雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに

726円 (税込)

3pt

現世から隠れて存在する異世界・穏(おん)で暮らすみなしごの少年・賢也。穏には、春夏秋冬のほかにもうひとつ、雷季と呼ばれる季節があった――。著者入魂の傑作長編ホラー・ファンタジー!

...続きを読む

雷の季節の終わりに のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月25日

    現世から隔離された地「穏」。
    そこでは春夏秋冬の他に、雷季と呼ばれる神の季節があった。

    恒川さん作品を読むのはこれで6作目ですが、1、2を争うほど好き。
    どこか懐かしく切なく残酷な物語に一瞬で引き込まれる。
    恒川さんの長編作品好きだなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月03日

    現実とは少しズレた場所に存在する異国、穏。そこで冬季と春季の間にごく短い間にだけ、雷季と呼ばれる雷が鳴り狂う季節がある。ある年の雷季に姉が失踪してしまった少年は、不思議な存在「風わいわい」と出会い、自身のルーツに纏わる騒動に巻き込まれる…。

    ↑の少年や、その友人、現実世界の少女など何人かの視点に切...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月23日

    ずっと読まずに
    積読しておりましたが
    やっぱり好きです
    恒川光太郎さん
    読み始めると
    胸をがっしり掴まれて
    ラストまで”読み切る”と言うよりも
    ”駆け抜ける”と言う言葉がバッチリ合います

    人間界からは見えない
    ”穏”と言う小さな村に存在する
    ”雷の季節”から始まるお話し
    懐かしさを感じる情景と
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月05日

    和風ダークファンタジーな世界観、中盤以降どんどん引き込まれいく。世界観にどっぷりハマり、一気読み。面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月18日

    前作『夜市』の流れを汲むホラーとファンタジーの融合に加えて、冒険小説の要素も取り入れられ、そこに新たな可能性が見受けられます。

    風霊鳥、闇番、鬼衆などのネーミングセンスも秀逸で、冬と春の間にある短い季節「雷季」の設定も含めて、想像力を掻き立てられる独自の世界観には心惹かれるものがありました。

    ...続きを読む

    0
    購入済み

    ホラーファンタジーにやや残虐さ

    2023年05月02日

    同じ作者の「夜市」や「夜行の冬」で際立っているリリカルで繊細な雰囲気がこの作品全体にも漂っている。ただ他の作品と比べるとむき出しの暴力や殺人が描かれていて、私として今ひとつしっくりこない。やはりこの作者は、長編よりは中.短編で余韻を持って話をまとめたほうが落ち着きが良いのではないかと感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月07日

    前回は「夜市」を読み、もうひとつ読んでみようかと思いこれを手に取った。そして面白かった。

    何がどうと説明は出来ないけど、出だしのプロローグがとてもいい。すぐに引き込まれていった。

    もう少ししたら、他の作品も読まずにいられない。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月01日

    序盤は世界観に引き込まれながらも、これどう展開していくんだろうと言う感じが結構続いた。
    終盤のハラハラ感ある急展開、並行して進んでいた別々の視点からの話が繋がる感じが面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月04日

    ホラーが苦手なので、「角川ホラー文庫」に怯えていたが、所謂ホラーな展開は全くなく、
    むしろグングン引き込まれてすぐに読破してしまった。

    先日、同じ著者の「スタープレイヤー」を読んだが、恒川光太郎氏は異世界を書くのが本当に上手なんだなと感じた。

    特に、本作の舞台である穏は、本当に実在するのではと思...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    おもしろくて一気に読めたが、夜市と比べるとイマイチかなぁ。
    結局、だからどうなのかな?なんておもえちゃう

    0

雷の季節の終わりに の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ホラー文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

恒川光太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す