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街いちばんの名探偵の元には、奇妙な依頼人ばかりがやって来る。熱狂的ファンの中年男に、執拗に真似をされる恐怖を語る人気アイドル。(「アイドルストーカー」) 何者かに太る薬を盛られていると訴えるダイエットマニアの女。(「ダイエット」) 事務所から一歩も出ないものぐさな探偵の推理とは? 全編に仕掛けられた巧妙な罠と黒い笑い。奇才が放つ連作ミステリー。
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Posted by ブクログ
短編集なのでさらっと読めた!小林泰三さんならではのロジカルな真実?トリック?がやはり癖になります。そういう不思議なミステリーが個人的に好きです。節々で違和感は感じてたんだけど、今思えばそこも伏線だったんだなあ
簡単に読める。感想としては多少正直オチが弱いと思う話もあったり、「あぁ。」の一言しか心に残らなかった話もあった。しかし私の心を射止めた話としてダイエットの話がある。あれは読んだ後にニヤニヤしてしまった。アイドルのストーカーの話は読んでいて、とある映画を連想した。 いずれにせよ楽しめたので満足でした。
事務所から一歩も出ずに事件を解決する探偵 連作短編集 読者をミスリードして最後にひっくり返すストーリーで、冒頭の前フリが事件のミスリードとリンクしていくパターンが一貫している。 最終話だけは、それまで解決してきた事件自体が謎になり連作短編集として纏められています。
部屋から一歩も出ない探偵と助手らしき人。各章掴みどころのない不思議な設定で、全体を通じて不思議な世界観だった。最終章ではじわじわと相手を追い詰めつつも真相は読者の想像に任されて非常にもどかしかった。
少し前に因業探偵の話を読んだけど、同じ短編集でもそれより楽しく読めた。 ちょっとだけ、有栖川有栖氏の探偵・濱地健三郎を思い出した。 探偵先生が味のあるキャラクターで魅力的。面白い(変わった)依頼に興味津々、依頼者の話に笑いを堪えられずに誤魔化すあたり、愛らしい。 ピザの話が衝撃的で笑ってしまう!...続きを読む 食材を持ち込むと何でも料理してくれる店も恐い想像をしてしまいドキドキするし。 最後の1話のタイトルはモリアーティ。 これは、みんなの怪盗ルパンというオマージュ作品で著者が触れていた仮説と同じもの。 そして、最後の最後まで探偵はキャラを崩さなかったのが素敵。
安楽探偵なので探偵は事務所から一歩も出ません。というか依頼人の回想を除けば、物語はすべて探偵事務所の中で進行します。 お話はだいぶブラックユーモアが効いています。叙述トリックも少し入ってます。読み手を選ぶかもしれませんが、楽しめる1冊でした。
連作短編。論理的というか屁理屈の応酬というか、噛み合わずにイライラする会話がテンポよく進むのが楽しい。二話目はさすがに無理があるけど、三話目は上手い!
小林泰三を読むと「くそ〜〜」という気の抜けた声が出てしまう僕だが、本作も非常にこの作者らしいミステリ。今回の見所は、ミステリファン向けの逆転の一撃(読めばわかる)、小林泰三らしい極端に論理的な屁理屈のような噛み合わない会話、悪魔の証明やオッカムの剃刀を取り入れた展開、鋭く尖ったブラックユーモア、そし...続きを読むて安楽椅子探偵へのアンチテーゼ。とにかく会話が面白くてにやけてしまう、それでいて展開はミステリファンを獲物にした技巧的なもので、連作短編ならではの結末もなかなか収まりがいい。捻くれたミステリファンに捧げたい。
おお、これは良いな。 今までグロテスクで安直な落ちばっかりだったのに、今回はミスリードさせようと捻ってる印象。
面白いけど、読後は、いまいちスッキリする感じがなくて、奥歯にものが挟まっ手とらないような気持ちになる。どうしてか?はよくわからない。なんもなく謎や背景が解明されないあいまいさが自分には合わなかったかなと思う。
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