時々筋トレをするのでちょうどいいと思い、読んでみた。
これまで体にいいだろう、筋肉がつくだろうと思い込んでいた食べ方に間違いがあることに気付かされた。
例えば、↓のようなもの。
・ご飯やパンなど炭水化物は少なめに、たんぱく質を多く撮る。
→エネルギーが足りなければ、たんぱく質がエネルギー源として利
...続きを読む用され、筋肉はつかない。また、炭水化物を制限しすぎると疲労も回復できない。
・野菜は加熱するとビタミンが失われるので、生のものも食べた方がいい。
→そうとも限らない。加熱でビタミンが全てなくなるわけではないし、加熱した方が多く食べられる。それにより、食物繊維もとれる。
主食、主菜、副菜、果物、乳製品の5つを摂ることで、必要な栄養素を摂ることができる。必要な栄養素が摂れていれば、プロテインやサプリメントはなくても問題ないという話のようだ。
この本は、まず科学的なデータを交えて説明した上で、その内容をQ&Aという形で振り返る形式になっている。そのせいもあって、とても読みやすい。
また、「意外に悪くない朝食」や運動前、運動中、運動後の栄養の摂り方などすぐに実践できることをわかりやすく説明している。
読んだ後の疑問として、
・糖質制限の効果はどうなのか?(この本の内容と矛盾する)
・プロテインはどんな時にどんな風に使えばいいのか?
といったものがある。また別の機会で調べてみようと思う。