検索結果
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-「なんて気持ちがいいんじゃろう…!」 身寄りもなく誰からも愛されなかった娘・トヨ。年頃になり、男たちに抱かれたあとだけ人の温もりで満たされる。愛に飢えた女が暴走しだした瞬間、忌まわしき出来事が起こり出す!(淫売監獄) 天真爛漫で無神経な女、明子。賢いが地味な女清子。明子の夫を中心に、ふたりの女がひとりの男を奪い合い憎しみ合う! 女のドロドロ人生物語の決定版!(自由戀愛) コレラが蔓延する田舎村では、互いを監視しあい密告する箱があった。役人の弘三はその密告箱を管理していた。妖しい女、お咲との情事にのめり込む弘三は、徐々に妻の素顔に気づいていく……!(密告函) 日本ホラー小説の名手、岩井志麻子が織りなすほの暗く淫蕩な世界を完全コミカライズ!
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3.2会社の書類を届けにきただけなのに……。森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった! 閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、そしてそれぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある6人の客。犯人はこの中にいる──。犯人当ての「大きな森の小さな密室」。遺跡の発掘現場で発見されたのは、絞殺された若い女性の遺体。死亡推定時期は150万年前!? 抱腹絶倒の「更新世の殺人」。ミステリでお馴染みの7つの「お題」を天才殺人者やマッドサイエンティストなど一筋縄ではいかない探偵たちが解く。精密な論理が黒い笑いを構築する全7篇のミステリ連作集。
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4.7オバサンは波乱万丈な物語ではなく、日常のロマンスを求めている…。 これまできちんと語られることのなかった中年女性の「セックス」や「性欲」について、 人気女流作家が初めて挑んだ意欲作!
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5.0「主婦という存在の暗黒のファンタジーを描きたい!」 作家・岩井志麻子が「書いていて楽しくてしょうがない」と自ら語った小説「おんなキラキラ おんなギラギラ」を長崎さゆりが漫画化! 女の中でも、主婦というカテゴリーほど幅広いものはない。お嬢様育ちでエリートと結婚し、タイ・バンコクで駐在妻の中でも女王的な存在である春奈、巨デブなのに自分は俳優とも交際できると信じて疑わない椿、地方のヤンキーとして育ちアイドルを目指して整形を繰り返し風俗でその日暮らしを送るユキ、タイの男娼・ゴーゴーボーイにハマって抜け出せない祐子、そして普通の主婦だった江梨子。この5人の女たちが、欲望に満ちたバンコクで複雑に絡み合い向かう先は――地獄? それとも――!? 全女性必見! 女のマウンティング&「あるあるエピソード」に満ちたオンナが喜ぶエンターテイメントをお届けします。
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-山本周五郎賞や婦人公論文芸賞受賞の実力派小説家でありながら、「エロくて変なオバチャン」キャラとして多くのメディアで活躍、その爆笑エロ談話には定評がある岩井志麻子。彼女が、自らの身体を張った体験を赤裸々につづり、男と女の“プロ”の世界の奥深さをルポするエッセイ。 その第1回はまさに「名器」の話。もちろん、ここでいう「名器」はあの「名器」です。しかも一般論ではなく、なんと「名器手術」を受けたという。そしてその成果を試すため、まずは韓国人の夫のもとへ。さらにその二日後に、今度は長年の愛人がいるベトナムはホーチミンに飛ぶのであった。抱腹絶倒の、手術&探究心あふるる実践の記録をどうぞ。 ※WEB&メールマガジン・ちょくマガ「オンナのウラガワ ~名器大作戦~」の一部を再編集して構成
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3.91993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。 収録作は以下の通り。 綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』) 鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』) 井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』) 福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』) 今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』) 岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』) 小池真理子 「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』) 澤村伊智 「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
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3.3「本来、これはわたしが貰うべき賞だったのだ!」ライバル、水海月博士に研究発表で先を越された時空博士。憤慨した博士は、自ら開発したタイムマシーンを活用して過去の水海月博士を殺害しようと決心した。念のため、自分に鉄壁のアリバイがある日時を犯行時刻に設定したのだが──(「完全・犯罪」)。真帆と嘉穂は、服も、玩具も、名前まで共有する一卵性双生児。自分は本当に「真帆」なのか。成長するに従い、真帆は次第にアイデンティティーを失っていく。思春期を迎え、恋を覚えた姉妹の運命は──(「双生児」)。驚きと恐怖、黒い笑いが詰め込まれた、全5篇のミステリ短篇集。
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-東南アジアを舞台に元AV女優や風俗嬢など過去にわけありの女たちが、“女の性”に葛藤しながらも痴態の限りを尽くし、快楽に溺れ続ける。 シンガポールの代表的なホテルといえばラッフルズホテルだ。この名門ホテルのバーが元AV女優・福岡まりんのお気に入りの場所だ。時折、日本人観光客にうっすらと素性がばれることがあっても気にしない。AV女優とは気が付かないまでも、華奢なのに乳房だけ盛り上がったまりんは男たちの視線を引き付けるほど目立っていた。現地の中華系の大金持ちの息子であるリーが現在の恋人だ。しかし、リーとの出会いは最悪のものだった。同じ語学学校に通っていた派手で遊び好きな女が、まりんを元AV女優と気付いて中華系の金持ちの男たちに売ったのだ。日本のAVはシンガポールでも人気があるからだ。だまされて、彼らの待ち構えるチャイナタウンの豪華マンションに連れて行かれる。そこにはリーのほかに二人の男がいた。マリンをだました女は吐き捨てる。「好きにしていいよ、この女」。AVでは複数プレーもSMもレズも経験済みだったが、それらはあくまで仕事。報酬をもらって合意の上だ。しかし、異国で拉致監禁みたいな真似された上で輪姦など、完全な犯罪である。 しかし、まりんは開き直った。怒りに燃えた。自ら裸になって彼らを一人ずつ相手にしてやった。やられたのではない。こちらから、やってやった、のだ。あまりのテクニックに彼らは降参してしまった。特にリー。なんとまりんを恋人にしてしまうのである。そんなあるとき、まりんが世の中でもっとも憎んでいた、自分を捨てた実母が所用でシンガポールにやってくるという。運命の再会を果たしたまりんの心に去来したものとは・・・・・・。 この「熱帯性熱情的寝室」を含めた7編のオリジナル短編集。
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-危険度MAXの最恐実話ホラー 怪奇と狂気が交差する最凶の二重奏! ホラー界の女豹・岩井志麻子と怪の追究者・徳光正行によるふたり怪談! 某国で出会った男の凄惨な末路「腰痛」 おかしな隣人に隠された奇妙な過去「安アパートで」 彼氏のスマホにあった身の毛がよだつ動画とは「三つめのスマホ」など岩井志麻子が綴る人の業と因縁話の数々。 とある一族が担う恐ろしくも哀しい宿命「代々」 肉親が次々におかしくなっていく部屋「離婚部屋」など日常に仕掛けられた罠のような恐怖譚を披露する徳光正行。 巻末おまけとして岩井×徳光の最恐対談も収録! 怪異に魅入られたふたりの共鳴が禍々しく幕を開ける。
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-最凶最高の怪談二人羽織がまたも降臨!! by 平山夢明 メディアで活躍中の岩井志麻子と徳光正行による禍々しさ満載の実話怪談第二弾! ・父が突然別人に…違和感の奥底に隠された真実の恐怖…「父の話」 ・コンビニの向こうは、ふしぎの国⁉奇妙な異世界奇譚…「トイレ」 ・全員違う記憶をもつ、不気味すぎる著者の実体験…「呪憶」 ・何処からも行けない階がある謎に満ちた建物に住んだ男の話…「ピシャッ」 ・事故物件に住む男が語る過去に住んだ最恐部屋の体験談…「誘い物件」 ――などの怪異譚を収録。 二人が共鳴し合う阿鼻叫喚の恐怖、どこまで振り切れていくのか! 巻末にはホラーの鬼才・平山夢明を迎えての最恐鼎談を掲載!
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4.1著者の新境地・ネオ江戸ファンタジー小説 謎の存在「金色様」を巡って起こる不思議な禍事の連鎖。人間の善悪を問うネオ江戸ファンタジー。第67回日本推理作家協会賞受賞作。
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3.8樹海に抱かれた村で暮らす少年、大輝は、ある日、金色の体をした不思議な生き物と出会う。ルークと名づけて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてくる――。静謐な美しい文章と瞠目の幻視力で綴る傑作ダークファンタジー。表題作を含む4編を収録。第25回山本周五郎賞候補作
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3.8奇妙な生き物やアリスという少女が暮らす不思議の国の夢ばかりみる大学院生の井森は、ある晩の夢の中で、不思議の国ではない緑豊かな山の中に辿り着く。そこには“お爺さん”なる男と、クララと名乗る車椅子の美少女がいた。翌朝井森は、大学校門の前で、夢で出会ったクララ──現実では「露天くらら」と名乗った彼女から、まるで夢の続きのように話しかけられる。彼女は何者かから脅迫を受けており、命の危機を感じていた。現実では頭が切れるが、夢の中ではビルという間抜けな蜥蜴になってしまう井森。二つの世界をまたぐ邪悪な犯罪計画から、クララとくららを守れるのか? 大人気『アリス殺し』の恐怖×驚愕ふたたび!/解説=千街晶之
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3.6「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。 同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。居間にたたずむ邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の布団の中で蠢くモノ、そして――。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」) ホラー界の巨星、三津田信三が、屈指のホラー小説の名手七人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。
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4.0映画ドラえもん×辻村深月。 のび太たちのクラスに、季節外れの転校生・ルカがやってきた。同じ頃、テレビでは月面探査機が謎の白い影を捉えて大ニュースになる。のび太が「月のウサギだ!」と主張するとクラスのみんなは大笑い。悔しがるのび太はドラえもんに泣きつき、ひみつ道具『異説クラブメンバーズバッジ』を使い月の裏側にウサギ王国を作ることに。ルカとともに向かった月でのび太たちは、エスパルという不思議な力を持つ一族と出会う。そこに彼らを狙う赤い宇宙船が現れた! 映画脚本を担当した辻村深月が、自ら完全小説化。 大ヒット作!
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3.0株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾!! 『ブラック・ジャック』『恐怖新聞』に続き、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『エコエコアザラク』のノベライズです!! 「エコエコアザラク、エコエコザメラク……」どこからともなく聞こえてくる妖しい呪文と共に黒井ミサが帰って来た!! 70年代のオカルトブームの中でも、「黒魔術」を操る美少女主人公が異彩を放ったホラーコミック『エコエコアザラク』が、自身も作品の大ファンだったと語る岩井志麻子氏により小説として現代に蘇ります!! あるときは災いの象徴として、またあるときは自分に害を為した者への復讐劇として描かれることの多かった黒井ミサとその物語。 悪霊の力を借りて執行される呪術という神秘的なイメージと相まって、昏い魅力に溢れた『エコエコアザラク』のイメージはそのままに、情念を描いた作品で人気を集める岩井氏の筆によって、人々を惑わせる「運命の女」黒井ミサへと昇華され、あたかも幻想文学をも想起させる作品となっています。 黒井ミサの存在に翻弄され、愚かな者たちがさまよい続ける出口のない迷宮へ、あなたも足を踏み入れて見ませんか……? ---------------------------------------- ●第一話 逃げる女 「私はいつでも逃げている女なの」――平凡な街の平凡な家庭に生まれ、なんの才覚にも恵まれず、唯一の取り柄である容姿も十人並みをちょっと上回る程度。高校受験の失敗からお決まりの転落を辿った女・有里が目を背け続けてきた真実とは……。 ●第二話 さまよう夫婦 有名画家の息子と美人女優の娘。親からの才能を受け継げなかった残念な二人が運命のような出会いを果たす。二人の子供時代に共通する謎の女性「黒井さん」「ミサちゃん」の記憶が、互いの結びつきをより強固なものにしていく。そして…。 ●第三話 居すわる母 留利子の高校時代からの恋人・俊博には、二人の母がいる。一人は生みの母、そしてもう一人は、俊博の家庭を壊した「父親の愛人」。父が亡くなったいまでもその女を「義母」と呼び続ける俊博の気持ちがわからず、今日も留利子は行きつけの喫茶店で、ウェイトレスの少女に愚痴をこぼす。 ●第四話 追いかけてくる愛人 裕福な家に生まれ容姿にも恵まれ、周囲にはちやほやされて育った須美香だったが、その過去にはひとつの暗い影があった。失踪とも誘拐ともつかぬままいなくなった母。最後の電話で母の口から語られた「黒井ミサ」の名前が、それからずっと須美香の心を縛りつけている。 ----------------------------------------
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3.5失恋旅行で訪れた京都。そこで滝沢陽翔は本気の殺し合いをはじめた謎の異能集団に遭遇してしまう。彼らは青竜、朱雀、白虎、玄武、そして麒麟という神獣の眷属として人知れず生きる者達だった。ある裏切りによって引き起こされる未曾有の災害から日本を救うため、青年は問答無用で非日常へ巻き込まれていく。現代京都の裏側を縦横無尽に駆け回る、空前絶後の異能力ファンタジー。
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4.21巻1,760円 (税込)本格ミステリの巨匠にして、新人発掘にも多くの実績を持つ綾辻行人が、それぞれのデビュー時からかかわりを持ってきた10人の後輩作家たちと夜な夜な語る、ミステリの魅力と創作の秘密。着想の手段、執筆時のこだわり、影響を受けた本、これまでに書いてきた作品への想い。作家たちが語る創作の魅力に触れれば、きっと、小説がさらに面白くなる。ミステリ専門誌「ジャーロ」に不定期連載された噂の「京都対談」、待望の単行本化!
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-5人の巧者が炙り出す、家族の間の心霊怪異奇譚 家族が次々と病に倒れていく! 夫の実家の墓を見て感じた妻の違和感――(「義実家の墓」西浦和也より) 親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念──家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々! ・義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也) ・祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香) ・異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子) ・家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ) ・伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。 川奈まり子が書き手を初プロデュース!家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結──あなたの家族は大丈夫ですか?
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3.3女子大生のひとみは、留学生のジーンと共に古都の寺院を訪れていた。そこに西洋風の同じ顔を持つ者たちが突如出現し、建造物を破壊し始め、ひとみ達にも襲いかかる。二人の窮地に現れたのはヴォルフという謎の男。ヴォルフは単騎、その集団に戦いを挑むが……。寺院を破壊する謎の集団の目的は? そして〈一桁〉と呼ばれるヴォルフの正体とは!? 人類の存亡を賭けた未曾有のダーク・オペラシリーズ、ここに開幕!
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3.3歴史上の偉人たちの遺伝子から生み出された、究極の“超人”たち。彼らは少年少女の姿に恐るべき力と残虐性を秘め、謎の組織MESSIAHのもと暗躍を続けていた。偶然彼らの秘密を知った女子大生ひとみは、友人のジーンと共に彼らに狙われることに。一方“人類の敵”と呼ばれる男のクローンでありながら、敢然と組織に敵対する青年ヴォルフは、ひとみを守ろうと血みどろの死闘を繰り広げるが……!? 未曾有のダーク・オペラ、第2弾!
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3.8路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月(34歳・無職)。そこで10の願いが叶えられる 「スタープレイヤー」に選ばれ、使途を考えるうち、夕月は自らの暗い欲望や、人の抱える祈りの深さや業を目の当たりにする。 折しも、マキオと名乗るスタープレイヤーの男が訪ねてきて、国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていく。 光と闇、生と死、善と悪、美と醜――無敵の力を手に、比類なき冒険が幕を開ける! 鬼才・恒川光太郎がRPG的興奮と神話世界を融合させ、異世界ファンタジーの地図を塗り替える、未曾有の創世記! ※本作品は 2017年4月4日まで販売しておりました単行本電子版『スタープレイヤー』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
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2.81巻572円 (税込)「正月の二日に女が死ぬと、七人道連れにする」田舎町で囁かれる不吉な噂、古いマンションに漂う見えない子どもの気配、霧深き山で出会った白装束の男たち、どこからともなく聞こえる「ほおみい」という謎の言葉……現実と虚構のあわいに広がる不穏な世界へようこそ。辻村深月、香月日輪、藤野恵美、朱野帰子、伊藤三巳華、小島水青、安曇潤平、松村進吉、朱雀門出、詠坂雄二、10名の人気作家がつむぎだす、豪華怪談競作集。
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3.7会社というワンダーランドに迷い込んだアイドルに襲い掛かる不条理の数々! ……あなたにバカと戦う覚悟はありますか? 握手会で起こった事件のせいで、アイドル活動ができなくなっていた河野ささら。 そこに降って湧いたのが、ある大企業からの社外取締役のオファー。 たまたまテレビを見ていた社長が、ちょっと気の利いた発言をしたささらを気に入って、思いついた起用だった。 その企業、レトロフューチュリア株式会社は、アンプ用の真空管や、テープレコーダーやカセットテープやビデオテープ用の磁気ヘッド、計算尺や手回し計算機の交換部品といった古い規格の製品の隙間産業で儲けていたが、ある大学で、学生が面白半分にレトロフューチュリア社製の真空管を極低温に冷やしたところ、それが量子ゲートとして作用することが発見され、原理はわからないが、とにかくレトロフューチュリア社製の真空管を使えば、今までより桁違いに安く、量子コンピュータが実現できると、この一点において、いっきに世界規模の大企業となった会社。 「目指せ、世界一」や「売上1兆円」というあり得ない目標も、イエスマンだらけの役員会では、社長の一声で決まってしまい、研究所では、データ改ざんは当たり前、逆らった社員には陰湿ないじめが待っている……。 そんな会社で、お飾りにでなく、自分の頭で考えようとするささら。 敏腕美人秘書・菜々美とともに、ダメ会社の危機をささらは救えるのか!? 笑っている場合ではない、本当は怖い企業小説! 解説・澤島優子 ※この電子書籍は2020年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.31872年、新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業。2022年、この国には世界に類をみない鉄道網が広がっています。150年の間、枝葉をのばすように広がってきた鉄道は、線路の数、車両の数、駅の数だけ、そして列車に乗った人の数だけ物語を生み出してきました。個人史と鉄道のさまざまな風景が交差する、“人と鉄道の記憶”についての物語を5人の作家が執筆。「これは、自分の/あの人のことかもしれない」と各々の記憶に思いをはせることができるような、長い歴史のレールの先につづくあたらしい「鉄道小説」をお届けします。
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4.0普段は頭の切れる理系の大学院生なのに、夢の中では不思議の国の間抜けな“蜥蜴のビル”になってしまう青年・井森は、ある日の夢の中で、なぜか砂漠を彷徨っていた。干からびる寸前の彼を救ったのは、案山子とブリキの樵とライオンを連れた、ドロシイと名乗る少女だった。オズの国に住む彼女たちは、不思議の国へ帰る方法を探すビルをひとまずエメラルドの都へと連れていくことにする。だが、オズの国の支配者・オズマの誕生パーティーで盛り上がる宮殿内で殺人事件が発生し、井森が暮らす現実世界でも相似形をなす死亡事故が起きる。狂気の王国で起きる死の連鎖の恐るべき真相とは?/解説=小出和代
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3.31994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集! <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 ※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。
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-1巻1,683円 (税込)日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちが、まとめて読める! 小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「十年に一人の才能」と選考委員から絶賛された沙藤一樹が描く、ごみにあふれた橋で少年の死体と一緒に発見された、一本のテープを巡る物語「D-ブリッジ・テープ」。町会館で見つけた古本を手にしたら……。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」など、計11編を収録。《大賞》では測れない、規格外の怖さ。奇想天外な《短編賞》の世界を味わってみませんか? <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 吉岡暁「サンマイ崩れ」 曽根圭介「鼻」 雀野日名子「トンコ」 田辺青蛙「生き屏風」 朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題) 国広正人「穴らしきものに入る」 *日本ホラー小説大賞《短編賞》受賞作から11編を収録しました。 ※本書は2023年11月刊行の『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1』と『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』を合本したものです。
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3.9気まぐれでミステリアスな〈相棒〉をめぐる、豪華執筆陣による全8篇――新井素子×黒猫の独白、秋吉理香子×野良猫見守り隊、芦沢央×少年名探偵と仔猫、小松エメル×猫になりたがる妹、恒川光太郎×妖怪猫ケシヨウ、菅野雪虫×オッドアイと「死神」、長岡弘樹×高齢者とペットロス、そにしけんじ×探偵ニャンロックホームズ。いつでもどこからでも手軽に猫を愛でることができる、バラエティ豊かなアンソロジー。 ◆収録作と主な登場猫物◆ 新井素子「黒猫ナイトの冒険」(自称「名前は、ない」野良猫) 秋吉理香子「呪い」(白い野良猫のシロなど) 芦沢央「春の作り方」(黒と茶のサビ猫) 小松エメル「一心同体」(黄色い瞳の黒猫) 恒川光太郎「猫どろぼう猫」(水色の瞳のサバ虎) 菅野雪虫「オッドアイ」(虹彩異色症の白猫) 長岡弘樹「四月のジンクス」(シャム猫のハナ) そにしけんじ「猫探偵事務所」(助手のニャトソンくん)
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-とにかく社長が出てきてくれないことにはなあ……おれたち社員はどうなるんだ?北野勇作(『かめくん』で第22回日本SF大賞受賞)のペーソスあふれるショートショート。SF界屈指の翻訳者/書評家・大森望の責任編集でお届けするオリジナル日本SFアンソロジー『NOVA1』(全11編)の分冊版。「社員たち」(解説:大森望)に併せて、「序」(大森望)収録。【作品冒頭】 敵の攻撃によって地中深く沈んでしまった会社を残された同僚たちといっしょに掘りはじめてもう半年近くになるのだが、あてにしていた失業保険がなかなか出ないこともあって、いよいよ貯金が心細くなってきた。そのせいなのかどうなのか帰宅すると、ねえ今日はどうだったの、どんな感じなのよ、などと妻がしつこく尋ねてくる。
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3.41巻764円 (税込)あなたは走っていますか? 人生には、走るシーンがつきものだ。 中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が「走る」をテーマに競作した異色のラン小説アンソロジー。 【収録作品】 中田永一「パン、買ってこい」 柴崎友香「ベランダと道路」 王城夕紀「ホープ・ソング」 佐藤友哉「熊の野戦」 遠藤徹「桜の並木の満開の下」 前野健太「いびきが月に届くまで」 古川日出男「藤村加奈芽のランニング・ストーリー」 岩松了「走る男」 小林エリカ「飛田姉妹の話」 恒川光太郎「リスタート」 服部文祥「小さな帝国」 町田康「ずぶ濡れの邦彦」 桜井鈴茂「誰にだって言いぶんはある」 東山彰良「或る帰省」
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4.5幼少期に亡き祖父が恐れていた化け物“ぼぎわん"と邂逅した田原秀樹。 社会人となり、家庭を持った彼のもとに姿なき訪問者が……。 腕を失う後輩、自宅で起こる怪異、見えない恐怖が迫ったとき、彼がすがりついたのは――。 話題騒然のノンストップ・ホラー、第1巻!
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3.5人気のホラー作家が書き下ろす実録・男女論。 かつて「魔性の女」というと妖艶でつかみどころが無く、どこか不思議な魅力を持つ女達のことを指していた。女性にとって「魔性の女」と呼ばれることは一種のステイタスだった。しかし、今はどうか。妻から夫を奪い取る愛人家業に生きる女や、男を狂わせる女、そして世間を賑わせた2つの男性連続不審死事件で犯人とされる被告らは揃いもそろって容姿端麗とは言い難い。 本書は、結婚というものをフックに女の強かさ、計算高さ、愚かさ、怖さ、男の短絡的でだらしなくて、幼く脳天気さ、ずるさなどを描いていこうという趣旨である。 本書で登場する人物は基本的に仮名ながら、名前を聞けば、誰もが分かるであろう著名人・有名人のエピソードが数多く含まれている。社会的なステイタスを持ち、金銭的に恵まれ、端から見たら非の打ち所がないように見える彼らでさえ、「結婚」というものに縛られ、苦しめられ、苦汁をなめているのである。決して幸福とは言い難い日々を過ごしている人たちがいかに多いのか。 端から見ては不幸にしか見えないが、本人にとってはそれが幸せだという不思議な愛の形もある。結婚とは「ホラーと背中合わせ」なのかもしれない。
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