杉原千畝―情報に賭けた外交官―

杉原千畝―情報に賭けた外交官―

605円 (税込)

3pt

第二次世界大戦下、ユダヤ難民に日本のヴィザを発給し、六千人の命を救った外交官・杉原千畝。彼はなぜ、政府の命令に背いて「命のヴィザ」を出し続けることができたのか――。そこには、世界情勢を読み解き、綱渡りの駆け引きに挑む〈情報のプロフェッショナル〉の素顔が隠されていた。〈外務省のトレジャー・ハンター〉が放つ、渾身のノンフィクション! 『諜報の天才 杉原千畝』改題。※新潮文庫に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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杉原千畝―情報に賭けた外交官― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    杉原千畝の情報官としての動きに着目してその足跡をたどった労作。一般に伝えられているヒューマニストというだけではなく、インテリジェントオフィサーとしてより深い思慮に基づき判断を重ね、日本の国益のために生きた彼の生き様が伝わってきます。

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦の開戦直後軍靴の響き高まる東欧リトアニアで、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ難民の人々に自らの判断で二千百三十九枚のビザを発給し、六千人の命を救った日本人外交官・杉原千畝。

    彼は卓越した語学力と独自の情報収集能力を駆使し、
    世界情勢の貴重な情報を発信し続けた優れたインテリジェンス・オ

    0
    2017年05月28日

    Posted by ブクログ

    「persona non grata」は、外交用語で「好ましからざる人物」という意味です。受け入れ国が、外交官やその他特定の人物を歓迎しない、つまり受け入れを拒否する際に用いられます。具体的には、派遣国にその人物を召還するよう要求することを意味します。

    第二次世界大戦下、ユダヤ難民に日本のヴィザ

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    ナチスの迫害から逃すために、独断でビザを大量に発行し、6000人ものユダヤ人系難民を救った外交官、杉原千畝。上の意見にとらわれず、自分の判断で、目の前の困っている人たちのために最大限できる事を尽くす勇敢な姿勢がかっこいい。杉原さんの業績は今もなお日本とリトアニアの架け橋となっている。本人の死後も日本

    0
    2021年12月20日

    Posted by ブクログ

    杉原研究を長年されていらっしゃる方が書かれたものなので面白かったが、だからこそ、終わりにユダヤ人との再会などの場面もあるとよかったなぁと思います。

    0
    2020年02月02日

    Posted by ブクログ

    すごいことだなあ。
    白系ロシア人やユダヤ系ポーランド人などの政治的弱者を情報源として利用する代わりに、その身の安全を守り抜いた。
    それも証拠を残さず。
    有名なヴィザ発給に関しても、本国との連絡のタイムラグを利用して、本国に従うふりをしてぎりぎりのところまでやり続けるしたたかさとか。

    ただ、この本に

    0
    2016年11月12日

    Posted by ブクログ

    #880「杉原千畝 情熱に賭けた外交官」
     インテリジェンス・オフィサーとしての杉原千畝に側面を当てたノンフィクションであります。故に彼の経歴を時系列に述べた評伝的書物とは違ひ、著者が夥しい量の資料・史料と対峙した結果の成果が如実に表れてゐる訳です。
     無論望む資料が総て探せる事はないので、どうして

    0
    2022年04月16日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦下、ユダヤ難民に日本のヴィザを発給し、六千人の命を救った外交官・杉原千畝。彼はなぜ、政府の命令に背いて「命のヴィザ」を出し続けることができたのか――。そこには、世界情勢を読み解き、綱渡りの駆け引きに挑む“情報のプロフェッショナル”の素顔が隠されていた。
    なぜ杉原千畝に興味を持ったのか契

    0
    2020年10月03日

    Posted by ブクログ

    「また、桜の国で」を読んだあと
    同時期の杉原千畝を知りたいな、、と思って購入。

    人道家というよりは外交官・情報士官としての内容。
    隙の無い仕事ぶりがわかります。
    こんだけ語学を得意になりたいなあ。。。

    0
    2020年08月28日

    Posted by ブクログ

    ビザをユダヤ難民のために出し続け6千人を救ったとされる杉原千畝の話。外交官の役割が理解できた。解説でもインテリジェンス・オフィサーという語がやたら出てくるのが鼻につく。2016.9.18

    0
    2016年09月18日

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