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第二次世界大戦中の一九四〇年、リトアニア領事代理・杉原千畝は、およそ六千人に日本通過ビザ(いわゆる「命のビザ」)を発給し、死の淵にあった多くのユダヤ人を救いました。それは、当時の外務省上層部の命令に背いた決断でした。また、あまり知られていませんが、杉原は、カウナス(リトアニア)のみならず、次の赴任地のプラハ(チェコスロバキア)でも、ユダヤ人にビザを発給しました。さらに、当時、杉原の精神に同調するかのように、ウラジオストクで根井三郎、そして日本では小辻節三がユダヤ人に手を差しのべました。本書は、杉原千畝の生い立ち、命のビザについての勇気と決断、その後の杉原とユダヤ人たち、救われた命という4つの柱で、杉原千畝という人物を描く、感動のノンフィクションです(「PHP心のノンフィクション」)。なお巻頭には、七歳の時に「命のビザ」で救われた、「金融先物市場の父」レオ・メラメド氏の言葉が寄せられている。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年05月09日
目的:杉原千畝さんについて知る
結果:過ごされてきた人生、どんなことをされてきたのか、流れを掴むことができた
ポイント
・まず勤勉。学校の行き帰りで勉強、得意の英語をさらに伸ばしたいなど勤勉。その素地がその後の仕事に大きく影響したと思った。困難に直面した時もどうすれば良いかよく考え、行動されていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月20日
当時の外務省はビザの発行を許可していなかったのにも関わらず、目の前で困っているユダヤ人たちを見捨てずに、良心に従ってビザを発行し続けた杉原さん。家族もいる立場で、上の命令が絶対とされるお役所勤めなのに、自分が正しいと思ったことを貫くことは本当に相当な覚悟のいる決断だったと思う。理想の外交官。
彼のお...続きを読む
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