日本戦後史論

日本戦後史論

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

6pt

右傾化する日本と世界、親米保守という矛盾、領土問題の本質、反知性主義ともいえる現状……。この国が来た道、行く道を、『日本辺境論』『街場の戦争論』などの内田樹氏と『永続敗戦論』で大注目の論客、白井聡氏が縦横無尽に語りつくす。「敗戦の否認」という呪縛や日本人に眠る「自己破壊衝動」など、現代日本に根深く潜む戦後史の問題の本質をえぐりだす。戦後70年、集団的自衛権や憲法改正の問題を考える前に、ぜひ読んでほしい一冊。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • タイトル
    :
    日本戦後史論
  • タイトルID
    :
    319549
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日本戦後史論 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    強烈な本であった。知的に刺激を受ける。
    特にアメリカで、木材産業の自立に向けた話をした後では。
    補助金のことをたくさん言われたけれど、その歴史性などを明らかにする必要があるなぁ。
    林業が自立できない背景には、日本社会の構造的な課題があるように思えて仕方がない。

    0
    2020年04月03日

    Posted by ブクログ

    「なんで日本だけが悪く言われるんだ、英米なんかもっとひどいじゃないか」という叫びに一片の真実はある。しかしそれを言えないことが敗戦したという意味であり、そのことを理解して飲み込むしかない、というところからしか、始まらない。
    原発、「どっちかといえばやめた方がいい」、程度の意思でやめられるはずがない。それがわかってないのが日本国民のダメなところです。

    0
    2017年11月26日

    Posted by ブクログ

    家族や旧友や親戚。
    といった距離感の人間関係では、政治と宗教や思想の議論は避けるべきですね。
    「政治と宗教の話題を避けろ」というつもりはありません。
    ただ「議論」は避けるべきですね。

    「あ、好みと言うか信条というか、違うな…」
    と思ったときに。
    迎合する必要も無いし、嘘をつくのも不要でしょうが。
    「僕の方が正しいのではないか」
    という言葉のぶつけ合いは、止めた方がいいですよね。
    なんとなく話題をずらしてしまうのがいちばんです。
    どうしてかというと、色んな理由がありますが、

    ●政治や宗教や思想は、ある種の酒のようなもので、酔ってくると自制心が無くなる。

    ●結局相容れなかった場合に、食べ物の好みや芸能人の好みと違って、お互いにすごく居心地が悪くなる。

    ●何故だか、批判されると余計にムキになる。結局理屈じゃない。議論上の溝がそのまま人間関係の溝になる。

    というようなことでしょうかね。

    無論、議論という会話をできる、慣れている、そういう大人の人が相手なら違うんでしょうが。

    (ま、もっと言うと、どんな話題であれ、「議論」という言葉がふさわしいような話し合いは、避けたほうが安全なんですけどね。
    でも一方で、議論をできる、議論を愉しめる、そういう会話能力っていうのも大事なんですけどね…。大事っていうか、その方が愉しいことが多いんですけどね)

    ####

    と言う訳で。

    以下は、僕の読書の中でもそんなに多くはない、
    「明確に2015年現在の政治的なことに関しての、ある見方や意見がはっきりしている本」
    についてのお話、備忘メモです。

    そういうことは興味のない人は。
    あと、自分と好みが違ったら不愉快だな、と思ったら。
    決して読まないで下さい。長いですし(笑)。
    ま、そもそもここまで読む人がほとんどいないでしょうから、杞憂ですが(笑)。

    ############

    読み終えて数日経つので、急いで備忘メモを書かないと。
    どんどん忘れていきます。

    2015年、今年に出たばかりの本です。
    内田樹さんと、白井さんという人の対談本。多くの人がそうだと思いますが、僕も内田さんしか知りませんでした。

    「日本戦後史」ということで言うと、僕もかなり不勉強です。特に、1950年代以降とか。大昔に吉田学校の本とか読んだんですけどね。何も覚えていません。
    そんな興味で買いました。

    まあ、内田さんの本は、「だいたい芸風はわかった」と思っているので、全部は買いませんが(いっぱい出てるし)、時折、話題によっては買おうかな、と。
    やっぱり読み易いし、好みが合いますから。面白いですしね。

    年代的に戦後史を追っているような本ではありません。
    お話は縦横無尽に広がります。

    ですが、基調は、

    ●安倍政権への批判。同時に、どうしてこういうことをするんだろう、という考察。

    ●具体的には、憲法を変えようとしたり、安保のことを含めて、「アメリカの言いなりに、アメリカの戦争に参加できる国にする」という動きへの批判。考察。

    ●同時に、韓国や中国への歴史的意見表明の場で、「十五年戦争=第二次世界大戦=日中戦争=韓国植民支配、などへの日本のかかわりを正当化しようとする」
    「中国や韓国を批判する」=いわゆる反知性主義や右傾化、への批判。考察。

    ●原発やTPP含めて、その他全体的な安倍政権への批判。考察。

    等を、「日本戦後史」という切り口、敗戦以降の精神史、という流れで話し合った。

    と、いうところでしょうか。

    大まかに全般的には。
    僕は、ほぼ同様の不満と憂鬱を持っています。
    なので、この本のほとんどは、ふむふむと思ったり、そうだよなあ、と思ったり。
    そうだったのか!と思ったりで。面白かったです。
    同様の趣味の人は、良かったら。

    以下、箇条書き的に、自分の備忘録。
    とりとめもありません。



    それから、色んな雑学が語られるんですが、

    「ONE PIECE の作者の尾田さんは 昭和残侠伝 や 東海遊侠伝 の大ファン」

    ※つまり、高倉健系の60~70年代の、勧善懲悪無頼漢映画ですね。

    というのが面白かったです。
    あのマンガ、僕も大好きです。娯楽王道物語。
    そうだよなあ、あの面白さって、そういう映画とつながっているよなあ、と再認識。


    #########



    どんどん記憶にあることを箇条書きで書いていきますが、

    ●「愛国心」という言葉は、英語で言うとパトリオティズムとナショナリズムの二つの意味がある。前者は「郷土愛」に近いもので、後者は「政治的独善性」とでも言うべき性質がある。前者は当然あるべきものだが、後者と抱き合わせで押し付けてはいけない。

    ●「愛国心は、ならず者の最期の避難場所である」

    ●愛国心をかさに着たならずものが、政府に従順でない人々を非国民・売国奴よばわりして、やりたい放題をする、というのは、過去も現在も、世界中で数多く起こっていること。

    ●多国籍企業、グローバル化というのは、要するにローカリティーを超えて利益を追求することになる。最終的に特定の空間や土地を、次世代の為に保全したり改善したりする、言い換えれば無限責任を負わねばならない背景を持たない、ひたすら利潤追求と消費の主体になる。
    例えば、日本と言う場所にすら究極で言うと「使い捨て」ができる。グローバルビジネス形式と同じような効率性で考えてはいけないことがいっぱいある。
    グローバルビジネスは、色んな変化に迅速に対応できなくてはいけない。そのための意思決定や行政装置がある。
    だが、国の政治は違う。
    最終的に、「破産した」「倒産した」では済まない。その風土、次世代まで果てしない責任と影響がある。
    だから、ビジネスモデルと同じような独裁的強権的迅速的な意思決定行政装置は危険。
    そのために、衆参両院もある。
    「なかなか物事を変えられない。そんなに迅速に対応しない」ための、もともと装置なのです。
    (こういう議論は、内田さんは教育についても何度もされていますね)

    ●上記を、「最近は右傾化と言われるけど、ある意味、シンガポール化、と言える。でもシンガポールはああいう国土風土だから、ああしているんであって、そういうローカリティーを飛ばした議論をしてはいかん」的な。

    ●政治的に言えば、(他の面でもかな)戦後の日本というのは、当然ながら敗戦国。そして、敗北して占領されたアメリカの、属国です。
     そう考えない限り、おかしいことだらけでしょ。

    ●問題は、その「敗戦」と「属国状態」を認めない、認めようとしない、認めたくない人が大勢いる。ということ。
     「敗戦」ではなく、「終戦」と言いたがる、ということから始まって。

    ●まず15年戦争の認識。日本は、もう、これ以上ないっていうくらいに負けた、という事実。
     本土の空爆、軍隊の戦死者、どれをとっても、ほんっとに負けた。
     そもそも死者の2/3は、最後の1年で出た。最後の1年は、政治家も軍人も、誰も勝てると思ってなかった。でも降伏できなかった。
     どうしてか?天皇制の維持ができないのでは?と思っていたから。だから目をつぶって続けた。
     それで、大勢の、ほんっとに大勢の人が死んだ。

    ●ちなみに、そういうあまりカッコ良くない現象は、別に日本だけではない。
     フランスだって、ナチスに属したフランス政府の罪は?つまり、国家としてのフランスは敗戦国なんです。
     でも、ドゴールの持って行き方が上手かった。
     レジスタンスだって、終わり頃の「様子見風見鶏レジスタンス」が多かったことはカミュが書いている。

    ●イタリアは、実は、ムッソリーニを倒した政権は、連合国と講和している。厳密に言えば、最後は戦勝国。

    ●徹底的に負けた日本に、アメリカは「平和憲法」を与えた一方で、冷戦の防波堤として経済成長を与えた。

    ●その「属国・日本」の運営のために、「戦争を起こしたくせに、敗戦後は権力をもつためにアメリカに服従した連中」を使った。

    ●それが、安倍首相のおじいさんの岸信介だったりする。CIAのエージェントだったことが、アメリカ側の資料で歴然になっている。日本側からは絶対そういう資料は出てこない(笑)。

    ●そういう、アメリカに服従した自民党のオリジン的な面々、というのも、複雑性を持っている。多くが、例えば美人の娘をGHQのお偉いさんに愛人にされる、とか、そういう苦い汁も味わっている。

    ●その世代の政治家たちは、「アメリカの属国として忠実な犬になる」という一方で、「平和憲法や社会党や学生運動があるから、そこまではできませんよ」とアメリカと駆け引きしてきた。
     そして、そうしながら時代的に経済成長してきた。(彼らのお蔭で経済成長した、というよりは、経済成長したから、彼らが政権を保てた)

    ●ハナシは飛ぶが、「明治維新」は、維新後に「薩長土肥のコネ政治」を産んだ。特に、陸軍は長州閥だった。ところが、山形有朋が死んだ頃から、長州支配が弱体化してきた。そこで、維新のときの「敗戦国」だった、「薩長土肥以外閥」が登場。実は、十五年戦争で、日本を焦土に導いた陸軍軍人たちは、ほぼ東北。
    この人たちは、コネや情実ではなくて、勉強的実力主義で出世した。その分、イデオロギーで暴走できてしまった。

    ●ある意味、明治維新人脈に、苦しめられた東北人たちが、明治維新が作った近代日本を滅亡においやった、と言える。

    ●それと、今も似ているかもしれない。
     経済成長が頭打ちになって、これまで、「経済成長していく前提で考えられていた世間の仕組み」が、轟轟たる非難を浴びている。
     それを運営しなくてはいけない政治家たちは、どこか、ガラガラポンしたい、破滅願望みたいなものがあるのではないか?「やってらんねえよ」的な幼児性。

    ●そもそも、靖国神社は、戊辰戦争の際の、官軍兵士戦没者を祀った。敗戦側は祀らなかった。
     ま、つまり、近藤勇や土方歳三は祀られてない。負けたから。

    ●経済成長率、というのは、内戦や紛争があった国で高い数値になる。
     もう、日本は今後ならないだろうし、ならなくても幸せに暮らせる国土風土のインフラがある。
     それをちゃんと認識しなくては。(これは内田さん、別の本でもよく言ってらっしゃいますね)

    ●明治維新以降、現代までの、日本と戦争、日本と戦争相手の国との精神史、みたいなもの。
     そういう大きな日本史という枠組みをどう見るかは、大きな話題過ぎて、実は政治学などでは、扱え切れない。実は、文学に向いている。
     長く、司馬遼太郎さんがそういう地平を作ってきた。実は今、村上春樹さんがやっている。

    (村上春樹さんのお父さんの戦争体験など。確かに、村上春樹さんは控えめながら、「日本が20世紀以降に国家としての戦争でアジアにしたことは、”悪いことなんかしてない”では済まされない。明確に謝り続ける必要がある」というような趣旨の発言もされていますし、実は小説世界の中でも、そんなようなそこはかとない香りを漂わせていますね)

    ●最近の安倍政治の言論弾圧/自粛的な風潮について。
    教師などが、政治的な発言をするな、と言われる。まあ、主に反安倍的な左翼的なことを言うな、ということなんだけど。
    でも、これはおかしい。
    政治的な発言をせずに、学問を教えることはできない。
    いろんな政治的な発言を、学生に聞かせるしかない。
    (これは大賛成です)

    ●安倍政権としては、尖閣で軍事衝突があったら、すぐにある種の戒厳令でメディアを統制するでしょう。
    それは現実的なシナリオ。
    それを深層心理で臨む安倍政権の心理は、ほぼほぼ合理的なものではないとおもう。
    怨念と言うか、幼児性というか。
    そして、そっち方向で、成長ストップの国内の不満を支持層に変えている。

    ●しかし、アメリカはそれは嫌だ。
     なぜなら、アメリカは、「アメリカの利益の為の戦争」を、日本人がアメリカ人の代わりに戦ってほしい。
     だけど、「日本の利益の為の戦争」で、アメリカ人が戦うなんてことはあり得ない。
     日本にとってもだけど、尖閣なんて、アメリカは、果てしなくどうでもいい。そんなことのためにアメリカ人が死んだら、大統領選挙で負ける。

    ●だから、早晩アメリカは、安倍を首にするかもしれない。
     つまり、安保や基地問題でアメリカの犬になっているのは、GOOD。
     だけど、日中、日韓で訳の分からん軋轢を日本政府自らが増やしているのは、かなりBAD。

    ●だから、アメリカは実は、安保の運用で、日本の軍隊をアメリカの戦争に投げ入れたい。
     でも、憲法を変えるのは実はアメリカはあまり望んでいない。
     どうしてかっていうと、それをやると中国と韓国はかなり、不愉快になるから。

    ●70年代80年代、2000年代も、「アメリカだけじゃなく、経済的に中国ともうまくやろう」という政策は、自民党内にも動きはあった。
     だが、大まか言うと全てアメリカに怒られた潰されてきた。

    ●慰安婦問題。済州島の強制連行が証拠が無かったと言うだけで、まるで慰安婦自体がなかったかのような右傾化論調。過剰な朝日新聞へのバッシング。
     こういう、暴走族の面子みたいな、自国批判へのアレルギーは、まるで破滅衝動と同じ。

    以上

    0
    2015年08月04日

    Posted by ブクログ

    わかりやすい言葉で今の日本の抱えている基本的な問題を提示している。なるほどと思い危機感もすごくあるのだけれど何もできないし、また良くないと思う方向へ少しずつ進んでいく気がしている。内田氏、白井氏、頑張ってください。

    0
    2015年06月05日

    Posted by ブクログ

    なかなか良かった。戦後史が学校であっという間に終わってしまったり、事実の羅列だけで深い解説がなかったりするのも、日本が「敗戦を否認」しているからなのかなと思った。ちゃんと勉強したい。日本人として。

    0
    2021年03月12日

    Posted by ブクログ

    この本が出てから2年ほど間が空いているので、今頃読んで話題が古くなっているのではと危惧したのですが、私のそんな心配は全く当らず大変面白く読みました。
    安倍政権も長期になっているため、安倍首相がニュースに登場するのは毎度のこと、野党という勢力も殆ど機能せず、自民党中心とした一党支配体制の下、最近は憲法改正にも意欲を見せる言動ありの最中に読む価値ありです。
    今時マルクス、レーニン主義を言う人に30年ぶりに出会ったと内田先生に言わしめた白井さん、「永続敗戦論」の著者です。構造主義の見方から世の中を論ずる内田先生との対談形式のこの本は、予想に反してとても読み易く眼から鱗の話ばかりです。
    戦後日本の国家戦略は、対米従属を通じて対米自立を果たすこと。これを内田先生はのれん分け戦略と評しています。徹底的にアメリカに負けて、アメリカに従属する姿勢しか考えられない日本の戦後社会。とても主権国家と言えない国の成り立ち。負けた原因を精査しないまま、社会の中枢に居座った支配層。その後、冷戦構造の中でアメリカ陣営に立ち同盟関係を結び70年。うやむやにした戦争責任が隣国の人たちから突きつけられる昨今。この本が出た後ですが、とうとうアメリカは本音を言う自国第一主義を唱えるトランプ大統領になり、今までのスタイルが通用せず、右往左往しているのでしょうが、ある意味これも日本にとっては良かったのかも?とも考えました。いつまでも何処までもついて行きますじゃあねえ…
    最近は奥さんまで政治の舞台に出てくる安倍首相、心理的には親米を装いつつ反米のねじれた感情を持つ、多分人格が乖離しているのだろうと解説されている安倍さんの心理構造が特に面白かったです。また、歴史を顧みると、明治時代に遡る戊辰戦争以来のつけ、恨みが高じて自滅的な戦争に走ったこと。最近話題になった「忖度する」ことが大事であるために生み出される無責任な組織構造。無意識に破局を求めるカタストロフ願望、方丈記にあるような無常感が日本人の伝統的な感情であるが故の社会構造であること等々、表現は過激ですが、本質を突いているので、今の日本がどうしてこんな成り立ちであるのかよくわかりました。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    第1章 なぜ今、戦後史を見直すべきなのか
    第2章 鈍化していく永続敗戦レジーム
    第3章 否認の呪縛
    第4章 日本人の中にある自滅衝動
    「経済成長のためならどんな不幸になってもいいという倒錯した心情」「忖度システム」「敗戦の否認」「カタストロフ願望」などなど。
    「否認」が昂じている現状は明白に病的だが、まずはそれを認めることからしか話は始まらない。幼稚で最大のリスクファクターである「彼」の存在が、なんとも不穏なのだが‥。

    0
    2016年01月27日

    Posted by ブクログ

    日本人の多くがそうだよねと心の中では思いながら、普段あまり公に語られる事のない話を言葉を尽くして話していて共感した。全てに納得してる訳じゃないけれど。永続敗戦論も読んでみようかな。

    0
    2015年12月31日

    Posted by ブクログ

    内田先生の舌鋒鋭いのには慣れているが、白井さんも「はじめに」から鋭く、ワクワクしながら読み始めた。

    ”上は内閣総理大臣から下はヘイトスピーチの市民活動家に至るまで、郷土への愛着は何ら感じられない一方、幼稚な戦争趣味と他国民への攻撃性だけが突出した悪性のナショナリストたちが、愛国主義の旗印を独占しています。”  7ページ


    ”シェイクスピアの『リヤ王』の中の台詞に「今は末世だ、キチガイが目くらの手を引く」(福田恒存訳)という言葉があります。”   9ページ

    『リヤ王』にこんなセリフあったんだ。

    『永続敗戦論』は衝撃的だった。白井さんの今後のお仕事、研究に注目していきたい。きっと、目を開かせてくれるだろう、何度でも。

    0
    2015年10月20日

    Posted by ブクログ

    エリートたちに眠る内的破壊衝動の章に気付きが多かったです。メディアの論調を含め「変化」を求めている。「落ち着け、冷静になれ」といわない。無意識のうちに共同体の内的な破壊行動とつながっている。「こんな国、一度壊れてしまえばいいんだ」という自棄的な気分が多くの日本人に共有されている、という指摘。それは病的な症状であり、それを認めることから治療をはじめましょうという終わり方でした。

    0
    2015年07月13日

日本戦後史論 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • タイトル
    :
    日本戦後史論
  • タイトルID
    :
    319549
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す