栃内新の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    栃内新(1951年~)氏は、北大理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了、同大学院理学研究院元教授の生物学者。専門は多様性生物学。
    本書は、「ダーウィン医学」についてわかりやすく解説したものであるが、あまり聞き慣れない「ダーウィン医学」とは「進化医学」とも呼ばれ、概ね以下のようなものである。
    ◆米国...続きを読む
  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    読みやすくて分かりやすい。これを試験前に読んでたら生化学の試験もうちょっと良い点取れたかも…。

    「病気(=症状)」は有効なもの。
    一つの遺伝子は多義的であるから良いか悪いかは一概に言えない。また、それが病気を引き起こすからと言って、それが完全に人間にとって有害であるかどうかも一概には言えない。
  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    進化学的観点から様々な病気について考察した本。誰にでも分かりやすく書かれていて、読みやすいです。

    本書の主題であるダーウィン医学とは、その病気がなぜあるのかを生物の歴史の中から解き明かし、病気そのものの進化学的意味を問う新しい学問であると筆者は主張しています。

    第二章では、風邪によって体に起...続きを読む
  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    生物学的な病気の意義がざっくり分かる。他の細菌やウイルスなどとの関係も考慮しないと本当の医学は見えてこない。個々の病気の掘り下げ方が浅いので、あくまでも入門書の位置付け。

    ・人の身体を構成する細胞数が60兆個。腸内細菌は100兆個。糞便の約半分は腸内細菌とその死骸。
    ・臆病や不安になりやすい性質は...続きを読む
  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    基本的なことをまとめつつ、初めて聞くネタも結構含まれてて、発見あり。
    ただ、もっと「進化のカス」とでもいうような、「特に合理的・適応的な説明はつかないけどもろもろの事情で持つに至って今でも持ってる表現型」というのがたくさんあって当然と思うけど、どんな表現型でも、これには進化上のこういう理由がありまし...続きを読む

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