失われた過去と未来の犯罪

失われた過去と未来の犯罪

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

ある日、人類は記憶障害に陥り外部装置なしでは記憶を保てなくなった。バラバラにされた心と身体が引き起こす、悲劇と喜劇。様々な生の記憶を宿す「わたし」とは一体何者なのか。壮大な物語が幕を開ける!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    失われた過去と未来の犯罪
  • タイトルID
    :
    644713
  • 電子版発売日
    :
    2019年08月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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失われた過去と未来の犯罪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現時点での読書人生TOP5くらいのワクワクでした。間違いなく星5です。 ベッドをゴロゴロしこの本を手にとった自分やどこかの神に感謝しました。

    一人称視点で始まり、認知できる情報から仮説を立てていく描写が非常に上手く読んでて悶えました。
    人物が単に行動するのではなく、現在の自分の能力では完璧な理解はおそらくできないと認識した対象について、どう対応するか、理解しようと手こずりながら進んでいく姿がドツボで心踊ります。

    テーマにも引き込まれました。緊急事態に人々が連携しようと動く姿、必死に今それぞれでできる事に取り組む人類の様子に胸熱でした。こういう世界がいい。
    登場人物たちが、自分のためだけじゃなく世界や日本のために動く、人間として非常に高い好感をもてる人たちで未来への希望を感じました。

    後半からは、登場人物の重要な選択がその人物の筋からは外れているように感じたり(成長し変わったということか?)
    想像のつく世界の普通っぽい話になってしまい残念でしたが、この本に触れることで脳が空想のために爆走できたので間違いなく星5です。

    『殺人鬼にまつわる備忘録』を同時に読み、あちらは結末も結構気に入ったので同作者の本をこれから読み倒す事に決めました。

    素敵な出会いに感謝します。

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    表紙詐欺ではあるけど小林泰三は天才。こんなぶつ切りの話をぐっちゃりくっつけるとは思わないじゃん。集落を善意で乗っ取る正義の女が怖すぎるしイタコになっちゃうのが皮肉。自我とは何なのか。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    私の見ている現実は本当に起こっていることなのか???
    頭がおかしくなりそうになった
    意識と実体というものは難しい

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    宇宙規模の壮大なスケールに感動しました。
    ある日突然、全人類の記憶が10分程度しか持たなくなる危機が訪れます。
    半導体チップを身体に埋め込み、記憶を記録する人類へと進化していきます。
    身体と記憶が完全に分離した時「魂」は存在するのか。
    死後再生が可能な世界では、様々な葛藤が生まれます。
    「あなたはあなたの心のままに生きればいいのですよ」と第一動者は言いました。
    人生が現実だと思って疑わないが、実はそうしたいと自分の心の中で願っているだけなのかもしれません。

    0
    2020年07月28日

    Posted by ブクログ

    ミステリというよりかはSF。
    人類の長期記憶がメモリに頼るようになったら…という設定の物語。その世界できっと行われるであろう犯罪の数々。

    もし死んでも、生まれ変わった時に今の記憶があればいいのにな、とか、子供になってやり直したいとか、そういう願望がなくはないのだけどね。

    肉体と記憶が別々になったら「自分」はどちらが主体なのか、「死」はどういう定義になるのか。いろいろ考えさせられる話でした。

    0
    2019年09月10日

    Posted by ブクログ

    短期記憶しか保持できなくなった世界のお話。
    前に読んだ、天体の回転についての短編集の中の1話と同じ世界のお話?
    記憶がメモリとして残せるようになったのなら、生と死の境目はどうなるのか、そもそも死ぬとはどういう状態を表すのか。過去二一度は考えたことがそのまま小説にされた感じで、すごく面白かった。
    死者の口寄せをするイタコだったり、同一人物が同時に存在する状況だったり、内容はすごく面白かったのだけれど、結末の意味は少しよくわからなかった。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    前回読んだ「未来からの脱出」でも感じたけれど、しっかりと読んでいないと頭がこんがらがりそうになる。面白い。

    長期記憶が持てなくなった人類。それによる弊害。実際にそうなっても人間はどうにかして順応してやっていけるんだろうなと思った。思えた。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    表紙の可愛さに釣られて何も知らず買った人が可哀想(褒め)「アリス殺し」の時も思ったけど台詞のみの文が続いてもキャラが立ってるので誰の台詞なのかちゃんと分かる特に原発のシーン!好き。終盤かなりブラックなSFだけど読みやすくて一気読みでした〜

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    ある日突然全人類が10分程度しか記憶を保持できなくなる、というSFです。よくもこんなシチュエーションを思いつく。
    出会いがしらの人格の入れ替わりは使い古されたテーマですが、それをここまでSF的なロジックに落とし込んだ作品を私は見たことがありません。作中では言及されていませんが、外部メモリを悪用すると不死が実現しますね。

    0
    2022年09月13日

    Posted by ブクログ

    これは人間の魂と記憶の物語だ。魂は肉体に宿るのか、それとも記憶の中に存在するのか…人々から長期記憶が失われた世界で、様々な事例となる物語が紡がれ、問いと答えが重ねられていく。
    魂と記憶なんて全然別モノだろうと思って読んでいたのに、なんだかどんどんアヤフヤになっていく感じが怖いね。自分として生きている自覚が持てないことは辛い。自分の中に他人を積み重ねるより、ちっぽけでも唯一無二の自己でしょ、やっぱり。

    0
    2021年05月06日

失われた過去と未来の犯罪 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    失われた過去と未来の犯罪
  • タイトルID
    :
    644713
  • 電子版発売日
    :
    2019年08月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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