれている自分が幸せだという実感はある。 それでもう十分だと思いたいし、それ以上を求めたくない。でも心は正直で何か満たされないものを感じている。 というのが今の私の状況。 本書を読んで少し見えてきたのは、自分には「幸せ」は足りているが「希望」が足りていないのかもしれないということ。 だから満たされないものを感じているのだ。(これまで人間が目指すべき到達点は「幸せ」であり、「希望」やその他の要素は「幸せ」のための一要素だと思っていたが、どうやら違ったようだ。) ではどうしたら十分な「希望」を持つことができるのだろうか。 そのヒントになったのは、本書に書いてある「幸福は持続を求める。希望は変化を求める」という言葉だ。 「希望」を感じるためには「変化」が必要で、それはある程度自ら生み出す必要があるが、その変化を起こせていない自分に苛立ちを感じているのだ。 一言でいえば「攻めよ!さすれば希望はおのずと見えてくるはずだ。」といったところか。
無駄もいいじゃん。自分がまだ気づいていない何かに出会うためには、無駄に見えるものをすることが、積極的な行為になる。無駄がその人に豊かな魅力をもたらす。 壁にぶつかったら、壁の前でちゃんとウロウロする。ちゃんとウロウロしていれば、いつか壁の向こうにいける何かが起こる。無駄を恐れない。 絶望の反対は...続きを読む、ユーモア。ユーモアさえあれば、事態は好転する。遊びと無駄を大切に。
希望学という新しい観点から、『希望』という実体のない考えについてわかりやすくかつ、率直な意見が書かれています。
希望をつくる8つのヒントから、①希望は「気持ち」「何か」「実現」「行動」の4本の柱から成り立っている。希望がみつからないとき、4本の柱にうち、どれが欠けているか探す。②いつも会うわけではないけれど、ゆるやかな信頼でつながった仲間が自分の知らなかったヒントをもたらす。⑦大きな壁にぶつかったら、壁の前で...続きを読むちゃんとウロウロする。など。希望を見つけられない方に「希望のつくり方」を教えてくれます。
「ウィーク・タイズ」ゆるやかな人間関係ーー こういう考え方で生きていけるといいな。 希望学は高度成長期の価値観から脱却できない日本人がこれからの成熟した社会をよりよく生きるヒントに満ちあふれていると思います。
希望とは作り出すもの。希望とは、自分が語れる物語で成り立つものであり、挫折を通して修正しながらももつことができるものである。1番好きなところは、目先の損得勘定にしばられて判断しないこと、やってみたら偶然意外な出来事からひらめきが得られるかもしれなくて、そこからまた希望が生まれるかもしれないということ...続きを読む。ムダを邪険に扱わず、大きな壁の前でもあえてうろちょろして、人生のアソビの部分も大切にしたいと思った。
希望学の「希望とは何か?」「希望はどうやったら生まれるのか」「希望の機能とは?」をわかりやすく解説した本。 学問書ではなく、あくまで語りかけるような内容になっている。大学生などをイメージして書かれているかもしれないが、今社会に出ている20代半ばの人が読んでも十分に得ることはあるだろう。 すくなく...続きを読むとも、待っているだけで希望が降って湧いてくることはない。また、大人の役割も重要だ。 今希望が見当たらないならば、なんとか作っていくしかないし、また作りやすい環境を整えていくことも重要。
継続を求める幸福に対し、希望は変化と密接な関係がある。希望は、苦しい現実の中であえて持とうとするもの。過酷なな現状から良い方向に改善したい。苦しみから少しでも楽になりたい。そんな思いが希望という言葉には宿っている。希望を考えるということは、自分自身のこれまでの体験にもう一度向き合わないではいられない...続きを読む。よくわからない社会を毎日生きる上で、最も大切な事は、わからないということで、簡単にあきらめない、逃げださないこと。わからないから不安だとか、つまらないと思わない。むしろ、わからないから面白いと思えるかどうか。
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