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ある日、人類は記憶障害に陥り外部装置なしでは記憶を保てなくなった。バラバラにされた心と身体が引き起こす、悲劇と喜劇。様々な生の記憶を宿す「わたし」とは一体何者なのか。壮大な物語が幕を開ける!
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Posted by ブクログ
現時点での読書人生TOP5くらいのワクワクでした。間違いなく星5です。 ベッドをゴロゴロしこの本を手にとった自分やどこかの神に感謝しました。 一人称視点で始まり、認知できる情報から仮説を立てていく描写が非常に上手く読んでて悶えました。 人物が単に行動するのではなく、現在の自分の能力では完璧な理解は...続きを読むおそらくできないと認識した対象について、どう対応するか、理解しようと手こずりながら進んでいく姿がドツボで心踊ります。 テーマにも引き込まれました。緊急事態に人々が連携しようと動く姿、必死に今それぞれでできる事に取り組む人類の様子に胸熱でした。こういう世界がいい。 登場人物たちが、自分のためだけじゃなく世界や日本のために動く、人間として非常に高い好感をもてる人たちで未来への希望を感じました。 後半からは、登場人物の重要な選択がその人物の筋からは外れているように感じたり(成長し変わったということか?) 想像のつく世界の普通っぽい話になってしまい残念でしたが、この本に触れることで脳が空想のために爆走できたので間違いなく星5です。 『殺人鬼にまつわる備忘録』を同時に読み、あちらは結末も結構気に入ったので同作者の本をこれから読み倒す事に決めました。 素敵な出会いに感謝します。
表紙詐欺ではあるけど小林泰三は天才。こんなぶつ切りの話をぐっちゃりくっつけるとは思わないじゃん。集落を善意で乗っ取る正義の女が怖すぎるしイタコになっちゃうのが皮肉。自我とは何なのか。
私の見ている現実は本当に起こっていることなのか??? 頭がおかしくなりそうになった 意識と実体というものは難しい
宇宙規模の壮大なスケールに感動しました。 ある日突然、全人類の記憶が10分程度しか持たなくなる危機が訪れます。 半導体チップを身体に埋め込み、記憶を記録する人類へと進化していきます。 身体と記憶が完全に分離した時「魂」は存在するのか。 死後再生が可能な世界では、様々な葛藤が生まれます。 「あなたはあ...続きを読むなたの心のままに生きればいいのですよ」と第一動者は言いました。 人生が現実だと思って疑わないが、実はそうしたいと自分の心の中で願っているだけなのかもしれません。
ミステリというよりかはSF。 人類の長期記憶がメモリに頼るようになったら…という設定の物語。その世界できっと行われるであろう犯罪の数々。 もし死んでも、生まれ変わった時に今の記憶があればいいのにな、とか、子供になってやり直したいとか、そういう願望がなくはないのだけどね。 肉体と記憶が別々になった...続きを読むら「自分」はどちらが主体なのか、「死」はどういう定義になるのか。いろいろ考えさせられる話でした。
前回読んだ「未来からの脱出」でも感じたけれど、しっかりと読んでいないと頭がこんがらがりそうになる。面白い。 長期記憶が持てなくなった人類。それによる弊害。実際にそうなっても人間はどうにかして順応してやっていけるんだろうなと思った。思えた。
表紙の可愛さに釣られて何も知らず買った人が可哀想(褒め)「アリス殺し」の時も思ったけど台詞のみの文が続いてもキャラが立ってるので誰の台詞なのかちゃんと分かる特に原発のシーン!好き。終盤かなりブラックなSFだけど読みやすくて一気読みでした〜
ある日突然全人類が10分程度しか記憶を保持できなくなる、というSFです。よくもこんなシチュエーションを思いつく。 出会いがしらの人格の入れ替わりは使い古されたテーマですが、それをここまでSF的なロジックに落とし込んだ作品を私は見たことがありません。作中では言及されていませんが、外部メモリを悪用すると...続きを読む不死が実現しますね。
これは人間の魂と記憶の物語だ。魂は肉体に宿るのか、それとも記憶の中に存在するのか…人々から長期記憶が失われた世界で、様々な事例となる物語が紡がれ、問いと答えが重ねられていく。 魂と記憶なんて全然別モノだろうと思って読んでいたのに、なんだかどんどんアヤフヤになっていく感じが怖いね。自分として生きている...続きを読む自覚が持てないことは辛い。自分の中に他人を積み重ねるより、ちっぽけでも唯一無二の自己でしょ、やっぱり。
人格とは、魂とは、記憶とは、何だろう? 人類が記憶する能力を失った混乱を描く第一部と、外部記憶する事で生きていくようになった人類の悲哀を描く第二部からなる。
#エモい #深い #ダーク
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失われた過去と未来の犯罪
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小林泰三
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