9条の戦後史

9条の戦後史

1,320円 (税込)

6pt

4.0

世界に先がけた理想として敗戦国日本にもたらされた憲法9条。だがその9条とのあいだに、私たち日本人は生きた関係を築けずにきた。原初からの問いを育てることができなかったからだ。もし9条が役に立ちうるとすれば、それを生かすのにいま、何が必要なのか――。日米安保条約締結から、改憲派・護憲派の二項対立が形成される高度成長期をへて、冷戦終結後、対米従属を深め混迷にいたる現在まで。戦後史の深層を丹念に掘り起こし、ゼロからの問いを提起する。『9条入門』の後半として書き下ろされた、著者さいごの提言。

詳しい情報を見る

閲覧環境

9条の戦後史 のユーザーレビュー

4.0
Rated 4 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    憲法9条。戦後から現在まで、様々な議論がなされてきた。改憲派、護憲派に片寄らず9条をめぐる戦後史を丹念に掘り起こした加藤典洋氏の最後の提言。

    0
    2021年09月30日

9条の戦後史 の詳細情報

閲覧環境

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

    ちくま新書 の最新刊

    無料で読める 学術・語学

    学術・語学 ランキング

    加藤典洋 のこれもおすすめ

    同じジャンルの本を探す