「加藤典洋」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2017/07/21更新

ユーザーレビュー

  • 村上春樹は、むずかしい
    『村上春樹は、むずかしい』というタイトルであるが、ここまで読み込むのであれば、むずかしいというのも頷ける。

    例えば、初期短編『中国行きのスローボート』については、初編からの細かな改変部分に目配せされていてその意図についての解釈が解説される。これまで、村上春樹の父と中国に対する一種の集合的な罪の意識...続きを読む
  • 村上春樹は、むずかしい
    伝統的な日本の純文学の系譜と対比的に捉えがちな村上春樹を、日本の近現代の文学の伝統の上に位置づけるという批評的企ての書。村上作品の変遷を主要な作品を通して見ていく。

    『風の歌を聴け』
    近代の原動力となってきた否定性を否定しながらも、その没落を悲哀に満ちたまなざしで見送るという斬新さ。

    初期短編3...続きを読む
  • 敗者の想像力
    この本を読むきっかけとなったのは、2017年6月9日、大阪朝日カルチャーセンター中之島教室主催の、内田樹先生と高橋源一郎先生による対談である。
    その中で、高橋先生はこの著作の内容に触れながら、権力に立ち向かう「敗者としての立ち向かい方」についての示唆をされていた。
    それは、この本の第2部で詳しく述べ...続きを読む
  • 戦後入門
    はじめに-戦後が剥げかかってきた
    第1部 対米従属とねじれ
    第2部 世界戦争とは何か
    第3部 原子爆弾と戦後の起源
    第4部 戦後日本の構造
    第5部 ではどうすればよいのか
    おわりに-新しい戦後へ
    新書でタイトルに「入門」とあるのに大変厚みのある本で、これを読んだだけで戦後が分かる!という類の本では...続きを読む
  • 戦後的思考
    第一部では、前作の敗戦後論を振り返るとともに、改めて戦後日本が抱えた死者の分裂と対外的な二重人格性の指摘がなされます。他国より自国の死者を先に意味付けることを批判されたことに対する応答が多めです。第二部では、吉本隆明や吉田満ら戦中派の戦争への没入という誤りに、戦後社会が立脚することの意義が述べられま...続きを読む

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