日本の思想

日本の思想

1,012円 (税込)

5pt

現代日本の思想が当面する問題は何か。その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。日本人の内面生活における思想の入りこみかた、それらの相互関係を構造的な視角から追求していくことによって、新しい時代の思想を創造するために、いかなる方法意識が必要であるかを問う。日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日本の思想 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    半年かかってようやく読み終わった。
    丸山節に耐えながら、よく頑張った。

    日本の思想界の問題点を短く難解に言い表してくれている良書。マスターピース。

    最後文化の領域で急に「である事」に擦り寄るのはちょっと狡いんじゃないの?と思った。

    0
    2024年12月11日

    Posted by ブクログ

    個人的には、「である」ことと「する」ことが好き。平易な文で書かれていつつも、近現代日本の政治思想を理解するための補助線としてとてもわかり易い。
    ちょっと実存主義的??って感じはするが

    0
    2021年05月24日

    Posted by ブクログ

    1 日本思想の伝統の蓄積されないこととその理由について
     さらに、それが國體との関係性でどのように国民精神を養ってきたか

    2 文学を特にマルクス主義文学をモチーフに、文学、政治、科学の三点対立で考える。科学の優位から文学の優位へ
    正直、ここは理解しきれず

    3タコツボ的な日本社会のあり方,イメージ

    0
    2020年03月04日

    Posted by ブクログ

    名作『「である」ことと「する」こと』。
    この明解な分析に何度もうならされた。
    自分も含めて日本社会では、「である」ことになぜこうもこだわっているのか。なぜ相手を「である」で分類してしまうのか。
    見通しがたちつつも疑問が深まった。

    0
    2019年03月04日

    Posted by ブクログ

    ・日本の思想は、いつでも何かの外来文化を骨格として受け入れ、自らはその周縁で生き続けるというある種巧いやり方で生き延びてきた。これに近いものは、河合隼雄の中空構造の日本の深層でも紹介されている。
    ・日本の学問は、タコつぼ型で、ヨーロッパ的学問のように根幹がない。そのため、どこかで自分の学問が別の分野

    0
    2017年01月04日

    Posted by ブクログ

    日経womanにて「ベストセラーしか読まない人は薄っぺらく見える」的な文章があり
    紹介されていたこの本をそっこー読んだ。
    結局他人のおすすめを読んでいる時点でベストセラー拾い読みと同じことをしているのだが、まぁいいだろう。
    ちょっとは厚く見えるようになっただろうか…(鏡に映る自分の姿はしっかりと厚み

    0
    2016年02月07日

    Posted by ブクログ

    2章まではかなり難解でマルクス主義をベースに文学主義と科学主義の変遷を綴っているが、3割も理解出来なかった。欧州の歴史や各哲学者の主義を知らないと完全に理解するのは難しいと思われる

    一方、3章以降は丸山さんの話がメインで書かれているので読みやすいです
    特にササラ型とタコツボ型、「である」と「する

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    他で日本思想の入門書を読んだので、もう一歩踏み込んでみようかしらと思って手に取った。入門書で感じていた「あれ?そもそも日本に思想てあるのか?」という問いにこの本は応えてくれた気がする。
    ベースとなる知識が必要なので、全てを理解したわけではないが読み取れる部分からは発見と驚きがあり、面白かった。

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    國體(国体・こくたい)という非宗教的宗教、タコ壺文化とササラ文化、日本特有のイデオロギーが、権力者に通底する無責任体質とつながっている。その基盤に近代からの天皇制があるだろう。誰かのせい、もしくは先例重視に努めてしまうと、皆が保身に終始する社会となり決して向上しない。変わらない、変えないことを伝統・

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    “右にのべたような状況、すなわち一方で、「限界」の意識を知らぬ制度の物神化と、他方で規範意識にまで自己を高めぬ「自然状態」(実感)への密着は、日本の近代化が進行するにしたがって官僚的思考様式と庶民(市民と区別された意味での)的もしくはローファー的(有島武郎の用語による)思考様式とのほとんど架橋しえな

    0
    2024年12月30日

日本の思想 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

丸山真男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す