「戦後再発見」双書8 9条入門

「戦後再発見」双書8 9条入門

1,650円 (税込)

8pt

4.5

戦後日本の象徴として、多くの日本人から熱烈に支持されてきた憲法9条。だがそれを支持するリベラル派も、批判する右派も、自分に都合の悪い歴史にはずっと目をつぶり続けてきた。

多くの異説や混乱が存在するなか、あらゆる政治的立場を離れ、ただ事実だけを見据えて描き出した、憲法9条の誕生と、「マッカーサー」「昭和天皇」「日米安保」との相克をめぐる成立初期の物語。30年来の構想を書ききった著者渾身の一作。

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「戦後再発見」双書8 9条入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    9条成文化の歴史的経緯を中心に検証されているが、それが集団的自衛権や、沖縄の米軍基地の問題とどのように関わっているのかということについても、まるでもつれた糸を解きほぐすかのように精密な考察がなされている。
    自国の憲法なのに、それがどのように成立したかということについて、自分があまりにも無知であったと

    0
    2019年07月24日

    Posted by ブクログ

    加藤氏の遺著となってしまった。次があったはずなのに。この問題提起はきっと大きな論争となる(ならねばならない)が、それを受けて立つはずの加藤さんはもう何も返してこない。

    0
    2019年06月03日

    Posted by ブクログ

    天皇制に宿るイデオロギーは、隷属とは異なる現人神への信奉に根付いており、敗戦という局面において存亡の危機に追いやられる。誰もが疑念に思わぬよう施された新憲法は日米の思惑が合致した経緯がある。どこまでも翻弄される "国民の象徴" は日本人の責任の捉え方を歪曲していく現代へとつながっ

    0
    2022年06月10日

    Posted by ブクログ

    改憲すべきなのか護憲すべきなのか、自分なりの意見を持ちたくて本書を手に取った。

    本書では、日本国憲法ができてから日本の占領が終わるまでの過程が綿密に書かれている。今まではただ漠然と「アメリカが作った憲法」ということしか知らなかったが、アメリカと言ってもマッカーサーとアメリカ本国のすれ違いであったり

    0
    2019年10月09日

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